楽天ペイの決済端末を使いながら、レジはスマレジでまとめたい。
そう考えたとき、この2つがきちんと連携できるのかが気になりますよね。
調べてわかったのは
スマレジと楽天ペイは公式に連携でき、対応する決済端末は「楽天ペイカードリーダー」ということでした。
スマレジの公式ヘルプには楽天ペイ専用の連携設定ページがあり、対象プランは月額0円のスタンダードから上位のリテールビジネスまで、全プランが並んでいます。
連携するとスマレジで打った金額がそのまま楽天ペイ側に渡るので、決済端末に金額を打ち直す作業がまるごと消えます。
ひとつだけ先に押さえておきたいのが、同じ楽天ペイでも「楽天ペイターミナル」はスマレジの動作保証とサポートの対象外という点です。
手元の端末が楽天ペイカードリーダーなら、そのまま進めて大丈夫です。
もうひとつ、意外と見落とされがちなのが、連携そのものにスマレジ側の契約が1つ必要になることです。
金額は1台につき月額1,320円(税込)と案内されていて、ここまで含めた総額で考えておくと後から慌てずに済みます。
スマレジの料金プランと連携まわりの条件は、無料の資料に一通りまとまっています。
- スマレジと連携できる楽天ペイの端末と、対象外になる端末
- 連携そのものに必要な契約と月々の費用
- 月額0円のスタンダードプランでも連携できるかどうか
- 申し込みから連携が完了するまでの流れ
- 返品や取消のときに必要になる2つの操作
- 楽天ペイのプラン選びと入金サイクルで変わる手取り額
スマレジと楽天ペイの連携でできることと必要な費用

スマレジと楽天ペイをつなぐとレジ会計はこう変わる
連携していない状態だと、レジ会計は同じ金額を2回打つ作業になります。
スマレジで合計金額を出し、そのあと楽天ペイ店舗アプリを開いて、もう一度同じ金額を入力する流れです。
決済が終わったら、今度はスマレジに戻って「カードで支払われた」ことを手で登録します。
連携するとこの往復がなくなります。
| 場面 | 連携していないとき | 連携したあと |
|---|---|---|
| 金額の入力 | スマレジと楽天ペイで2回 | スマレジで1回だけ |
| 打ち間違いのリスク | 2回入力するぶんだけある | 入力が1回なので起きにくい |
| 売上の記録 | あとから手で登録 | 決済と同時に自動で記録 |
| レジ締めの作業 | 2つの画面を突き合わせる | スマレジの画面だけで完結 |
ランチのピークタイムを思い浮かべると、この差はけっこう大きいです。
行列ができている時間帯に、レジ担当が2台の画面を行き来しなくてよくなるだけで、1組あたりの会計が数十秒短くなります。
会計が速くなれば、そのぶんお客様を待たせる時間も減ります。
もうひとつ効いてくるのが、売上データが1か所に集まることです。
現金もクレジットカードも電子マネーも、スマレジの売上画面にまとめて並ぶので、「今日はいくら売れて、そのうちいくらがカードだったか」が一目でわかります。
商品別の売れ行きや時間帯別の傾向も、決済手段とセットで見られるようになります。
レジ締めのたびに電卓を叩いていた時間が、そのまま浮くイメージです
楽天ペイカードリーダーと楽天ペイターミナルで変わる連携の可否
ここがいちばん大事なポイントです。
楽天ペイの決済端末には2種類あり、スマレジが動作保証とサポートを行っているのは楽天ペイカードリーダーのほうです。
スマレジの公式ヘルプには、楽天ペイターミナルはサポート対象外のため対応を承っていない、とはっきり書かれています。
| 項目 | 楽天ペイカードリーダー | 楽天ペイターミナル |
|---|---|---|
| スマレジの動作保証 | あり | サポート対象外 |
| スマレジのサポート窓口 | 使える | 対応を承っていない |
| 本体のかたち | 手のひらサイズのカードリーダー | 画面つきの一体型端末 |
| iPadやスマホ | 必要(スマレジ用と兼用) | 不要(端末だけで完結) |
| レシート印刷 | 専用プリンターを別途用意 | 本体に内蔵 |
おもしろいのは、楽天ペイ側の公式サイトを見ると、少し違う景色が見えることです。
楽天ペイの加盟店向けFAQには「楽天ペイターミナルでのレジ連携方法」というページがあり、スマレジを使っている場合のペアリング手順まで公開されています。
楽天ペイターミナルのアプリセンターから決済連携アプリを入れ、iOS端末側の楽天ペイ店舗アプリとペアリングキーでつなぐ、という流れです。
つまり、手順そのものは存在します。
それでもスマレジ側が「サポート対象外」と明記している以上、うまく動かなくなったときにスマレジのサポート窓口には頼れません。
- これから端末を選ぶなら、楽天ペイカードリーダーを選べば両社のサポートが受けられる
- すでに楽天ペイターミナルを持っているなら、楽天ペイ側の手順を試したうえで、スマレジには先に相談しておく
- レジが止まる場面で電話できる窓口があるかどうかが、実質的な選択基準になる
ちなみに同じ構図はSquareでも起きていて、スマレジと連携できるのはSquareのカードリーダーだけで、Squareターミナルは対象外とされています。
スマレジと組み合わせるときは「一体型の端末ではなく、カードリーダー型を選ぶ」と覚えておくと迷いません。

連携して使える決済ブランドの範囲
楽天ペイカードリーダーは、1台でクレジットカードと電子マネー、そしてQRコード決済に対応しています。
| 種類 | おもなブランド |
|---|---|
| クレジットカード | 楽天カード/Visa/Mastercard American Express/JCB Diners Club/Discover |
| 電子マネー | 楽天Edy Suica・PASMOなど交通系9種 nanaco/WAON/QUICPay/iD |
| QRコード決済 | 楽天ペイ/au PAY PayPay/d払い SmartCode/インバウンド決済 |
主要な支払い手段がひととおり揃っているので
「その支払い方法は使えません」
とお断りする場面はかなり減ります。
ここでひとつ、押さえておきたい線引きがあります。
スマレジの公式ヘルプは決済サービスごとのブランド一覧を出しつつ、記載のブランドがスマレジ連携に未対応の場合がある、と添えています。
SmartCodeを介して決済できるブランドについては、スマレジとは直接連携していないという注記もあります。
スマレジ側の会計画面では、「カード支払」から楽天ペイを選び、そのあとクレジットか電子マネーかを選ぶ流れになります。
店の売上構成でQRコード決済の比率が高い場合は、どのブランドがスマレジ側に自動で記録されるのかを先に押さえておくと安心です。
連携そのものにかかる費用の内訳
スマレジと楽天ペイをつなぐには、スマレジ側で「mPOS連携レジ端末」という契約を追加します。
mPOS連携とは、iPadやiPhoneのアプリ同士をつないで決済する方式のことで、楽天ペイ・おてがるペイ・STORES・Square・ペイメント・マイスターがこれにあたります。
この契約はレジ台数に応じて申し込む形で、申し込みと管理画面の設定が終わってはじめて、スマレジ・アプリで楽天ペイが選べるようになります。
2023年12月1日より後にスマレジを契約した店舗は、連携を使い始めた月から追加料金がかかる仕組みです。
スマレジと楽天ペイを合わせた費用の全体像は、次のとおりです。
| 費用の種類 | 金額の目安 | 支払い先 |
|---|---|---|
| スマレジの月額 | スタンダード0円 プレミアム5,500円 プレミアムプラス8,800円(税込) | スマレジ |
| mPOS連携レジ端末 | 1台につき月額1,320円(税込)と案内 | スマレジ |
| 楽天ペイの月額 | ライトプラン0円 スタンダードプラン2,200円(税込) | 楽天ペイ |
| 決済端末の本体代 | 2万円前後 (キャンペーンで0円になることもある) | 楽天ペイ |
| 決済手数料 | クレジットカード2.20%〜3.24% | 楽天ペイ |
| 振込手数料 | 楽天銀行なら0円 他行は1回300円(税抜) | 楽天ペイ |
数字が並ぶとわかりにくいので、実際のお店の規模で計算してみます。
月商100万円、そのうち半分の50万円がキャッシュレスという小さめの飲食店を想定します。
| 項目 | 計算 | 月額 |
|---|---|---|
| スマレジ(スタンダード) | 0円 | 0円 |
| mPOS連携レジ端末(1台) | 1,320円 | 1,320円 |
| 楽天ペイ(ライトプラン) | 0円 | 0円 |
| 決済手数料 | 50万円×2.48% | 約12,400円 |
| 振込手数料(楽天銀行) | 0円 | 0円 |
| 合計 | — | 約13,720円 |
固定費として毎月出ていくのは1,320円だけで、残りは売れたぶんだけ発生する手数料です。
売上がゼロの月でも1,320円しか出ていかないので、季節で売上が動くお店でも読みやすい構成になります。
月額0円のスタンダードプランでも連携できる
「無料プランだと外部の決済サービスは弾かれるのでは」と身構える人は多いです。
スマレジの楽天ペイ連携ページに書かれている対象プランには、スタンダードプランもきちんと含まれています。
つまり月額0円のプランのままでも、楽天ペイとの連携は使えます。
ただし、連携に必要なmPOS連携レジ端末の料金は、どのプランでも別に発生します。
2023年11月30日以前からスマレジを使っていてプレミアムプラン以上を契約している場合だけ、連携に伴う追加料金がかからない扱いになっています。
これから新しく始める店舗は、プランに関係なく連携ぶんの料金を見込んでおけば間違いありません。
もうひとつ、スタンダードプランで気にしておきたいのがレジ台数です。
| 項目 | スタンダード | プレミアム以上 |
|---|---|---|
| 月額 | 0円 | 5,500円(税込)〜 |
| 楽天ペイ連携 | 使える | 使える |
| 店舗数 | 1店舗のみ | 複数店舗を管理できる |
| レジ端末の追加 | 追加できない | 1店舗3台まで(以降は追加料金) |
| サポート | メール | メール(プレミアムプラス以上は電話も) |
1店舗・レジ1台で回しているお店なら、スタンダードプランのまま楽天ペイを足すのがいちばん安く上がります。
レジを2台以上置きたい、または2店舗目を考えているなら、その時点でプレミアム以上への切り替えが必要になります。
アカウントを作ってから30日間はすべての機能を無料で使えるので、上位プランの使い勝手を試してから決める手もあります。
自分の店舗の端末とプランで連携できるかは、無料のオンライン相談で直接聞くのがいちばん早いです。
スマレジの無料オンライン相談で、自分の店舗に合う連携のかたちを聞く
スマレジと楽天ペイの連携手順と始める前に押さえておきたいポイント

申し込みから連携完了までの流れ
やることは大きく4つです。
- 楽天ペイに申し込んで加盟店審査を通す
- スマレジでmPOS連携レジ端末を申し込む
- スマレジ管理画面で対象のレジ端末を連携できる状態にする
- 楽天ペイ店舗アプリを入れてカードリーダーとつなぐ
①楽天ペイに申し込んで加盟店審査を通す
楽天ペイの公式サイトから申し込みフォームに入力します。
公式の案内では、申し込みが最短5分、加盟店審査が最短3日、決済端末の購入と発送が最短3日という流れです。
順調に進めば、1週間ちょっとで手元に端末が届く計算になります。
開店に合わせたい場合は、余裕をみて2〜3週間前に動き出しておくと安心です。
②スマレジでmPOS連携レジ端末を申し込む
スマレジ管理画面の右上にあるメニューアイコンから「サービス」を開きます。
画面右上の「契約内容を変更」を押すと、プランやオプションの申し込み画面が出てきます。
その中の「mPOS連携レジ端末」の欄で、決済端末とつなぐレジの台数を登録します。
申し込みが終わったら、いったん管理画面からログアウトして、もう一度ログインし直します。
③管理画面で対象のレジ端末を連携できる状態にする
管理画面で「店舗 > 店舗一覧」を開き、設定したい店舗を選びます。
「端末の設定」タブに切り替えて、決済端末とつなぐレジ端末をクリックします。
「mPOS連携を利用する」の項目で「利用する」を選び、画面いちばん下の「更新」で確定します。
最後にそのレジ端末のスマレジ・アプリで同期を実行すると、設定が反映されます。
④楽天ペイ店舗アプリを入れてカードリーダーとつなぐ
スマレジが入っているiPadでApp Storeを開き、「楽天ペイ店舗」を検索してインストールします。
インストールしたらアプリを起動してログインしておきます。
次にカードリーダー本体の上部にある電源ボタンを押し、緑のチェックマークを長押しします。
画面のBluetoothアイコンが点滅すれば、ペアリングの準備ができた合図です。
iPadの「設定」からBluetoothをオンにすると、デバイス欄に「◯◯◯ Elan」という名前が並びます。
この3桁の数字はカードリーダー背面のシリアルナンバー下3桁なので、複数台あるときはシールを見比べて選びます。
「接続済み」になったら、あとはスマレジ・アプリ側の設定だけです。
- 「設定 > 販売設定」で支払方法の「カード支払」をオンにする
- 「設定 > クレジットカード設定」で「楽天ペイ」をオンにする
この2つを切り替えれば連携は完了で、会計画面に楽天ペイが並ぶようになります。

会計と電子マネー残高不足のときの正しい順番
ふだんの会計は、驚くほどあっさり終わります。
スマレジで商品をカートに入れ、「カード支払」から「楽天ペイ」を選ぶだけです。
金額の確認画面が出るので「はい」を押し、クレジットか電子マネーかを選んでカードを読み取ります。
決済が通ればスマレジの画面に戻り、売上として記録されます。
気をつけたいのは、電子マネーの残高が足りなかったときです。
残高不足のまま楽天ペイで会計を完了させると、スマレジ側は
全額を楽天ペイで支払ったものとして記録してしまいます。
公式が案内している正しい順番は次のとおりです。
- 楽天ペイの画面で「キャンセル」を選び、スマレジに戻る
- スマレジの支払方法で「現金預り」を選び、先に現金でもらう分を入力する
- 残った金額を、あらためて「カード支払」から楽天ペイの電子マネーで決済する
順番を逆にすると金額が合わなくなるので、この3ステップだけレジ横にメモしておくとスタッフ全員で共有できます。
取消と返品はスマレジと楽天ペイの両方で処理する
ここは実際に運用を始めてから効いてくる部分です。
決済の取消しについては、スマレジと楽天ペイのあいだでデータが行き来しません。
楽天ペイのアプリで取り消してもスマレジには伝わらず、スマレジで取り消しても楽天ペイには伝わりません。
片方だけで処理を終えると、売上が二重に残ったままレジ締めの数字が合わなくなります。
返品を受けたときは、必ず2か所を触ってください。
| 処理する場所 | 操作 |
|---|---|
| 楽天ペイのアプリ | 取引履歴で期間を指定して該当取引を開き 「取引の取消」から取り消して電子サインをもらう |
| スマレジ | 取引履歴から同じ取引を選んでキャンセル処理をする |
返品対応をアルバイトに任せる店舗では、この2か所の手順を1枚の紙にしてレジ下に貼っておくと事故が減ります。
楽天ペイがスマレジの設定画面に出てこないときの直し方
「クレジットカード設定を開いたのに楽天ペイが並んでいない」という状態は、ほとんどが設定の順番で解決します。
上から順に見ていくと原因にたどり着けます。
- mPOS連携レジ端末の申し込みが完了しているか
- 申し込みのあと、管理画面をログアウトして再ログインしたか
- 「店舗 > 店舗一覧 > 端末の設定」で、該当端末が「mPOS連携を利用する」になっているか
- 設定を変えたあと「更新」を押して確定したか
- そのレジ端末のスマレジ・アプリで同期を実行したか
- iPadの「設定 > アプリ > スマレジ」で、Bluetoothがオンになっているか
- カードリーダーが「◯◯◯ Elan」として接続済みになっているか
いちばん多いのは、申し込みは済んでいるのに管理画面側の「利用する」を切り替え忘れているパターンです。
設定を触ったあとにアプリの同期を回していないケースも、それに次いでよくあります。
そもそもの前提として、スマレジ・アプリはiOS専用です。
Androidのタブレットやスマートフォンではアプリ自体が動かないので、レジ端末はiPadかiPhoneを用意します。
楽天ペイのプラン選びと2年間の縛り
楽天ペイには中小規模の店舗向けに、手数料を下げた2つのプランが用意されています。
| 項目 | スタンダードプラン | ライトプラン | 通常 |
|---|---|---|---|
| 月額 | 2,200円(税込) | 0円 | 0円 |
| クレジットカード | 2.20% | 2.48% | 3.24% |
| 楽天ペイ(QR) | 2.00% | 2.254% | 2.95% |
| 途中解約 | 2年以内は 違約金38,280円(税込) | 違約金なし | — |
電子マネーやPayPay・d払いの料率はプランに関係なく共通で、電子マネーが2.95%(税抜)、QUICPayとiDが3.24%、PayPayとd払いが3.24%(税抜)です。
どちらのプランを選ぶかは、電卓を1回叩けば決まります。
スタンダードの月額2,200円を、手数料の差である0.28%で割ると約79万円という数字が出ます。
| 月のクレジットカード 楽天ペイ決済額 | ライトプラン | スタンダードプラン | お得なほう |
|---|---|---|---|
| 30万円 | 約7,440円 | 約8,800円 | ライト |
| 50万円 | 約12,400円 | 約13,200円 | ライト |
| 79万円 | 約19,592円 | 約19,580円 | ほぼ同じ |
| 150万円 | 約37,200円 | 約35,200円 | スタンダード |
月のカード決済額が約79万円を超えるあたりから、スタンダードプランのほうが安くなる計算です。
楽天ペイの公式サイトも、月間のキャッシュレス取扱高が100万円までならライトプラン、100万円以上ならスタンダードプランをすすめています。
ただしスタンダードプランには、適用日から2年以上使い続けるという条件が付いています。
2年以内に解約したりプランを変えたりすると、38,280円(税込)の違約金が発生します。
ライトプランには違約金がないので、売上の見通しがまだ固まっていないうちはライトから始めるのが無難です。
- 2つのプランは、中小企業の定義にあてはまる事業者か個人・フリーランスが対象
- 上場企業やそのグループ会社、フランチャイズ店は対象外
- 年間のキャッシュレス決済の総額が3,000万円以下であること
- 交通サービス・宿泊代・不動産・旅行代理店など、一部の業種は対象外
入金サイクルと振込手数料で変わる手取り額
楽天ペイの強みが、いちばんはっきり出るのが入金の速さです。
| 振込先 | 選べる入金サイクル | 振込手数料 |
|---|---|---|
| 楽天銀行 | 翌日自動入金(土日祝も) 月1回 月2回 | 無料 |
| 楽天銀行以外 | 入金依頼(3日後) 3日後自動 月1回 月2回 | 1回300円(税抜) |
楽天銀行を振込先にすると、前日23時59分までの売上が翌日そのまま入ってきます。
土日祝も止まらないので、現金商売とほとんど変わらない感覚でお金が回ります。
手数料の差も、年単位で見ると無視できない金額になります。
楽天銀行以外の口座で3日後自動入金を週2回のペースで使うと、1年で約104回の振込が発生します。
1回330円(税込)として計算すると、年間で約34,320円が振込手数料として引かれる計算です。
楽天銀行に変えるだけでこれが0円になるので
年間3万円ぶんの利益がそのまま残ることになります。
ひとつだけ落とし穴があって、審査が終わった直後の初期設定は月1回入金になっています。
翌日入金にしたい場合は、加盟店管理画面で入金サイクルを自分で切り替える必要があります。
仕入れの支払いが月末に集中する飲食店ほど、この切り替えの効果が大きく出ます。

他の決済端末と比べたときの向き不向き
スマレジにつなげる決済サービスは楽天ペイだけではありません。
| サービス | 特徴 | レシート印刷 |
|---|---|---|
| 楽天ペイカードリーダー | 固定費が軽く 楽天銀行なら翌日入金・振込手数料0円 | 専用プリンターを 別途用意 |
| PAYGATE | スマレジ自身が提供する決済サービスで 窓口がひとつにまとまる | 本体に内蔵 |
| stera terminal | SMBCグループの一体型端末 | 本体に内蔵 |
楽天ペイが向いているのは、こんなお店です。
- すでに楽天銀行の口座を持っていて、入金の速さを重視したい
- 毎月の固定費をできるだけ軽くしたい
- 楽天ポイントを使うお客様が多く、集客につなげたい
- すでに楽天ペイの加盟店で、レジだけスマレジに揃えたい
逆に、別の選択肢を見ておいたほうがよいケースもあります。
楽天ペイカードリーダー本体にはプリンター機能がないので、レシートを出すには対応プリンターを別に買うことになります。
スマレジ側のレシートプリンターをすでに持っているなら問題ありませんが、これから一式そろえるなら本体にプリンターが入っている端末のほうが合計金額は下がります。
窓口をひとつにまとめたい場合は、スマレジ自身が提供しているPAYGATEも比較の土俵に乗せておくと選びやすくなります。
よくある質問
Androidのタブレットでも楽天ペイと連携できますか
スマレジ・アプリはiOS専用なので、Android端末では利用できません。
レジ端末にはiPadかiPhoneを用意してください。
楽天ペイ店舗アプリ自体はAndroidにも対応していますが、スマレジと連携させる場合はiOS端末が前提になります。
個人事業主でも楽天ペイの審査は通りますか
個人事業主でも申し込めます。
法人と個人事業主で必要な書類が変わるので、申し込み前に楽天ペイの案内ページで書類をそろえておくと審査がスムーズです。
まだ開店していない店舗でも、未開店向けの申し込み窓口が用意されています。
レジを2台使う場合はどうなりますか
mPOS連携レジ端末は台数ぶんの契約になるので、2台つなぐなら2台ぶん申し込みます。
加えてスタンダードプランはレジ端末の追加ができないため、2台目からはプレミアムプラン以上への変更が必要です。
プレミアム以上なら1店舗3台まで使えて、それ以降は1台につき月額1,540円(税込)が加算されます。
楽天ペイカードリーダーでレシートは出せますか
カードリーダー本体にプリンター機能はありませんが、専用プリンターを別途購入すればレシートを出せます。
対応機種はスター精密のSML200のほか、mC-Print2やmPOPも使えます。
スマレジ側の販売レシートは、スマレジにつないでいるレシートプリンターから出せます。
先に楽天ペイターミナルを買ってしまいました
楽天ペイ側にはスマレジ利用時のペアリング手順が公開されているので、まずはその手順を試す価値はあります。
ただしスマレジの動作保証とサポートの対象外なので、動かなかったときの相談先は楽天ペイ側になります。
安定して運用したい場合は、スマレジに現状を伝えたうえで楽天ペイカードリーダーへの切り替えを相談するのが確実です。
まとめ:スマレジと楽天ペイは連携できます!対応端末は楽天ペイカードリーダーを選べば安心
スマレジと楽天ペイは公式に連携でき、対応端末は楽天ペイカードリーダーです。
- 連携は月額0円のスタンダードプランでも使える
- 連携にはmPOS連携レジ端末の契約が必要で、1台につき月額1,320円(税込)と案内されている
- 設定は申し込み・契約追加・管理画面の有効化・ペアリングの4段階
- 返品や取消は、スマレジと楽天ペイの両方で処理する
- 楽天銀行を振込先にすれば、土日祝も翌日入金で振込手数料は無料
金額の打ち直しがなくなるだけでも、ピークタイムのレジはずいぶん楽になります。
アカウントを作れば30日間はすべての機能を無料で使えるので、本番の営業に入れる前に自分の店舗で連携を試せます。
あとは、手元の端末とレジ台数を伝えて、必要な契約と費用をはっきりさせるだけです。
