スマレジの評判・口コミを見にきて、こんな文字が目に入ってしまったのではないでしょうか。
「やばい」
「使いにくいらしい」
「打ち間違いが増えた」
レジは毎日さわるものなので、こういう言葉を見ると急に手が止まりますよね。
ネット上の声を一つずつ読んでいくと、そこには共通点がありました。
「スマレジはやばい」と言われている中身は、お金のトラブルや不正の話ではなく
タッチ操作と初期設定に慣れるまでの数日間の話に集まっています。
しかも、いちばん怖い「営業中にレジが止まる」については、会社が数字で約束をしています。
スマレジはサーバーの月間稼働率99.95%を保証していて、これを下回った月は月額費用の10%が返ってくる仕組みです。
99.95%は、1か月のうち止まってよいのが20分ちょっとという水準になります。
そのうえで、直近1か月に売上を記録した店舗数は54,000を超えています。
毎日レジを閉めている店が5万軒以上あって、その中から出てくる不満の中心が「慣れるまで大変だった」なら、致命的な欠点ではないと考えていいはずです。
料金は5つのプランに分かれていて、1日あたりに直すと感覚がつかみやすくなります。
| プラン | 月額(税込) | 1日あたり | 1年で | 合う店 |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 0円 | 0円 | 0円 | 1店舗で会計だけ |
| プレミアム | 5,500円 | 183円 | 66,000円 | 2店舗以上の売上を一括で見たい |
| プレミアムプラス | 8,800円 | 293円 | 105,600円 | 顧客管理と電話サポートが欲しい |
| フードビジネス | 12,100円 | 403円 | 145,200円 | 飲食店でハンディ注文まで使う |
| リテールビジネス | 15,400円 | 513円 | 184,800円 | 小売・アパレルで在庫と免税まで使う |
いちばん選ばれているのはプレミアムプラスで、1日293円は缶コーヒー2本ぶんです。
そして、口コミを読むかぎり向き不向きははっきり分かれます。
- iPadかiPhoneがすでに店にある
→ 初期費用をぐっと下げて始められます - 在庫管理や顧客管理まで一台でやりたい
→ いちばん力を発揮する使い方です - 2店舗目を出す予定がある
→ 売上を1つの画面で見られます - Android端末しか持っていない
→ スマレジはiOS専用なので別のレジが向きます - 楽天ポイントなど大手のポイントを付けたい
→ 対応するレジを選んだほうが早いです
いちばん確実なのは、口コミを読み比べるより自分の店で30日試してしまうことです。
アカウントを作った日から30日間は全機能と電話での導入サポートが無料で、30日を過ぎると自動で月額0円のスタンダードプランに移ります。
申し込みを忘れたまま課金が始まる形ではないので、お金の心配なしに「やばいのか」を自分の手で判定できます。
- 「やばい」と言われる声の中身と、その声が書かれた時期
- 営業中にレジが止まったときにどうなるか
- 現場スタッフと経営者で評価が割れる理由
- プラン別の月額と1日あたりの実額
- 導入費用が手持ちのiPadでどこまで下がるか
- 合わなかったときの戻し方
- エアレジやSquareとの分かれ目
スマレジの評判・口コミで「やばい」と言われる理由の中身

「やばい」と言われる声の正体は操作に慣れるまでの数日間
ネット上でスマレジに厳しい言葉が付いている投稿を集めると、話題は6つに収まります。
そのどれもが、機械が壊れたとか請求がおかしいという種類の話ではありません。
| 声の中身 | よく見かける 投稿時期 | 声の中で 挙げられている背景 | 手がかり | 自分の店で 起きるか |
|---|---|---|---|---|
| 画面のタッチが 反応しにくい | 2014年 〜2020年 | 指で押しても反応せず 何度も触った | 使うiPadの世代や 保護フィルムで変わる | 古いiPadを 流用する予定があるか |
| 打ち間違いが 増えた気がする | 2022年 | ボタンの配置が 現場の動きと合っていない | 商品の並び順は管理画面で 組み替えられる | 商品数が多く 分類が複雑か |
| 現場には向かない・ 見づらい | 2022年 | 管理する側には便利だが レジ前では見にくい | 画面の大きいiPadを 選ぶと変わる | 年配のスタッフが 多いか |
| 初期設定に 時間がかかった | 2020年〜2025年 | 商品登録の項目が多く CSVでつまずいた | 一括登録と有料の 導入サポートがある | 扱う商品点数が 多いか |
| 設定の 問い合わせ窓口が 分かれていた | 2025年 | 機能ごとに 担当が分かれて 時間がかかった | 電話サポートは プレミアムプラス以上 | 選ぶプランで変わる |
| 1日だけ キャッシュレスが 使えなかった | 2024年 | 決済側の不具合で その日は現金対応 | 電話しながら その日のうちに復旧 | 現金を併用する 運用があるか |
表の右端を見ると、6つの声のうち5つは「自分の店の条件次第」で答えが変わります。
つまり、他人の「やばい」がそのまま自分の店に降ってくるわけではありません。
古いiPadを使う予定がなく、商品数もそこまで多くないなら、表の6つはほとんど当てはまらない計算になります。
タッチが反応しないという口コミは投稿時期に偏りがある
表を作っていていちばん驚いたのが、投稿された年でした。
「使いにくい」「反応しない」
という強い言葉は2014年から2022年のあいだに集まっています。
いっぽうで2023年以降の声は
「画面がシンプルでスタッフにすぐ教えられた」
「計算ミスとお釣りのミスがほぼゼロになった」
という方向に変わります。
2024年には、機械が苦手な60代の店主が
「初期設定済みで届いたのでそのまま使えた」
と書いていました。
スキマバイトで来たスタッフが、短い説明だけでレジを打てたという声もあります。
クラウド型のレジはアプリが自動で新しくなるので、5年前の使い勝手と今の使い勝手は別物になります。
検索して出てくる記事が古い口コミをそのまま並べていると、直っている不満まで現役の欠点のように見えてしまいます。

それでも指の反応だけは体質や乾燥にも左右されるので、文章で読むより触ったほうが早い部分です。
スマレジには恵比寿・池袋・名古屋・大阪・福岡・沖縄の6か所にショールームがあって、実機をさわって確かめられます。
レジが止まる不安には公式が稼働率99.95%の保証で答えている
お客さんが並んでいるときにレジが動かなくなったら、どうすればいいんだろう
クラウドのレジを考えるとき、ここがいちばん重い不安だと思います。
スマレジはこの点に、3段構えで手を打っています。
- サーバーの月間稼働率99.95%を保証し、下回った月は月額費用の10%を返す
- サーバーが止まっても、売った記録はいったんiPadやiPhone側に保存されるので販売を続けられる
(一部の機能を除く) - お会計の途中でアプリが固まったり充電が切れても、立ち上げ直せば直前のカートの中身が戻る
2番目がとくに効きます。
「クラウドだからネットが落ちたら何もできない」
という不安は、この設計でかなり小さくなります。
3番目は、レジ前でパニックにならないための保険です。
10品目を打ち込んだあとで固まっても、また1から打ち直さずに済みます。
SLAというのは、サービスを出している会社が「ここまでの品質は守ります」と数字で約束する取り決めのことです。
スマレジはこのSLAを2013年7月から運用していて、当時のレジ業界では初めての取り組みでした。
止まらないと言い張るのではなく、止まったら返金すると先に書いてあるほうが、店をやっている側としては信用できます。
「動作が遅い」という声を見かけた場合は、その投稿の日付を見てみてください。
2024年の9月ごろに、動作が遅い・画面が開かないという不具合が起きていました。
この件はスマレジのお知らせページで復旧が告知されていて、いまは同じ症状の報告が続いていません。
起きた事実を隠さずに日付つきで出すところも、レジを預ける相手としての判断材料になります。

初期設定に手間がかかるのは機能が多いことの裏返し
厳しい声のなかで、いちばん数が多くて、いちばん現実的なのが初期設定です。
2025年に飲食店へ入れた人は、アプリを3つ入れて全体を理解するまでに1か月半かかったと書いています。
コース料理や飲み放題の設定で、問い合わせ先が機能ごとに分かれていたのもつらかったようです。
ここは擁護しにくい部分なので、正直に書きます。
スマレジは箱から出してすぐ完成するレジではなく、店の形に合わせて組み上げるレジです。
売上分析も在庫管理も顧客管理もできる代わりに、最初に入れる情報が増えます。
ただ、この負担を軽くする手は3つ用意されています。
①商品はCSVで一括登録する
管理画面からCSVで大量のデータをまとめて登録できます。
実際に、品数の多い店で1件ずつ登録して商品コードが混ざってしまい、表計算ソフトで作り直したほうが早かったという声もありました。
②30日間の無料期間に電話で聞く
アカウント作成から30日間は、電話での導入サポートも無料で使えます。
設定でつまずきやすいのは最初の1か月なので、ここを無料期間に重ねるのがいちばん効率のいい進め方です。
③有料の導入サポートを使う
周辺機器のセットアップと操作トレーニングをまとめて頼めるサービスがあります。
公式の導入費用例では、このセットアップとトレーニングが88,000円(税込)で計上されています。
自分で組む時間を1日1万円ぶんの手間だと考えると、繁忙期に開店を控えている店ほど元が取れます。
それと、メールでのサポートは無料のスタンダードプランでも使えます。
電話がつながるのはプレミアムプラス以上ですが、0円のまま質問できる窓口は残っている形です。
電話サポートのほうは365日受け付けているので、日曜に困っても翌週まで待たされません。
現場スタッフと経営者で口コミの評価が割れる理由
口コミを読み比べていると、同じスマレジなのに評価が正反対になる場面があります。
整理すると、立場によってきれいに分かれていました。
| 立場 | よく出てくる評価 | 理由になっていること |
|---|---|---|
| 経営者・店長 | 売上も客単価も リアルタイムで見えて助かる | 管理画面で分析まで 一気にできる |
| 経理を兼ねる人 | 会計ソフトに連携できて 締め作業が短くなった | freeeや弥生会計などと つながる |
| レジ前のスタッフ | 見づらい・慣れるまで 打ち間違えた | ボタンの配置と文字の大きさが 店に合っていない |
| 年配のスタッフ | 文字が小さくて 注文を取り違えた | 使っている端末の 画面サイズが小さい |
この表でわかるのは、不満の多くが機能ではなく画面のつくり方に集まっていることです。
そして画面のつくり方は、後から変えられます。
- よく出る商品を左上に寄せて、部門の並びを現場の動きに合わせる
- iPadは画面の大きいモデルを選び、レジ前に立つ人の目線に合わせて角度を決める
- 商品名は略さず、似た名前の商品には目印の記号を入れておく
- 権限設定を使い、アルバイトの画面には必要なボタンだけを出す
逆に言うと、この4つをやらないまま渡すと、現場から「使いにくい」が出やすくなります。
口コミの「見づらい」は、レジそのものの点数ではなく、設定の点数だと読むのが近いです。
もうひとつ、打ち間違いに関して知っておくと安心なことがあります。
スマレジは、いったん確定した取引をかんたんには消せない作りになっていて、取り消しには店長などの権限が必要です。
その場で直したい人には面倒に感じますが、これは売上データを勝手に書き換えられないようにするための仕組みだと言われています。
スタッフを疑わずに現金を預けられるレジ、と考えると受け取り方が変わってきます。
評価が高い口コミに共通するのはレジ以外の作業が減った点
点数の高い声を並べていくと、ほめられているのはレジ打ちの速さではありませんでした。
減ったのは、レジを閉めたあとの仕事です。
- 締め作業が以前より短くなった
(複数店舗を持つ飲食の担当者) - 税理士にデータを渡すだけで済むようになり、事務作業が減った
(サロン経営者) - 計算ミスとお釣りのミスがほぼなくなった
(サロン経営者) - 会計ソフトのfreeeと連携して、精算すると仕訳まで入る
(エンタメ施設の個人事業主) - カレンダーに天気が出るので、天気と売上の関係が読める
(同じ人) - 短時間だけ来たスタッフでも、かんたんな説明でレジを打てた
- 棚卸しの手間が軽くなった
(メガネ店経営者)
この並びを見ると、スマレジが効くのはレジ前の30秒より、閉店後の30分だとわかります。
ここは金額に置き換えると納得しやすいところです。
締め作業が1日15分短くなるとして、月に25日開けるなら6時間15分が浮きます。
時給1,200円で計算すると、月に7,500円ぶんの人件費にあたります。
プレミアムプラスの月額8,800円と、ほぼ並ぶ金額です。
ここに、計算ミスが減るぶんとレジ締めのストレスが消えるぶんが乗ります。
「高い」と感じるか「安い」と感じるかは、レジ打ちだけを見るか、閉店後の作業まで含めて見るかで入れ替わります。
逆に、閉店後の作業がもともと少ない店だと、この価値が乗らないので割高に感じます。
1人で回している小さな店が「無料プランで十分だった」と書いているのは、この構造から来ています。
iOS端末とポイント連携が分かれ道になる店の条件
ここまでは「条件次第で解決する話」でしたが、条件を変えても動かないものが2つあります。
1つ目は、使える端末です。
スマレジのアプリはiPhoneとiPadで動くもので、Android端末では動きません。
Androidのタブレットしか持っていない店は、iPadを買い足すか、別のレジを選ぶことになります。
2つ目は、大手のポイントサービスです。
楽天ポイントのような共通ポイントを店で付けたい場合は、そこに対応したレジを探すほうが早くなります。
ただし、店独自のポイントはプレミアムプラス以上のプランで作れます。
常連さんに10回でドリンク1杯、のような仕組みを紙のカードなしで回したいなら、こちらで足ります。
もう1つ、無料のスタンダードプランは1店舗だけという線引きも先に知っておくと迷いません。
2店舗目を出した時点で、プレミアム以上が必要になります。
逆にいえば、1店舗で会計と売上の記録だけなら、ずっと0円のまま使い続けられる設計です。
指の反応も画面の見やすさも、6か所のショールームなら実機とプリンターと自動釣銭機まで並んだ状態で試せます。
タッチの反応を自分の指で試せるスマレジのショールーム予約ページ
スマレジの評判・口コミに出てくる料金の実額と向いている店の条件

プラン別の月額料金と1日あたりの実額
料金の口コミでよく見かけるのが「月額が思っていたより乗った」という声です。
これは金額そのものより、プランの月額以外にも足されるものがあると知らずに見積もったところから来ています。
足されるものは、あらかじめ全部並べてしまえば怖くありません。
| 月額以外にかかるもの | 料金(税込) | かかる条件 |
|---|---|---|
| レジ端末の4台目以降 | 1台 月1,540円 | 1店舗3台までは追加料金なし。 スタンダードは追加できない |
| 飲食のハンディ6台目以降 | 1台 月1,540円 | フードビジネスは1店舗5台まで |
| セルフレジ | 1台 月1,320円 | プレミアムプラス以上のプラン |
| 他社の決済端末との連動 | 1台 月1,320円 | PAYGATEを使う場合はかからない |
| 商品10万点超・会員10万人超 | 従量課金 | 扱う点数がとても多い店 |
| 本部管理 | 月11,000円〜 +発行手数料88,000円 | フランチャイズや多業態を束ねるとき |
| フードとリテールの併用 | 1店舗 月18,700円 | 飲食と小売の機能を両方使うとき |
| PAYGATE(決済端末) | 月3,300円 | キャッシュレス決済を入れるとき |
この表でいちばん見落とされやすいのが、いちばん上の行です。
レジ端末は1店舗につき3台まで追加料金なしで使えます。
会計用のiPadに加えて、在庫を数えるためのiPhoneと、値段を見せるためのもう1台を足しても、枠のなかに収まります。
無料のスタンダードプランだけは台数を増やせないので、2台目を使う予定があるならプレミアム以上から選ぶことになります。
1店舗でレジ1台、キャッシュレスも入れる、という多くの店にあてはまる形で計算してみます。
プレミアムプラスの8,800円にPAYGATEの3,300円を足して、月12,100円です。
1年で145,200円、1日あたりだと約403円になります。
ここで知っておくと得なのが、スマレジの有料プランを契約している場合、PAYGATEの月額が0円になる新しいプランが用意されている点です。
これを使えるなら月8,800円のまま、1年で105,600円まで下がる計算になります。
PAYGATEで受けた売上は、クレジットカードと電子マネーが月2回、QRコード決済は月1回のペースで振り込まれます。
口コミでも「QRコードだけ月1回なので、単価の低い店は資金繰りが読みにくい」という声が出ていました。
QRコード決済が売上の柱になる業態なら、ここは先に頭に入れておく価値があります。
導入費用は手持ちのiPadで大きく変わる
月額よりも先に驚くのが、最初にそろえる機器の金額です。
公式サイトには、使い方別の導入費用例が3パターン載っています。
そこにはiPad本体と、セットアップやトレーニングの費用88,000円も入っています。
つまり、iPadをすでに持っていて設定を自分でやる店は、その2つを引いた金額が実際の出費になります。
| 使い方 | 公式の導入費用例 | iPadを持ち込む場合 | 設定も自分でやる場合 |
|---|---|---|---|
| シンプルなレジ | 234,160円 | 184,360円 | 96,360円 |
| 小売でバーコードを使う | 270,460円 | 220,660円 | 132,660円 |
| 飲食でハンディ注文まで | 326,780円 | 276,980円 | 188,980円 |
3列目は公式の例からiPad 32GBの49,800円を引いた金額、4列目はそこからセットアップとトレーニングの88,000円を引いた金額です。
シンプルな構成なら、23万円台から9万円台まで下がります。
差は約13万7千円で、プレミアムプラスの月額に置き換えると15か月ぶんです。
手元のiPadが使えるかどうかで、これだけ景色が変わります。
ただ、口コミには対応する最も古い世代のiPadを買った結果、電池の減りが早いと書いている店主もいました。
朝から晩までレジとして立ち上げておく使い方なら、電池がへたっていない端末を選んだほうが安心です。

合わなかったときは月額0円のスタンダードプランに戻せる
使ってみて合わなかったら、お金が無駄になるのかな
ここが解決すると、あとは気持ちの問題だけになります。
スマレジは、管理画面のご利用サービス設定から自分でプランを変えられます。
上のプランが重いと感じたら、月額0円のスタンダードプランまで下げれば毎月の支払いは止まります。
店を続けたまま費用だけ止められるので、いきなり全部やめる必要がありません。
| そのときの状況 | 選ぶ道 | 毎月の費用 |
|---|---|---|
| 30日の無料期間で合わないと判断した | 何もしないでおく | 0円(自動でスタンダードへ移る) |
| 使えているが上位プランの機能は要らない | 管理画面でプランを下げる | 0円または下げた先のプランの額 |
| 店を閉じるので完全にやめる | 解約を申請する | 0円 |
おすすめしたいのは、真ん中の道です。
スタンダードプランに落としておけば、これまでの売上の記録を持ったまま、必要になった月だけプランを上げ直せます。
催事や年末だけ機能を増やしたい店にも、この使い方が向きます。
気になるのは、落とした先の0円プランでどこまで店が回るのかというところですよね。
スタンダードプランに残るのは、レジとしての芯の部分です。
| 月額0円で残るもの | 有料プランに上げると開くもの |
|---|---|
| レジでの販売とレシートの印刷 | 複数店舗の売上をまとめて見る |
| 点検・精算とレジ締め | 顧客管理と店独自のポイント |
| 取引履歴の確認 | もうけと経費のPL管理 |
| 目標予算の管理 | スタッフごとの権限設定 |
| 免税販売への対応 | 会計ソフトなど外部との連携 |
| アプリマーケットでの機能追加 | 電話サポートとセルフレジ |
1店舗で会計と締めができれば足りる店なら、左の列だけでずっと続けられます。
右の列が欲しくなる瞬間は、だいたい2店舗目を出すときか、スタッフが増えて数字を見せる範囲を分けたくなるときです。
その瞬間まで0円で待てるのが、この料金のいちばん優しいところだと感じます。
30日間は全機能が無料で使えて自動で無料プランに移る
他人の評判をいくら集めても、最後に残るのは「自分の店ではどうか」です。
そこを埋められるのが、アカウント作成から30日間の無料期間です。
この30日は、上位プランの機能も電話での導入サポートも全部使えます。
30日を過ぎると、自動で月額0円のスタンダードプランに切り替わります。
解約の連絡を忘れて課金が始まる形ではないので、試すこと自体にリスクがありません。
せっかく全機能が開いている30日なので、順番を決めておくと無駄がなくなります。
- 1日目
アプリを入れてアカウントを作り、レジ画面を開く - 2〜3日目
商品を表計算ソフトでまとめて作り、CSVで一括登録する - 4〜7日目
レシートの印字と部門の並びを、店の動きに合わせて決める - 2週目
スタッフに実際に打たせて、押しにくいボタンを組み替える - 3週目
会計ソフトとの連携と、売上分析の画面を見てみる - 4週目
使った機能だけを見てプランを決める(決めなければ0円のまま)
2週目でスタッフに打たせるところが、この30日でいちばん大事な工程です。
口コミの「見づらい」「打ち間違えた」は、ここで先に潰せる種類の不満だからです。
そして4週目に何もしなければ0円に落ちるので、判断を急かされることもありません。

エアレジやSquareと迷ったときの分かれ目
口コミを読んでいると、エアレジのほうが使いやすかったという声にも出会います。
その一方で、エアレジは機能が足りないのでスマレジに移ったという声もあります。
正反対に見えますが、書いている人の目的が違うだけです。
| 見るところ | スマレジ | エアレジ | Square |
|---|---|---|---|
| 月額 | 0円から15,400円 | 0円をうたっている | 0円をうたっている |
| 力を発揮するところ | 在庫・顧客・多店舗・飲食の注文まで | 会計と基本の売上管理 | 決済と入金の速さ |
| キャッシュレス | PAYGATEなどと組み合わせる | Airペイと組み合わせる | Squareの端末で完結 |
| 向いている店 | 機能をあとから足していきたい | 会計だけで足りる | 入金の早さを優先したい |
分かれ目は、この3行にまとまります。
- レジ打ちと日々の売上だけ見たい
→ 無料の範囲が広いエアレジやSquareで足ります - 入金の早さが資金繰りの生命線
→ 入金の速さを打ち出しているSquareが向きます - 在庫や顧客、2店舗目、飲食の注文まで伸ばす気がある
→ スマレジの土台が生きます
スマレジが「高い」と言われるのは、ほぼ1つ目の店が上のプランを選んだときです。
逆に3つ目の店は、レジ以外のシステムを別で契約しなくなるので合計では安くなることがあります。
よくある質問
完全に解約したあと、過去の売上データは見られますか
解約後のデータの扱いは、契約の条件によって変わります。
売上の記録を残したいだけなら、解約ではなく月額0円のスタンダードプランに下げるほうが安全です。
やめる前提で動く場合は、締めの数字を先に書き出してから手続きに進むと後悔しません。
解約後の扱いは、公式サイトで最新の条件を確認できます。
申し込んでからレジが使えるまで、どれくらいかかりますか
レジ機能そのものは、アカウントを作った時点で使い始められます。
時間がかかるのは、プリンターやドロアなどの機器の手配と、キャッシュレス決済の審査です。
キャッシュレスは審査を通ってから端末が届くので、開店日に間に合わせたい場合は早めに申し込むのが安全です。
現金だけなら、手元のiPadがあればその日から動かせます。
補助金を使って導入できますか
スマレジは、店舗のデジタル化を支える補助金の対象ツールとして案内されています。
ただし、対象になる枠や補助の割合、申請の受付時期は年度ごとに変わります。
周辺機器までまとめてそろえる予定なら、申し込みの前に使える枠を調べる価値があります。
最新の条件は、公式サイトの補助金ページで確認できます。
株式会社スマレジの社員による評価が低めなのは気にしたほうがいいですか
転職サイトに並ぶ評価は、給与や社内の体制についての話です。
店のレジとしての使い勝手や、止まったときの補償とは別の軸になります。
レジ選びで見るなら、直近1か月に売上を記録した店舗が54,000を超えている点や、稼働率を数字で保証している点のほうが直結します。
働く場としての評判と、道具としての評判は切り離して読むのが実用的です。
PAYGATEの決済手数料はいくらですか
クレジットカードが1.98%から、電子マネーが3.24%、QRコード決済が2.00%からという設定です。
このうち1.98%は中小事業者向けの料率で、適用には5つの条件がそろう必要があります。
条件は、直近1年のVisaとMastercardの合計売上高が2,500万円以内であること、中小企業庁の定める中小企業にあてはまること、対象外の業種でないこと、上場企業のグループやフランチャイズ加盟店でないこと、新規でクレジットカード決済を入れることです。
対象外の業種には、ホテルや宿泊施設、レンタカー、交通機関、旅行代理店、百貨店、たばこ関連販売、不動産業がふくまれます。
まとめ:スマレジの評判・口コミにある「やばい」は慣れと設定の話で致命的な欠点ではない
「スマレジがやばい」と言われている中身は、お金のトラブルや不正ではなく
タッチ操作と初期設定に慣れるまでの数日間の話でした。
- 厳しい声は6つに分類でき、そのうち5つは自分の店の条件で答えが変わる
- 「使いにくい」という強い言葉は2014年から2022年に集まり、2023年以降は評価が変わっている
- レジが止まる不安には、稼働率99.95%の保証と、サーバーが落ちても端末側で売り続けられる設計で答えている
- いちばん選ばれているプレミアムプラスは1日293円で、iPadを持ち込めば導入費用は9万円台まで下がる計算
- 合わなければ月額0円のスタンダードプランに下げて、売上の記録を残したまま費用を止められる
- Android端末だけの店と、大手の共通ポイントを付けたい店は別のレジのほうが向く
いちばん心強いのは、30日間の無料期間でお金をかけずに答え合わせができることです。
30日を過ぎても自動で0円のプランに移るだけなので、試した時間が請求に変わることもありません。
他人の「やばい」に判定を預けるより、自分の店の商品を10個登録して、スタッフに1回打たせてみるほうが早く答えが出ます。
その1回で、世の中の口コミのどれが自分の店に当てはまるかがはっきりします。
