スマレジとスクエアの連携を考えはじめると、だいたい同じところで手が止まります。
「連携って有料なの? 月いくらかかるんだろう」
「PayPayも受けられるって本当?」
「上に説明するのに、言い切れる数字がほしい」
調べてわかったのは、月々の固定費がひとつしか増えないということでした。
スマレジとスクエアの連携でかかる月額は、スマレジ側のmPOS連携レジ端末1台につき1,320円(税込)だけです。
スクエア側は月額0円、振込手数料も0円なので、固定費はこの1,320円で打ち止めになります。
そのうえでPayPayを含むQRコード決済7種まで、スマレジのレジ画面から受けられます。
受けられる決済は、大きく3つです。
- クレジットカード
Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover・銀聯 - QRコード決済7種
PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ・WeChat Pay・Alipay+ - 電子マネー
交通系ICカード9種・iD・QUICPayとタッチ決済
お金の出どころが2社に分かれるので、まずは切り分けておくと迷いません。
| かかるお金 | スマレジ側 | スクエア側 |
|---|---|---|
| 月額の固定費 | 1,320円 (mPOS連携レジ端末1台) | 0円 |
| 決済手数料 | 0円 | 対面2.5%〜 (条件あり) |
| 決済端末の代金 | 不要 | 4,980円 (Square リーダー) |
| 振込手数料 | — | 0円 |
スマレジはアカウントを作ってから30日間、すべての機能と電話サポートが無料で使えます。
連携の動作テストまでこの期間に終わらせておくと、開店してから慌てずにすみます。
プランごとの月額と対応業種は、公式の資料に1冊ぶんまとまっています。
- 連携の月額1,320円の中身と、月商別に見た実際の支払額
- この1,320円がかからない契約の条件
- 連携できる決済端末と、スクエアターミナルが対象外になる理由
- 管理画面での申し込み手順と、つながらないときに見直す5か所
- スクエア連携とPAYGATEの、入金の早さと手数料の差
スマレジとスクエアの連携で受けられる決済と毎月かかるお金の全体像

スマレジとスクエアの連携で受けられる決済とPayPayの扱い
スマレジとスクエアをつなぐと、カード・電子マネー・QRコードの3系統をレジ1台でまとめて受けられます。
仕組みは、2つのアプリが順番にバトンを渡す形です。
お会計でスマレジの「カード支払」を押すと、Square POSレジアプリが自動で立ち上がります。
決済が終わったら、そのままスマレジのレジ画面に戻ってきます。
スタッフが触るのは1台のiPadかiPhoneだけなので、レジ横に別の端末を置く必要もありません。
受けられる決済と手数料は、次のとおりです。
| 決済の種類 | 使えるブランド | 決済手数料 |
|---|---|---|
| クレジットカード | Visa・Mastercard・JCB American Express・Diners Club Discover・銀聯 | 2.5%〜 (条件あり) |
| QRコード決済 | PayPay・d払い・楽天ペイ au PAY・メルペイ WeChat Pay・Alipay+ | 3.25% |
| 電子マネー | Suica・PASMO・Kitaca TOICA・manaca・ICOCA SUGOCA・nimoca・はやかけん iD・QUICPay | 3.25% |
クレジットカードの2.5%が使えるのは、年間のキャッシュレス決済額が3,000万円未満で、主要カードブランドを対面で受ける場合です。
それ以外は3.25%〜、または個別のカスタム手数料になります。
ここでいちばん気になるのが、PayPayを本当に受けられるのかという点です。
Squareの公式ヘルプは、外部のPOSレジと組み合わせたときのQRコード決済で、スマレジなら受けられる一方でAirレジでは受けられないと、レジ名を挙げて説明しています。
つまりPayPayを受けたいなら、スマレジとの組み合わせは数少ない選べる道のひとつということです。
会計時は、レジの画面にQRコードが出て、お客さまがPayPayアプリで読み取る流れになります。
金額は取引ごとに自動で入るので、お客さまに打ち込んでもらう手間はありません。
受ける決済の種類は、スマレジ・アプリの「クレジットカード設定」の中でひとつずつ切り替えられます。
ただし「挿入またはタッチ」だけは常にONで、切り替えられない項目になっています。

連携でかかるお金はmPOS連携レジ端末の月額1,320円と決済手数料だけ
スマレジとスクエアをつなぐと
スマレジ側にmPOS連携レジ端末という項目が1台あたり月額1,320円(税込)で増えます。
これは、スマレジが外部の決済端末とつながるための契約です。
対象になるのは楽天ペイ・おてがるペイ・STORES・Square・Payment Meisterの5つで、スクエアもここに入っています。
連携するレジの台数ぶんだけ契約するので、レジ1台の個人店なら1,320円で足ります。
お金の全体像を並べると、こうなります。
| 費用の名前 | 金額 | ひとこと |
|---|---|---|
| スマレジのプラン料金 | 0円〜15,400円/月 | スタンダードなら0円 |
| mPOS連携レジ端末 | 1,320円/月・1台 | 連携するレジの台数ぶん |
| スクエアの月額利用料 | 0円 | 固定費なし |
| Square リーダー | 4,980円 | 買い切り |
| カードの決済手数料 | 2.5%〜 | 条件あり |
| QR・電子マネーの手数料 | 3.25% | PayPayなど共通 |
| 振込手数料 | 0円 | スクエア負担 |
スマレジをスタンダードプランで使うなら、毎月出ていく固定費は1,320円ひとつだけになります。
とはいえ、実際に払う金額は手数料が乗ってきます。
そこで、スタンダードプラン+カード決済(2.5%)で計算するとどうなるかを出しておきます。
| 月のカード売上 | 決済手数料 | mPOS連携 | 月の支払い合計 |
|---|---|---|---|
| 50万円 | 12,500円 | 1,320円 | 約13,820円 |
| 100万円 | 25,000円 | 1,320円 | 約26,320円 |
| 200万円 | 50,000円 | 1,320円 | 約51,320円 |
初月だけ、これにSquare リーダーの4,980円が乗ります。
言い換えると、レジも決済も含めて5,000円ちょっとで始められて、あとは月1,320円と手数料だけという形です。
1,320円ぶんで手に入るのは、スクエアの売上をスマレジ側の在庫管理や売上分析に流し込める状態です。
会計のたびに金額を2回打ち込む作業がなくなるので、打ち間違いによるレジ締めのズレも減ります。
mPOS連携レジ端末の月額がかからない契約の条件
じつは、この1,320円を払わなくてよい店があります。
決済端末の連携が有料になったのは2023年12月1日からで、それ以前から使っている契約には別の扱いが用意されているからです。
- 2023年11月30日以前からの契約でプレミアムプラン以上を使っている場合は、mPOS連携の追加料金なし
- ただしスタンダードプランに変更すると、そこから連携の利用料が発生する
- 2023年11月30日以前からの契約でも、スタンダードプランのままなら申し込みと台数分の料金が必要
- 2023年12月1日以降に発行された契約IDは、連携を使い始めた月から料金が発生する
つまり、昔からスマレジのプレミアムプラン以上を使っている店なら、スクエアをつないでも月額は増えない計算になります。
同じ会社でも、2023年12月以降に作った別アカウントは、そのぶんだけ料金が発生すると案内されています。
自分の契約がどちらなのかは、管理画面右上の【≡】から「サービス」を開けばその場で確認できます。
これから新しく始める場合は、素直に1台1,320円で見積もっておけば計算が狂いません。
連携できるスマレジの5プランと選ぶべきスクエアの決済端末
スクエアとの連携は、スマレジの5プランすべてが対象です。
月額0円のスタンダードプランでもつなげますし、あとから上のプランに移っても連携の設定はそのまま引き継がれます。
| プラン | 月額(税込) | スクエア連携 |
|---|---|---|
| スタンダード | 0円 | できる |
| プレミアム | 5,500円 | できる |
| プレミアムプラス | 8,800円 | できる |
| フードビジネス | 12,100円 | できる |
| リテールビジネス | 15,400円 | できる |
気をつけたいのは端末のほうです。
スマレジとつなげるスクエアの決済端末は、Squareのカードリーダーだけと公式ヘルプに書かれています。
あわせて、スクエアターミナルには対応していないことも名指しで示されています。
スクエアターミナルはレジ機能とレシートプリンターを内蔵した一体型で、それ単体でお会計が完結する作りになっています。
スマレジ側から呼び出して使う設計になっていないため、連携の相手には選べません。
連携を前提に選ぶなら、Square リーダーの一択と考えておけば間違いがありません。
- Square リーダー(4,980円)
手のひらサイズ。iPad・iPhoneとつないで使う。連携で選ぶのはこれ - スクエアターミナル(39,980円)
レジ機能とプリンター内蔵の一体型。スマレジ連携は対象外 - Square スタンド(29,980円)
iPadを取り付ける据え置き型。公式に連携できると案内されていない
Square リーダーには、端子に差し込むタイプとBluetoothでつなぐタイプの2種類があります。
Bluetoothタイプは使う前にレジ端末とのペアリングが必要なので、開店前に一度つないでおくと安心です。
レジを増やすときの上限も先に押さえておくと、あとで慌てません。
スマレジのレジ端末は1店舗3台までで、追加する場合は1台あたり月額1,540円(税込)がかかります。
スタンダードプランはレジ端末の追加ができないので、2台目を置きたくなった時点でプレミアム以上への変更が前提になります。

スクエアの売上金が口座に入る日と振込手数料
スクエアは、登録した口座が三井住友銀行かみずほ銀行なら、決済した日の翌営業日に振り込まれます。
それ以外の銀行でも、木曜0:00から翌週水曜23:59までに受け付けた決済がまとめて金曜日に入ります。
どちらの場合も、振込手数料はかかりません。
ゆうちょ銀行や信用金庫、ネット銀行など、いま使っている口座をそのまま指定できます。
この早さは、同じスマレジにつなげる決済サービスと比べるとはっきりします。
| 項目 | スクエア | PAYGATE |
|---|---|---|
| カード・電子マネー | 翌営業日 (三井住友・みずほ) | 月2回 (月末締め翌15日/15日締め当月末) |
| その他の銀行 | 週1回(金曜) | 同上 |
| QRコード決済 | カードと同じ | 月1回 (月末締め翌月末) |
| 振込手数料 | 0円 | 資料で確認 |
PAYGATEは公式ページで、決済した日から現金として手元に入るまで15日から1か月ほどかかると案内されています。
月100万円をキャッシュレスで受ける店なら、その1か月ぶんが手元にない状態で仕入れと家賃を回すことになります。
開業したばかりで運転資金に余裕がないうちは、この差がそのまま安心感の差になります。
自分の店の台数とプランだと月いくらになるのかは、オンライン相談で直接ぶつけたほうが早く片づきます。
レジ台数と月商を伝えて連携後の月額をスマレジに無料で試算してもらう
スマレジでスクエアの連携を申し込む手順とつながらないときの直し方

スマレジでスクエアの連携を申し込む4つの手順
申し込みでつまずきやすいのは
アプリの設定より先に、管理画面での契約変更が必要だという点です。
ここを飛ばすと、スマレジ・アプリ側でSquareのスイッチが入りません。
順番どおりに進めれば、作業そのものは30分ほどで終わります。
①スクエアのアカウントを作ってSquare リーダーを用意する
スクエアのアカウント作成は無料で、費用が発生するのはリーダー代の4,980円だけです。
アカウントを作った時点で審査が始まるので、先に登録だけ済ませておくと後の工程が詰まりません。
リーダーは公式オンラインストアのほか、ビックカメラやヨドバシカメラなどの店頭でも買えます。
②スマレジ管理画面でmPOS連携レジ端末の台数を申し込む
スマレジ管理画面の右上にある【≡】をクリックして「サービス」を開きます。
画面右上の【契約内容を変更】を押すと、プランとオプションの申し込み画面が出ます。
その中の「mPOS連携レジ端末」に、決済端末とつなぐレジの台数を入れて申し込みます。
申し込みが終わったら、管理画面をいったんログアウトして入り直します。
③店舗の端末設定でmPOS連携をONにしてアプリを同期する
管理画面で「店舗 > 店舗一覧」を開き、設定したい店舗をクリックします。
「端末の設定」タブから対象の端末を選び、「mPOS連携を利用する」で【利用する】にします。
画面いちばん下の【更新】を押して確定させます。
そのあと、その端末のスマレジ・アプリで同期を実行すると設定が反映されます。
④スマレジ・アプリでSquareをONにして決済種別を選ぶ
スマレジ・アプリで「設定 > クレジットカード設定」を開き、「Square」をONにします。
「決済種別」をタップすると、受ける決済をひとつずつ切り替えられます。
最後に「設定 > 販売設定 > 支払方法」で「カード支払」もONにしておきます。
ここまで済んだら、少額でテスト決済をして、スマレジ側に取引が残るかまで見ておくと確実です。

スクエアの審査は決済ブランドごとに進んで通った順に使える
スクエアの審査は全部まとめてではなく、決済ブランドごとに別々に進みます。
そのため、通ったものから順に受け付けを始められます。
| 審査の対象 | 公式の目安 |
|---|---|
| Visa・Mastercard American Express・銀聯 | 通常1〜3営業日 (最短で当日) |
| JCB・Diners Club・Discover | 通常5〜15日 |
| QRコード決済(PayPayなど) | 通常30日以内 |
| 銀行口座の確認 | 通常1〜3営業日 |
QRコード決済は、Square データから機能をONにしたうえで、各社が個別に審査します。
実際にかかる日数は決済事業者によって変わるので、余裕をみておくと計画が崩れません。
現実的な進め方は
先にカード決済で開店して、PayPayは審査が通り次第あとからONにするという順番です。
この形なら、QRの審査待ちで開店日がずれることはありません。
スマレジとスクエアが連携できないときに見直す5か所
つながらないときの原因は、ほとんどが設定のON忘れです。
症状ごとに見る場所が決まっているので、上から順に当てはめれば片づきます。
| 起きていること | 見る場所 | 直し方 |
|---|---|---|
| クレジットカード設定で SquareがONにできない | 管理画面のmPOS連携 | 台数を申し込み 店舗>端末の設定で「利用する」にして アプリで同期する |
| レジ画面に 「カード支払」が出てこない | スマレジ・アプリの販売設定 | 設定>販売設定>支払方法で 「カード支払」をONにする |
| QRコードが選べない | スマレジ側の決済種別と Square POSレジアプリ | 両方でQRコードをONにする。 審査が完了しているかも あわせて確認する |
| 決済は通ったのに スマレジに売上が残らない | スクエアの決済完了画面 | 「決済が完了しました」の画面を タップして最後まで進める |
| カードリーダーが 反応しない | Bluetoothのペアリング | Bluetoothタイプはレジ端末との ペアリングをやり直す |
いちばん多いのが、1行目のmPOS連携です。
台数の申し込みだけでは足りず、店舗ごとの端末設定とアプリの同期まで進めないとスイッチが有効になりません。
4行目も見落としやすいところです。
決済完了の画面をタップせずに戻ってしまうと、スマレジ側にデータが送られずエラーになります。
お客さまを待たせている場面ほど急ぎたくなるので、最初にスタッフ全員で1回通しておくと事故が減ります。
連携したあとの運用で先に押さえておくと安心なこと
お金に直結するものが6つあるので、開店前にまとめて確認しておくと落ち着いて回せます。
スクエア側の税設定はOFFにしておく
スマレジとスクエアの両方で税設定をしていると、消費税が二重にかかります。
スマレジで税込にした金額に、スクエアの税設定がもう一度乗るからです。
税抜1,000円の商品なら、スマレジで1,100円になり、スクエア側でも10%が生きていると1,210円が請求される計算になります。
Squareアプリの「設定 > 会計オプション > 税金」で設定をOFFにするか削除しておけば起きません。
取り消しはスマレジ・アプリだけで完結させる
スマレジの取引履歴とスクエアの決済をそろえて取り消すには、スマレジ・アプリで操作します。
スマレジの管理画面やAPIから取り消した場合、スクエア側は返金処理されないと公式ヘルプに書かれています。
この場合はスクエアの管理画面に入って、別途返金する形になります。
スクエアの個別精算ではなくスマレジの取引分割を使う
1回の会計を金額で割って複数のカードで払ってもらうと、加盟店規約に触れる可能性があると公式が案内しています。
割り勘に対応したいときは、スマレジ・アプリの「取引分割」や「個別会計」を使います。
商品単位で分けるかたちなら問題ないと案内されているので、飲食店でも同じ運用で回せます。
スクエアの「ギフトカードの手入力」と「現金」は非表示にしておく
この2つはスマレジとの連携に対応していません。
スマレジ側で正しい取引履歴が作れないため、支払方法の一覧から隠しておくことが公式でもすすめられています。
現金でのお会計は、スマレジ側でそのまま登録すれば売上に反映されます。
QRコード決済には上限額がある
スクエアのQRコード決済は、過去24時間で50万円、過去30日で200万円が上限です。
登録内容やお客さまの利用状況によって、これより低く設定される場合もあります。
カード決済は1回あたり999万9999円までで、期間ごとの上限はありません。
イベントや催事で1日に大きくQRを回す予定があるなら、カード決済も並行して受けられる状態にしておくと安心です。
通信が切れたときに受けられる決済は限られる
スクエアにはオフラインモードがあり、回線が復活すると自動で処理されます。
ただし受け付けられるのは磁気ストライプのカードだけで、ICチップ・タッチ決済・QRコードは対象外です。
24時間以内に処理されなかった決済は無効になるので、復旧したら早めにつなぎ直すのがおすすめです。

スクエア連携とPAYGATEはどちらが自分の店に合うか
スマレジで決済端末を選ぶとき、もうひとつの選択肢がスマレジのつくるPAYGATEです。
性格がはっきり分かれているので、並べると自分の店がどちらに寄るかが見えます。
| 比べる項目 | スクエア連携 | PAYGATE |
|---|---|---|
| 月額の固定費 | 1,320円 (mPOS連携レジ端末) | 3,300円 有料プラン契約者向けに 月額0円プランあり |
| mPOS連携の1,320円 | かかる | かからない |
| カードの手数料 | 2.5%〜 (条件あり) | 1.98%〜 (条件あり) |
| QR・電子マネー | どちらも3.25% | QR2.00%〜 電子マネー3.24% |
| 端末代 | 4,980円 | 39,600円 (キャンペーンで0円) |
| 入金 | 翌営業日または週1回 | 月2回・QRは月1回 |
| 通信 | iPad・iPhoneのWi-Fi | Wi-Fiと4G |
| 審査の目安 | カードは1〜3営業日 | 審査は最短15日 加盟店審査全体は1〜2か月 |
手数料の差がどれくらい効くのか、月100万円のカード決済で計算してみます。
| 月100万円のカード決済 | スクエア連携 | PAYGATE (通常プラン) |
|---|---|---|
| 決済手数料 | 25,000円 (2.5%) | 19,800円 (1.98%) |
| 月額の固定費 | 1,320円 | 3,300円 |
| 月の合計 | 26,320円 | 23,100円 |
| 年間 | 315,840円 | 277,200円 |
この条件だと、PAYGATEのほうが年間で約38,600円安くなる計算になります。
ただし1.98%は中小事業者向けの料率で、適用には条件がそろっている必要があります。
- 直近1年のVisa・Mastercardの合計売上が2,500万円以内であること
- 中小企業庁が定める中小企業の定義にあてはまること
- 対象外の業種でないこと
(ホテル・宿泊施設・レンタカー・交通機関・旅行代理店・百貨店・たばこ関連販売・不動産業) - 上場企業やそのグループ、上場企業のフランチャイズ加盟店でないこと
- 新規の加盟店としてクレジットカード決済を導入すること
5つのうちひとつでも外れると1.98%は使えないので、上の表の差額はそのままには受け取れません。
スマレジの有料プランを契約している場合は、PAYGATEの月額が0円になるプランも用意されています。
このプランは通常プランと決済手数料が変わると公式が案内していて、料率そのものは公開されていません。
そのため、月額0円プランで本当に得になるかは、自分の店の条件で見積もりを出してもらってはじめて判断できます。
ざっくりした選び分けは、この形になります。
| こんな店 | 向いているほう |
|---|---|
| 来月には開店したい | スクエア連携 |
| 売上金を早く手元に戻したい | スクエア連携 |
| iPadだけでレジも決済も済ませたい | スクエア連携 |
| カード決済額が月100万円を超える | PAYGATE |
| キッチンカーや催事で持ち歩く | PAYGATE |
| レシートプリンター内蔵の1台で 完結させたい | PAYGATE |
迷いどころは、決済額が月100万円前後で、開店までまだ時間があるケースです。
この場合は入金の早さを取るか手数料の安さを取るかの二択になるので、資金繰りの余裕がどれくらいあるかで決めると迷いません。
スマレジとスクエアの連携でよくある質問
スクエアで分割払いは受けられますか
受けられません。
スクエアは分割払いとボーナス払いに対応していないため、レジ側では一括払いとして処理されます。
ただし決済が終わったあとに、お客さまがカード会社へ申し込んで分割やリボに変更することは可能です(変更できるかはカード会社によります)。
高額商品を扱う店なら、その場でお客さまに一言添えられるようにしておくと会計が止まりません。
スマレジはAndroidのタブレットでも使えますか
スマレジ・アプリはApp Storeから配信されていて、レジ端末にはiPadやiPhoneを使います。
Square POSレジアプリ自体はAndroidにも用意されていますが、スマレジと組み合わせるならiOSの端末をそろえる形になります。
Android端末で使いたい場合は、Android搭載のPAYGATEが選択肢になります。
Square リーダーはどこで買えますか
Squareの公式オンラインストアのほか、ビックカメラ・ヨドバシカメラ・ヤマダデンキ・アスクル・コストコなどの主要販売店で購入できます。
店頭で買えば配送を待たずに済むので、開店日が近いときに助かります。
レジを2台に増やすと連携の費用も2倍になりますか
決済端末とつなぐレジの台数ぶんだけ契約するので、2台なら月2,640円(税込)になります。
あわせて、レジ端末そのものの追加費用が1台あたり月1,540円(税込)かかります。
スタンダードプランはレジ端末を追加できないため、2台目を置くならプレミアムプラン以上への変更が前提になります。
スクエア連携とPAYGATEを両方入れることはできますか
それぞれ別の契約なので、両方を持つこと自体はできます。
ただしmPOS連携レジ端末の1,320円とPAYGATEの月額が同時にかかる計算になるため、固定費は積み上がります。
屋内はスクエア、催事は4GのPAYGATEといった使い分けに意味がある店以外は、どちらか一本にまとめたほうがシンプルです。
まとめ:スマレジとスクエアの連携は月額1,320円で組めてPayPayまで受けられる
スマレジとスクエアの連携で増える固定費は、mPOS連携レジ端末1台につき月1,320円(税込)だけです。
スクエア側は月額も振込手数料も0円なので、あとは決済手数料が乗るだけになります。
- 連携できるのはスマレジの5プランすべてで、月額0円のスタンダードプランでも使える
- 2023年11月30日以前からプレミアムプラン以上を使っているなら、mPOS連携の追加料金はかからない
- PayPayを含むQRコード決済7種・カード7ブランド・電子マネー11種を1台で受けられる
- つなげる端末はSquare リーダーだけで、スクエアターミナルは対象外
- 売上は三井住友銀行かみずほ銀行なら翌営業日、他行でも週1回の金曜に入る
カード決済額が月100万円を超えて、開店まで数か月の余裕があるならPAYGATEのほうが安く収まる可能性があります。
逆に、早く始めたい店や売上金を早く手元に戻したい店には、スクエア連携がまっすぐはまります。
迷ったときの決め手は、手数料の安さと入金の早さのどちらを取るかの1点です。
自分の店の月商とレジ台数を伝えれば、どちらの構成が安く収まるかは無料で試算してもらえます。
