「stera pack(ステラパック)にPOSレジ機能って、結局あるの」
「公式サイトを見ても、レジ付きのプランが見つからない」
ここで手が止まっている店主さんは、けっこう多いです。
ステラパックでもPOSレジは使えますし、いちばん安い組み合わせなら増える固定費は月1,320円だけです。
公式のよくあるご質問には、ステラパックの端末をPOSレジとして使う方法と、いま店にあるPOSレジとつなぐ方法の両方が書かれています。
どちらも提供元が正式に用意している道なので、裏ワザのたぐいではありません。
やり方は大きく分けて2つです。
- 端末にPOSレジアプリを入れて、商品登録からお会計まで1台で終わらせる
- いま使っているPOSレジとつないで、会計金額を端末へ自動で飛ばす
- レジをこれから用意する店、カウンターを広く使いたい店
→ ①端末にアプリを入れる - すでにiPadのレジや据置きのレジがある店
→ ②いまのレジとつなぐ
iPadとスマレジをすでに使っている店なら、初年度に増える固定費は月1,320円、1日にすると約44円です。
ステラパックそのものは初期費用も端末代も0円で、サービス利用料も初年度は0円で始められます。
- ステラパックでPOSレジを使う2つの方法
- 方法ごとに毎月いくら増えるのかの実額
- スマレジ連携に必要なものと申請の手順
- Airレジを使っている店が取れる道
- 「stera pack POS」を探していた人の行き先
stera pack(ステラパック)でPOSレジを使う2つの方法と毎月かかる費用

端末にPOSレジアプリを入れて1台で完結させる方法
ステラパックの端末は、スマホと同じようにあとからアプリを追加できます。
アプリは「stera market」という専用のアプリストアから入れます。
ここでPOSレジアプリを入れると、商品登録からお会計、キャッシュレス決済までが端末1台の中で終わります。
タブレットもレシートプリンターも別に買わなくていいので、カウンターの上がすっきりしたままです。
レシートプリンターは端末に内蔵されていて、ロール紙も追加料金なしで届きます。
stera marketで選べるPOSレジアプリには、こんなものがあります。
| アプリ名 | 向いている店 | 料金と無料お試し |
|---|---|---|
| assetforce for stera | 小売店、調剤薬局 | 60日間の無料トライアルあり。 料金は販売元へ |
| コアレジ | 業種を選ばず使える | 法人ごとに2,000円 +端末ごとに1,620円 2週間無料 |
| POS+ retail | 小売店 | 販売元への見積もりで決まる |
| POS+ food | 飲食店 | 販売元への見積もりで決まる |
| Emusen easy 「スキャンレジ」 | バーコードで商品を読む店 | 販売元への見積もりで決まる |
| リアレジ | 小売店、飲食店 | 販売元への見積もりで決まる |
アプリによっては、在庫管理や棚卸、入出庫の記録まで同じ画面でまかなえます。
スマホのカメラでバーコードを読み取って棚卸をする使い方に対応したアプリもあるので、閉店後の作業がぐっと軽くなります。
stera marketそのものへのユーザー登録は無料です。
登録のときにVisaかMastercardのクレジットカードを入れておく必要はありますが、有料アプリを使い始めるまで料金は発生しません。
つまり、先に登録だけすませておいて、アプリはあとからゆっくり選ぶこともできます。
いま使っているレジとつないで会計金額を飛ばすPOS連動の方法
レジと決済端末がつながっていないと、レジで打った金額を端末にもう一度打ち直すことになります。
1日100回のお会計なら、同じ数字を100回打ち直す計算です。
ランチのピークで1桁多く打ってしまうと、その日のレジ締めで金額が合わなくなり、原因さがしに30分持っていかれます。
これがなくなるのが、レジ連携のいちばん大きい効果です。
連携しておくと、レジで確定した金額がそのまま端末に飛び、お客さまはカードを差すかスマホをかざすだけで終わります。
決済が終わればレジ側の売上も同時に確定するので、現金とキャッシュレスの照合もラクになります。
この方法なら、いま入れているPOSレジを入れ替える必要はありません。
ステラパックの端末はPOSシステムとの連携実績があり、レジ連携は個別の契約というかたちで用意されています。
決済が終わるとカードの利用控えは端末のプリンターから出るので、レジ側のレシートと合わせて2枚をお客さまに渡す流れになります。
返品や取消のときは、レジ側の操作と端末側の操作が別々に用意されている点だけ、最初に手順を決めておくと安心です。
「stera pack POS」を探していた人がいま選べるプラン
いまステラパックで選べるのは、スモールビジネスプランとスタンダードプランの2つです。
| 項目 | スモールビジネスプラン | スタンダードプラン |
|---|---|---|
| サービス利用料 | 1年間0円 2年目以降は月3,300円(税込) | 1年間0円 2年目以降は月3,300円(税込) |
| Visa・Mastercard | 1.98% | 2.70% |
| JCB アメリカンエキスプレス ダイナースクラブ ディスカバー | 2.48% | 3.24% |
| そのほかの決済 | 3.24% | 3.24% |
| 初期費用・端末代 | 0円 | 0円 |
スモールビジネスプランは中小企業者向けのプランで、対象外になる業種もあるため、申し込みボタンを押したあとに出てくる条件を先に読んでおくと確実です。
2年目以降のサービス利用料は、直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上なら永年無料になります。
以前はレジ機能が組み込まれたプランも用意されていましたが、いまは新規で申し込む先が上の2つにまとまっています。
そのぶん、レジ機能はstera marketのアプリか、外部のPOSレジとの連携で足す形になりました。
申し込みのときにひとつだけ効くコツがあります。
つなぎたいPOSレジがもう決まっているなら、相談の最初に「◯◯との決済連動を検討している」とサービス名まで伝えておくと、あとから設定をやり直す手間が消えます。
申し込みのときに手元にあると早いものも決まっています。
ホームページのURL、もしくは店舗の外観と内観の写真です。
あわせて、サービス利用料の支払いに使うクレジットカードも必要になります。
個人事業主として契約する場合は、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が1点いります。
口座番号や支店コードも先に書き出しておくと、入力の途中で止まらずにすみます。
審査は申し込みが終わってから2週間ほどから2か月ほどが目安で、コード決済は事業者側の審査が長引いて3か月以上かかることもあります。
開店日やレジの入れ替え日が決まっているなら、そこから逆算して早めに動くと安心です。
レジ周りでそろえるものと現金のお会計
POSレジの話でいちばん抜けやすいのが、現金のお会計まわりです。
ステラパックの端末にはレシートプリンターが内蔵されているので、プリンターを買い足す必要はありません。
オートカッター付きなので、会計のたびにレシートを手でちぎる作業も出てきません。
ロール紙は無料で追加注文できるため、消耗品の心配もいりません。
いっぽう、現金を扱う店でお札や小銭を入れておく引き出しは、別に用意する形になります。
商品のバーコードを読ませたい場合のバーコードリーダーも同じで、必要な店だけ足せばよい周辺機器です。
逆にいうと、キャッシュレスだけで回している店なら、追加で買うものはほぼありません。
端末そのものは、お客さま側に4インチ、店側に7インチの画面が付いた2画面のつくりです。
暗証番号を入れてもらうときに機械の向きを変えなくてよく、スタッフがお客さまに背を向ける必要もありません。
自動音声の案内も流れるので、レジに立って日が浅いスタッフでも会計を任せやすくなります。
電子サインにも対応していて、紙の伝票を保管する手間が減ります。
設置に必要なのは光回線で、通信の安定とセキュリティの面から固定回線が推奨されています。
2つの方法で毎月いくらになるかの実額シミュレーション

いちばん気になるのは、結局いくら増えるのかという話だと思います。
ステラパック側とレジ側の費用をぜんぶ足すと、こうなります。
| 組み合わせ | 初年度の 月額合計(税込) | 2年目以降の月額合計 (税込) |
|---|---|---|
| ステラパック +stera marketのPOSレジアプリ | 0円 +アプリの利用料 | 3,300円 +アプリの利用料 |
| ステラパック +スマレジ スタンダード | 1,320円 | 4,620円 |
| ステラパック +スマレジ プレミアム | 6,820円 | 10,120円 |
| ステラパック +スマレジ プレミアムプラス | 10,120円 | 13,420円 |
いちばん軽いのは、スマレジのスタンダードプランと組む形です。
スマレジのスタンダードプランは1店舗なら月0円なので、増えるのは決済端末をつなぐためのオプション1,320円だけになります。
1日あたりにならすと約44円で、缶コーヒー1本より安い計算です。
2年目からステラパックのサービス利用料3,300円が乗って月4,620円になりますが、直近1年の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上ならこの3,300円は永年無料なので、1,320円のままという店もあります。
いっぽうアプリを入れる方法は、iPadを買わずにすむぶん初期の持ち出しが小さくなります。
アプリの利用料はサービスごとに違うので、無料お試しのあるアプリから触ってみて、合いそうなら続けるという進め方が無駄がありません。
手数料率はプランで変わり、スモールビジネスプランには対象になる条件があります。
手数料率とスモールビジネスプランの適用条件を公式サイトでチェック
ステラパックのPOS連携に対応しているレジと自分の店に合う選び方

スマレジ連携に必要なものと申請から設定までの手順
スマレジは、ステラパックの端末とつなぐ手順が公式に用意されている組み合わせです。
対象になるのはスタンダード、プレミアム、プレミアムプラス、フードビジネス、リテールビジネスの各プランです。
用意するものはこの6つです。
| 必要なもの | 中身 |
|---|---|
| レジ端末 | iPad (iPad mini・iPad Pro・iPad Airを含む) |
| OS | iPadOS 15・16・17・18のいずれか |
| ネットワーク | 端末とiPadを同じルーターにつなぐ。 有線LANでも無線LANでも可 |
| スマレジの契約 | スタンダード/プレミアム プレミアムプラス/フードビジネス リテールビジネス |
| スマレジのオプション | CAT/CCT端末(決済端末)連携利用を台数分申請。 1台につき月1,320円(税込) |
| 相談先 | 三井住友カードの加盟店受付デスク |
スマレジ側の月額はプランで変わります。
| スマレジのプラン | 1店舗あたりの月額(税込) |
|---|---|
| スタンダード | 0円 |
| プレミアム | 5,500円 |
| プレミアムプラス | 8,800円 |
| フードビジネス | 12,100円 |
| リテールビジネス | 15,400円 |
設定は5つのステップで終わります。

①三井住友カードの加盟店受付デスクに相談する
このとき「スマレジとの決済連動を検討している」と必ず伝えます。
②スマレジのマイページで台数を申請する
マイページのサービス画面から契約内容を変更し、CAT/CCT端末(決済端末)連携利用に使う台数を入れます。
③端末を店のネットワークにつなぐ
スマレジを入れたiPadと同じルーターの下に置くのがポイントで、お客さま用と業務用でWi-Fiを分けている店はつなぎ先をそろえます。
④スマレジの管理画面で決済端末を登録する
レジ設定のCAT/CCT端末一覧から新規登録し、そのあと店舗一覧でレジ端末と紐づけます。
⑤スマレジ・アプリで同期して決済種別にチェックを入れる
同期のあとクレジットカード設定を開いて端末をオンにし、使う決済の種類にチェックを入れれば準備完了です。
Airレジを使っている店が取れる2つの道
Airレジの支払い方法設定に並ぶ「Airレジ連携の決済サービス」は、AirペイとAirペイ タッチです。
つまり、会計金額がそのまま飛んでいく形の連動は、Airレジとステラパックの組み合わせでは用意されていません。
ただ、ここであきらめる必要はまったくなくて、取れる道は2つあります。
- Airレジはそのまま使い、支払い方法を自分で追加して売上を残す
- 金額の自動連動まで欲しいなら、レジ側をスマレジなど連携実績のあるレジに寄せる
1つ目は、思ったより実用的です。
Airレジには、連携していない支払い方法を自分で足せる仕組みがあります。
支払い方法名に「クレジットカード決済」などと入れ、種別を売掛(クレジットカード・電子マネー等)にして保存するだけです。
この形で会計すると売上データとしてきちんと計上され、支払い方法ごとの売上も確認できます。
会計明細のCSVでも内訳を出せるので、月末の集計で困ることはありません。
金額の打ち直しは残りますが、「売上がどこにも残らない」という心配だけは消せます。
会計の回数が1日数十回までの店なら、この形で十分回っているところも多いです。
設定するときは、支払い方法名を「クレジットカード」「電子マネー」「QRコード決済」くらいの大きなくくりにしておくのがコツです。
ブランドごとに細かく分けると項目が増えすぎて、レジ画面が押しにくくなります。
対応レジかどうかを確実に見きわめる手順
公式のよくあるご質問には、ステラパックの端末と連携実績のあるPOSシステムがまとめられています。
ここに名前が載っていれば、まず問題なく話が進みます。
大事なのは、載っていないレジでも連携できる場合があるという点です。
反対に、載っているサービスでもシリーズや型番によって対応が分かれることがあります。
だから、いちばん確実なのは自分のレジのメーカーに直接聞くことです。
そのとき伝える型番は「stera terminal standard/JT-C60」です。
この1行を伝えるだけで、担当者はすぐ調べられます。
あわせて三井住友カード側の相談フォームでも、業種と店舗数を書き添えて連携の相談ができます。
【運営者確認スロット】
・確認したいこと:公式よくあるご質問の「連携実績のあるPOSシステム」ロゴ一覧に掲載されているサービス名(画像のためテキストで取得できず)
・確認先:三井住友カード 加盟店受付デスク(東京・大阪の代表番号)
・聞き方の例:「stera terminal standardと連携実績のあるPOSシステムとして、いま案内できるサービス名を教えてください」
・確認できたらこの位置に「加盟店受付デスクに確認したところ、〜でした」の形で一覧表を記載
・未確認のまま公開する場合の差し替え文:「連携実績のあるPOSシステムの一覧は、公式のよくあるご質問で確認できます」
商品点数とカウンターの広さで決める自分の店に合うやり方
2つの方法のどちらを選ぶかは、店の条件でだいたい決まります。
| 店の条件 | 向いているやり方 | 理由 |
|---|---|---|
| 商品点数が少ない カウンターが狭い | 端末にアプリを入れる | 端末1台で完結し、レジ周りが空く |
| 商品点数が多い メニューの組み合わせが複雑 | いまのレジと連携 | 大きい画面のほうが探しやすい |
| すでにPOSレジを使っている | いまのレジと連携 | 入れ替えずにそのまま活かせる |
| レジもこれから用意する | 端末にアプリを入れる | iPad代とプリンター代がかからない |
| 複数店舗の売上を1か所で見たい | いまのレジと連携 | レジ側の複数店舗管理を使える |
| 在庫管理や棚卸まで一元化したい | どちらでも可 | アプリ側にもレジ側にも機能がある |
迷ったときは、いまレジがあるかどうかで切るのがいちばん早いです。
あるなら連携、ないならアプリ、それで大きく外すことはありません。
よくある質問
登録できる商品の数に上限はありますか
上限はアプリごとに決められています。
扱う商品点数を伝えたうえで、使いたいアプリの販売元に聞くのがいちばん確実です。
stera marketのアプリ一覧には販売元の連絡先も載っているので、契約前に聞いておけます。
端末を持ち出してイベントで使えますか
端末は常時電源につないで使う設計なので、電源のない場所では動きません。
屋外の催事や移動販売がある店は、店舗のカウンター用と割り切って組むと運用が安定します。
3年たたずにやめると違約金はかかりますか
契約期間は3年ですが、解約を申し出てから45日以内に端末を正常な状態で返せば違約金は発生しません。
返却できなかったときは所定の違約金がかかるので、案内が届いたら早めに送り返すのがおすすめです。
Google Playにあるアプリは入れられますか
端末へのアプリ配信はstera market経由のみで、Google Playからは入れられません。
そのかわり、自社で作った業務用のAndroidアプリはstera marketを通して各店舗へ配信できます。
まとめ:ステラパックのPOSはレジアプリの追加か外部レジ連携で使える
ステラパックでもPOSレジは使えて、いちばん安い組み合わせなら増える固定費は月1,320円だけです。
- 端末にPOSレジアプリを入れれば、商品登録からお会計まで1台で終わる
- いまのPOSレジとつなげば、レジを入れ替えずに金額の打ち直しが消える
- スマレジ連携は手順が公式にあり、追加は1台につき月1,320円(税込)
- Airレジは支払い方法を自分で足せば、売上を種類ごとに残せる
- ステラパックは初期費用も端末代も0円で、サービス利用料も初年度0円
合わなかったときも、解約を申し出てから45日以内に端末を返せば違約金はかかりません。
レシートのロール紙は無料で届き、故意や過失でない故障なら修理も交換も0円です。
ひっかかるとすれば費用よりも時間で、審査に2週間から2か月ほどかかります。
レジをいつから新しくしたいかが見えているなら、先に申し込みだけ進めておくと、アプリ選びやレジの設定をゆっくり詰められます。
