楽天ペイ導入のメリットとデメリット!ライトプランは月額0円で縛りなし決済端末も選べます

楽天ペイ導入のメリットとデメリット!ライトプランは月額0円で縛りなし決済端末も選べます

楽天ペイの導入で気になるのは、メリットよりもデメリットのほうではないでしょうか。

「手数料でどれくらい持っていかれるんだろう」
「解約したくなったとき、違約金を取られたら嫌だな」

引っかかるのは、だいたいこの2つです。

楽天ペイは

ライトプランを選べば、初期費用も月額費用も0円で、契約期間の縛りもありませんので安心してください。

楽天ペイ(実店舗決済)には料金プランが2つあり、月額2,200円(税込)のスタンダードプランだけが2年間の継続利用を条件にしています。

月額0円のライトプランには最低利用期間も違約金もなく、支払うのは実際に決済が発生したぶんの手数料だけです。

2つのプランの違いは、この表のとおりです。

スクロールできます
項目ライトプランスタンダードプラン
月額費用0円2,200円(税込)
クレジットカード手数料2.48%(非課税)2.20%(非課税)
楽天ペイの手数料2.254%(税抜)2.00%(税抜)
最低利用期間なし2年間
違約金なし38,280円(税込)

お店に置く機械も、3つの中から選べます。

  • QRコード決済だけなら、端末なし・初期費用0円・維持費0円で始められます
  • 楽天ペイ カードリーダーなら、手持ちのスマホやタブレットと組み合わせてカード決済に対応できます
  • 楽天ペイ ターミナルなら、決済もレシートも通信も1台で完結します
  • とにかく小さく始めたい人、まず様子を見たい人
    → 月額0円のライトプラン
  • クレジットカードの決済が月80万円を超えている人
    → スタンダードプラン
  • レジ周りをすっきりさせたい人
    → 楽天ペイ ターミナル
  • すでにタブレットがある人
    → 楽天ペイ カードリーダー

もうひとつ、資金繰りに効く仕組みがあります。

振込先を楽天銀行にすると、前日23時59分までの売上が翌日に自動で振り込まれ、土日祝日も止まりません。

しかも楽天銀行あての振込手数料は0円なので、毎日入金しても1円も引かれません。

楽天ペイの料金プランと決済端末の価格を公式サイトで確かめる

 

この記事でわかること
  • 楽天ペイの導入にかかるお金の全額と、月商別に引かれる手数料の実額
  • スタンダードプランとライトプランが逆転する売上ライン
  • 楽天銀行と他行で変わる入金の速さと、年間の振込手数料の差
  • 楽天ペイ ターミナルとカードリーダーとQRコードの選び分け
  • 中小事業者向けプランの対象条件と、対象から外れる業種
  • 申し込みからお店で使えるようになるまでの日数

楽天ペイの導入で得られるメリットとお金まわりのデメリット

楽天ペイの導入でかかる費用と決済手数料の内訳をまとめた図

導入費用は0円から始められて月額も選べる

楽天ペイ(実店舗決済)は、初期費用・年会費・入会金のいずれもかかりません。

加盟店として登録するだけならお金は動かず、決済が1件も発生しなければ請求も発生しない仕組みです。

月額費用は選んだプランで変わります。

ライトプランは月額0円で、スタンダードプランは月額2,200円(税込)です。

つまりライトプランを選ぶかぎり、固定費はまったく増えません。

売上に波がある店にとって、これはかなり大きい話です。

お客さんが1人もカードを出さなかった月は、楽天ペイに払うお金が0円で済みます。

実際に導入した店主からも、月額固定費がないことを安心材料に挙げる声が出ています。

導入時の端末費用が抑えられただけでなく、月額の固定費がかからない点は、小規模な自宅サロンを営む身にとって何よりの安心材料でした

ただし、お金がまったくかからないわけではない部分もあります。

クレジットカードや電子マネーを受け付けるには、決済端末の購入が必要になります。

逆に言えば、QRコード決済だけで始めるなら端末そのものが不要です。

QRコード決済(アプリ決済)とは、お客さんが自分のスマホで店頭のQRコードを読み取って支払う方式のことです。

この方式なら、初期費用も維持費も0円のまま楽天ペイ・au PAY・PayPay・d払い・SmartCodeに対応できます。

お店に置くのは、送られてきたQRコードの掲示物だけです。

端末代を先に確かめておきたい場合、楽天ペイ ターミナルは公式の購入ページで42,240円(送料無料)で販売されています。

そのうえで、新規の加盟店を対象に端末代が0円になるキャンペーンも実施されています。

端末代0円のキャンペーンには適用条件があるので、申し込む前に条件のところだけ読んでおくと安心です。

楽天銀行なら翌日入金、他行なら1回300円という入金の差

楽天ペイでいちばん評価されているのが、この入金の速さです。

振込先に楽天銀行を登録すると、当日23時59分までの売上が翌日に自動で振り込まれます。

この翌日入金は土日祝日も動くので、金曜と土曜の売上が月曜まで宙に浮くことがありません。

そのうえ楽天銀行あての振込手数料は0円です。

キャッシュレス決済は月1回や月2回の入金が一般的なので、現金商売に近いスピードで手元にお金が戻ってくる計算になります。

仕入れの支払いが週単位で回っている店ほど、この差は体感で効いてきます。

創業時の入金タイミングを安定させたくて、毎日入金が決め手になりました

楽天ペイの入金サイクルを楽天銀行と他の金融機関で比べた図

メインバンクを変えたくない場合の条件も、はっきりしています。

楽天銀行以外の金融機関を振込先にすると、1回につき300円(税抜)の振込手数料がかかります。

税込では330円で、この金額が振込額から差し引かれます。

入金のタイミングも変わり、他行の場合は当日23時59分までの売上が3日後に振り込まれます。

この「3日後」は営業日ではなく、土日祝日を含めた3日後です。

ここを営業日と読み違えている情報も見かけるので、実際のほうが少し早いと覚えておくと予定を立てやすくなります。

選べる入金サイクルは、口座によって次のように分かれます。

スクロールできます
振込先選べる入金サイクル振込手数料
楽天銀行翌日自動入金
月1回
月2回
0円
楽天銀行以外入金依頼(3日後)
3日後自動入金
月1回
月2回
1回300円(税抜)

他行を使う場合、この330円が年間でいくらになるかを先に出しておきます。

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入金サイクル年間の振込回数年間の振込手数料(税込)
月1回12回3,960円
月2回24回7,920円
3日後自動入金365回120,450円

毎日入金にしたときの12万円は、決済端末を毎年3台買い替えるのと変わらない金額です。

裏を返せば、他行のままでも入金を月1回にまとめれば年間4,000円弱に収まります。

資金繰りを優先するなら楽天銀行、口座を増やしたくないなら入金回数を絞る、という2択で考えると迷いません。

審査が終わった直後の入金サイクルは、初期状態で月1回に設定されています。

楽天銀行を登録した人でも、翌日入金にするには加盟店管理画面で設定を切り替える必要があります。

翌日入金を目当てに申し込んだなら、審査が通ったその日に入金サイクルの設定だけ変えておいてくださいね。

決済手数料は2.20%からで月商別に引かれる金額

楽天ペイで継続的にかかるお金は、決済手数料だけです。

手数料率は決済のブランドごとに決まっていて、いちばん低いのがクレジットカードの2.20%(非課税)です。

ブランド別の内訳は次のとおりです。

スクロールできます
決済の種類スタンダードライト通常
クレジットカード
楽天カード・Visa・Mastercard
JCB・American Express
Diners Club・Discover
2.20%(非課税)2.48%(非課税)3.24%(非課税)
楽天ペイ2.00%(税抜)2.254%(税抜)2.95%(税抜)
au PAY・SmartCode2.95%(税抜)
PayPay・d払い3.24%(税抜)
電子マネー
楽天Edy・交通系・nanaco・WAON
2.95%(税抜)
電子マネー
QUICPay・iD
3.24%(非課税)

率だけ見てもピンとこないので、月にいくら引かれるかを金額で出しておきます。

クレジットカードの決済額だけで計算した金額が、この表です。

スクロールできます
月のカード決済額ライト(2.48%)スタンダード
(2.20%+月額2,200円)
20万円4,960円6,600円
50万円12,400円13,200円
80万円19,840円19,800円
100万円24,800円24,200円

月50万円のカード決済で12,400円と考えると、ランチ営業2日分くらいの感覚です。

この負担をどう見るかは、現金だけで断っていた会計がいくら拾えるかとの引き算になります。

5,000円のコートを買うか迷ったお客さんに「カード使えますよ」と言えるのは、背中を押せます

手数料の表記には、税込と税抜と非課税が混ざっている点だけ押さえておくと計算がずれません。

クレジットカードとQUICPay・iDは非課税なので、表の率がそのまま引かれます。

楽天ペイやPayPayなどのQRコード決済と、交通系ICなどの電子マネーは税抜表記なので、実際にはここに消費税が乗ります。

スタンダードプランとライトプランの分かれ目は月約79万円

2つのプランのどちらが得かは、電卓で答えが出ます。

クレジットカードの手数料差は2.48%と2.20%の差、つまり0.28%です。

スタンダードプランの月額2,200円を、この0.28%で割ると785,714円になります。

月のカード決済額がおよそ79万円を超えると、スタンダードプランのほうが安くなります。

79万円に届かない店は、ライトプランを選んだほうが毎月の支払いが少なくなります。

先ほどの表で月20万円のときにライトが1,640円安く、月100万円で初めてスタンダードが600円安くなったのは、この分岐点が理由です。

  • 月のカード決済額が79万円未満
    → ライトプラン
  • 月のカード決済額が79万円以上
    → スタンダードプラン
  • これから始めるので読めない
    → ライトプランで走り出す

これから導入する店にライトプランをすすめる理由は、金額以外にもあります。

スタンダードプランは、プラン適用日から2年以上の継続利用が条件になっているためです。

2年以内に解約すると、38,280円(税込)の違約金が発生します。

この違約金は解約だけでなく、2年以内にライトプランへ変更した場合にも発生します。

ライトプランには最低利用期間も違約金もないので、まず0円で始めて、カード決済が79万円に近づいてきたタイミングでスタンダードへ上げる順番がいちばん安全です。

そのころには自分の店のカード決済額が読めているので、2年続ける判断も落ち着いてできます。

中小事業者向けプランには対象条件と対象外の業種がある

2.20%と2.48%という低い手数料は、中小事業者向けに用意されたプランのものです。

条件から外れると通常の手数料率3.24%が適用されるので、自分の店があてはまるかを先に見ておくと計算がずれません。

プランの利用条件は4つです。

  • 国が定める中小企業の定義にあてはまる事業者、または個人・フリーランスであること
  • 上場企業やそのグループ会社・連結子会社、フランチャイズ店ではないこと
  • 事業者単位で年間のキャッシュレス決済の総額が3,000万円以下であること
  • スタンダードプランの場合、プラン適用日から2年以上同じプランを使うこと

個人店や小さな法人であれば、たいていは1つ目と2つ目をそのまま満たします。

気をつけたいのは3つ目で、年間のキャッシュレス決済が3,000万円を超えると対象から外れます。

月あたりに直すと250万円なので、キャッシュレス比率が高い繁盛店は早めに超える可能性があります。

業種にも対象外の区分があります。

交通サービス・宿泊代・不動産・携帯やパソコンの販売・スポーツクラブなどの施設利用料・旅行代理店・デパート・たばこ店などは、中小事業者向けプランの対象外業種として挙げられています。

飲食店・美容室・サロン・小売店といった業種は、この一覧に含まれていません。

条件から外れた場合は、通常の手数料率が適用されます。

クレジットカードなら3.24%(非課税)なので、月50万円のカード決済で16,200円という計算です。

ライトプランの12,400円と比べると、月3,800円ほどの差が出ます。

自分の店がどちらに入るか迷ったら、申し込み前に導入相談の窓口で聞いてしまうのが早いです。

楽天ペイの相談窓口は9時30分から23時まで開いていて、土日祝日も対応しています。

店を閉めたあとの時間でも間に合うのは、日中に電話を持てない店主にはありがたいところです。

楽天ポイントを使いたい人を店に呼び込める

手数料を払ってでも導入する価値があるかは、来店が増えるかどうかで決まります。

楽天ペイを入れると、楽天のサービスでポイントを貯めている人にとって「そのポイントが使える店」になります。

楽天ペイのアプリには使えるお店を探す機能があるので、近くでポイントを消化したい人の目に留まる導線ができます。

楽天市場や楽天トラベルで貯まったポイントの出口として選ばれる形です。

楽天ペイ ターミナルを選んだ場合は、もう一段上の集客の仕組みも使えます。

共通ポイントサービスの楽天ポイントカードパートナーになれるので、支払いと関係なくポイントを貯めに来るお客さんも取り込めます。

もうひとつの効果が、断っていた会計を拾えるようになることです。

キャッシュレス決済ができないと、予約の時点で断られる割合が増えてきたので導入しました

高単価のメニューほど、現金だけという条件が申し込みの壁になります。

1万円を超える施術や商品を扱う店なら、カードが使えるという一言が成約率をそのまま押し上げます。

レジ締めが楽になるのも、地味ですが毎日効く変化です。

Web管理画面では日次売上と取引履歴の確認、店舗スタッフのユーザー登録と削除、店舗情報の編集、入金依頼、決済端末の購入までができます。

現金を数え直す時間が減るぶん、閉店後の作業が短くなります。

その時間を翌日の仕込みや家族との時間に回せるのは、毎日効いてくる変化です。

ここまでの費用と入金の条件を見て、固定費が増えないなら試す価値があると感じたなら、月額0円のプランから始めるのがいちばん損のない入り方です。

月額0円のライトプランで楽天ペイを申し込んでみる

決済端末とプランの選び方で楽天ペイ導入のメリットは伸びデメリットは減ります

楽天ペイの決済端末をQRコードとカードリーダーとターミナルで比べた画像

楽天ペイ ターミナルとカードリーダーとQRコードの選び分け

楽天ペイの使い勝手は、どの端末を選ぶかでほとんど決まります。

選択肢は3つで、それぞれ受けられる決済も必要な機器も違います。

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項目QRコード決済のみ楽天ペイ カードリーダー楽天ペイ ターミナル
端末代不要必要必要
維持費0円0円0円
クレジットカード非対応対応対応
電子マネー非対応対応対応
QRコード決済対応対応対応
レシート発行なし別売プリンターが必要本体に内蔵
一緒に必要なものなしスマホまたはタブレットなし

QRコード決済のみを選ぶと、初期費用も維持費も0円のまま始められます。

キッチンカーやイベント出店、まずキャッシュレスを試したい個人店に向いた入り方です。

ただしクレジットカードと電子マネーは受けられないので、カード払いの希望が多い店だと取りこぼしが残ります。

楽天ペイ カードリーダーは、手持ちのスマホやタブレットとつないで使う小型の端末です。

金額の入力はスマホ側のアプリで行い、カードの読み取りだけをカードリーダーが担当します。

すでにタブレットが店にあるなら、追加で用意するものが少なくて済みます。

レシートを出したい場合は、別売のプリンターを買い足す形になります。

楽天ペイ ターミナルは、決済もレシートも通信も1台に入ったオールインワンの決済端末です。

スマホもタブレットもプリンターも用意せずに済むので、レジ周りの機械がいちばん少なくなります。

今まではカードリーダーと接続用のスマホの両方を管理して充電するのが面倒でしたが、これ1つで決済が完結するようになりました

迷ったときの決め手は、レシートを日常的に出すかどうかです。

領収書やレシートを毎回渡す業態なら楽天ペイ ターミナル、渡さない業態ならカードリーダーで足ります。

楽天ペイ ターミナルは1台でレシートまで完結する

楽天ペイ ターミナルは、決済機能・タブレット・プリンター・通信機能を1台にまとめた端末です。

クレジットカードのタッチ決済にも対応していて、カードをかざすだけの会計もできます。

本体の仕様は次のとおりです。

項目楽天ペイ ターミナル
大きさ209mm×78mm×45mm
重量373g(バッテリー含む)
充電ポートUSB Type-C
通信モバイル通信(4G LTE)
Wi-Fi
プリンター内蔵
(レシート用紙 58mm×40mm)
動作温度-10℃〜55℃
カラー3色
保証期間購入から1年間

209mmという長さは、コンビニのおにぎりを2つ縦に並べたくらいの大きさです。

373gはスマホ2台ぶんほどなので、片手で持って客席まで運べます。

動作温度が-10℃から55℃まであるので、冬の屋外イベントや夏場の車内でも使える範囲に入っています。

本体の色は3色から選べます。

レジ周りの雰囲気に合わせられるので、内装にこだわっている店でも端末だけ浮くことがありません。

店内の雰囲気に違和感なく馴染んでいますし、お店のテイストに合わせて色が選べる点も良いと思います

通信は4G LTEとWi-Fiの両方に対応しています。

Wi-Fiが届かない2階席や、屋外の出店先でも決済できるということです。

2階はWi-Fiが飛んでいなくて困っていたのですが、モバイル通信がつながるおかげで2階でも決済ができるようになりました

そのモバイル通信のための回線も、加盟店向けに用意されています。

楽天ペイ加盟店向け優待SIMは月額0円で、月3GBまで使えて契約年数の制限もありません。

申し込みは任意で、審査に通ったあとに希望する加盟店だけが申し込む形です。

この優待SIMについては、今後有償化する予定があると案内されています。

有料になる時期と料金は公表されていないので、モバイル通信を前提に選ぶなら公式の案内をあわせて見ておくと計画が立てやすくなります。

楽天ペイ ターミナルには、アプリを追加できる仕組みも入っています。

楽天ペイ アプリセンターから店舗運営を支えるアプリを入れられるので、レジ機能やポイント機能を後から足していけます。

決済端末の実費とレシート用紙のランニングコスト

端末代がいくらなのかは、いちばん情報が食い違いやすいところです。

公式の購入ページでは、楽天ペイ ターミナルが42,240円で送料無料と表示されています。

感熱ロール紙10巻がついたセットは44,440円です。

そのうえで、新規の加盟店を対象に端末代が0円になるキャンペーンが実施されています。

キャンペーンの条件を満たせるなら、実質的な初期費用は0円で始められる計算になります。

楽天ペイ ターミナルの本体と同梱の感熱ロール紙を並べた実物写真

端末を買ったあとに継続してかかるのは、レシート用紙だけです。

楽天ペイ ターミナル用の感熱ロール紙は、10巻で2,530円で販売されています。

1巻あたり253円なので、レシートを毎回発行する店でも月に数百円というレベルです。

楽天ペイ カードリーダーを選ぶ場合は、本体のほかにプリンターの費用を見ておきます。

接続できるのはスター精密社製のSML200で、大きさは83mm×122.5mm×44mm、重量は約220g、保証期間は1年です。

iOSやiPad OSの端末を使う場合は、mC-Print2やmPOPも接続できます。

端末の購入は、審査に通ったあと加盟店管理画面の「店舗用機器のご購入」から行います。

お客さんが出す決済ブランドはひと通り揃っている

導入したのに使えないブランドがあると、その場で気まずい思いをします。

楽天ペイで受けられるブランドは、次のとおりです。

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種類対応ブランド
クレジットカード楽天カード・Visa・Mastercard
American Express・JCB
Diners Club・Discover
電子マネー楽天Edy・交通系電子マネー
(Suica・PASMO・Kitaca・TOICA・manaca・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけん)
nanaco・WAON・QUICPay・iD
QRコード決済楽天ペイ・au PAY・PayPay
d払い・SmartCode
インバウンド決済UnionPay(銀聯)・WeChat Pay
Alipay+・JKOPAY・HIVEX

いちばん誤解されやすいのが、PayPayとd払いの扱いです。

楽天ペイの実店舗決済は、PayPayとd払いにも対応しています。

使えないと書いている情報も残っていますが、公式の手数料一覧にどちらも掲載されています。

QRコード決済で希望されることの多い2つが揃っているので、「うちはPayPay使えません」と言う場面はなくなります。

交通系電子マネーが9種類そろっているのも、駅前の店では効いてきます。

インバウンド決済まで含めると、海外からのお客さんが出すブランドにも幅広く対応できます。

ほとんどの決済手段が使える個人店は珍しいと、お客様に喜ばれています

実際に使えるブランドは審査の結果で決まるので、開始後は加盟店管理画面で自分の店の対応状況を見られます。

申し込みから使えるようになるまでの日数

申し込みからお店で使えるようになるまでは、4つの段階を通ります。

①お申し込み(最短5分)

公式サイトのフォームから、店舗情報と希望する決済方法を入力します。

入力そのものは最短5分で終わります。

②加盟店審査(最短3日)

提出した書類をもとに審査が行われます。

審査は決済ブランドごとに進むので、早く通るものから順に使えるようになります。

審査で出すものは、法人と個人事業主で少し変わります。

申し込む立場用意するもの
法人会社の情報
売上金の入金先口座
(法人口座と同じ名義)
店舗の実態がわかる資料
個人事業主代表者の確認書類
売上金の入金先口座
店舗の実態がわかる資料

店舗の実態がわかる資料は、ホームページのアドレス・名刺・メニュー表・求人広告などがあてはまります。

メニュー表が手元にない場合は、ここで時間を取られやすいので先に用意しておくと流れが止まりません。

③決済端末の購入・発送(最短3日)

審査に通ったら、加盟店管理画面から決済端末を購入します。

QRコード決済のみを選んだ場合は、端末ではなく販促物が発送されます。

④ご利用開始

届いた端末の初期設定をすれば、その日から会計に使えます。

最短で進めば、申し込みから1週間ほどで店頭に立たせられる計算です。

開店前でも申し込める点も、これから店を出す人には大きいところです。

オープン予定の店舗としての申し込み方法が公式に用意されているので、開店初日からキャッシュレスに対応できます。

業種や規模を問わず申し込めるのも特徴です。

ただし審査の結果によっては、一部の機能だけの利用になる場合があります。

オープン日が決まっているなら、内装工事のうちに申し込んでおくと開店に間に合わせやすいですよ。

電波と充電まわりで先に手を打てること

実際に使っている店から出てくる困りごとは、機能そのものより運用まわりに集まります。

いちばん多いのが、バッテリーの残量です。

こまめに充電しておかないと、会計の直前に電池不足に気づいて冷や汗をかいたことがありました

持ち運べる小型の端末なので、置き場所が固定されないぶん充電を忘れやすくなります。

閉店後は必ず充電器に戻す、という置き場所のルールを最初に決めておくと、この失敗はほぼ起きません。

楽天ペイ ターミナルはUSB Type-Cで充電できるので、スマホと同じケーブルを差しっぱなしにしておけます。

次に多いのが、通信環境です。

決済の速さはWi-Fiの安定度に左右されるので、電波の弱い場所ではやり取りに時間がかかります。

レジ位置のWi-Fiが不安なら、楽天ペイ ターミナルのモバイル通信を主回線にする選び方が有効です。

4G LTEが入る場所なら、店のWi-Fiが落ちても会計を止めずに済みます。

楽天ペイ カードリーダーを選ぶ場合は、スマホやタブレットの通信環境がそのまま決済の安定性になります。

トラブルが起きたときの相談先も、先に控えておくと落ち着いて対処できます。

楽天ペイの加盟店サービスセンターは9時30分から23時まで、土日祝日も対応しています。

夜まで営業する飲食店でも、閉店後に電話がつながる時間帯が残っている形です。

端末そのものには、購入から1年間の保証も付いています。

保証内容の範囲であれば交換に対応してもらえるので、初期不良が起きても手出しは発生しません。

やめたくなったときの手順も、先に知っておくと気が楽になります。

解約は加盟店管理画面の「店舗情報管理」にある解約申請のボタンから進められます。

電話をかけて引き止められる、という手順は入っていません。

手続きの前に、まだ振り込まれていない売上が残っていないかだけ見ておきます。

残高は加盟店管理画面の振込明細から確認でき、残っていれば入金依頼を出しておけば受け取れます。

楽天銀行を入金先にしている場合は自動で振り込まれるので、この作業そのものが不要です。

使っていた端末は、加盟店側で処分する決まりになっています。

解約の申請を出すと決済がすぐ使えなくなるので、取引履歴や日次売上のデータが必要なら申請の前に出力しておいてくださいね。

楽天ペイ ターミナルをレジカウンターで充電しながら使う様子

よくある質問

個人事業主でも楽天ペイを導入できますか

導入できます。

楽天ペイは業種や規模を問わず申し込めるサービスで、法人と個人事業主で必要な書類が分かれているだけです。

中小事業者向けの料金プランも、個人やフリーランスが対象に含まれています。

まだ開店していない状態でも、オープン予定の店舗として申し込む方法が用意されています。

POSレジと連携できますか

連携できます。楽天ペイ(実店舗決済)は主要なPOSレジサービスとの連携に対応しています。

連携すると会計金額が決済端末に反映されるので、レジと端末に同じ金額を二度打ちする手間がなくなります。

対応しているサービスの一覧は公式サイトで公開されています。

屋外のイベントや移動販売でも使えますか

使えます。

楽天ペイ ターミナルはモバイル通信(4G LTE)に対応しているので、Wi-Fiのない場所でも決済できます。

動作温度は-10℃から55℃までで、屋外の出店にも耐える範囲です。

カードリーダーを使う場合は、スマホの回線がつながる場所であれば同じように決済できます。

決済が1件もなかった月も費用はかかりますか

ライトプランなら0円です。

ライトプランは月額費用がなく、支払うのは実際に発生した決済の手数料だけなので、決済が0件の月は請求も発生しません。

スタンダードプランを選んでいる場合は、決済の有無にかかわらず月額2,200円(税込)がかかります。

売上に季節の波がある店は、ライトプランのほうが負担を読みやすくなります。

複数の店舗を持っている場合はどうなりますか

中小事業者向けプランの条件は、店舗ごとではなく事業者単位で判定されます。

年間のキャッシュレス決済の総額が3,000万円以下という条件も、全店舗を合計した金額で見る形です。

複数店舗ぶんをまとめて申し込みたい場合は、公式の相談窓口で手続きを案内してもらえます。

まとめ:楽天ペイの導入はメリットが大きくデメリットはプラン選びで避けられます

楽天ペイは

ライトプランを選べば、初期費用も月額費用も0円で、契約期間の縛りもありません。

デメリットとして語られる違約金38,280円は、月額2,200円のスタンダードプランを2年以内にやめた場合の話です。

ライトプランを選んでいるかぎり、この金額とは無関係でいられます。

要点を並べておきます。

  • 初期費用・年会費・入会金は0円で、QRコード決済のみなら端末も不要
  • 手数料はクレジットカード2.20%から、楽天ペイ2.00%から
  • プランの分かれ目は、月のカード決済額およそ79万円
  • 楽天銀行なら翌日入金で振込手数料0円、他行は1回300円(税抜)
  • レシートまで1台で完結させるなら楽天ペイ ターミナル
  • PayPayもd払いも交通系ICも受けられる

安心材料としていちばん大きいのは、固定費が増えない形で試せることです。

ライトプランなら決済が発生しなかった月の請求は0円で、合わないと感じたら違約金なしでやめられます。

失うものが手数料ぶんしかない状態で、カードが使えないせいで断っていた会計を拾いにいける形です。

申し込みの入力は最短5分、審査は最短3日、端末の発送も最短3日で進みます。

今週のうちに動けば、来月の会計には間に合う速さです。

最短5分の入力で楽天ペイの加盟店申し込みを済ませる