エアレジのメリット・デメリット|0円はアプリだけ!向いている店舗と向かない店舗の条件|Airレジ

エアレジのメリット・デメリット|0円はアプリだけ!向いている店舗と向かない店舗の条件

「無料と書いてあるけど、本当にそれだけで足りるのかな」

エアレジのメリットとデメリットで引っかかるのは、だいたいここです。

公式の料金ページと動作環境の資料を突き合わせてわかったのは

0円なのはレジのアプリだけで、判断を分けるのは対応するiPadやiPhoneを持っているかどうかという点でした。

アプリの利用料・月額費用・サポート費用は、公式の料金ページで0円と決まっています。

一方でiPadを新しく買うと74,800円(税込)から、レシートプリンターとキャッシュドロアまで揃えると合計129,120円(税込)からかかります。

カード決済を受けるならAirペイという別サービスの申し込みが要るので、そこには審査と0.99%から3.24%の決済手数料がついてきます。

判断ポイントごとに、良い面と引っかかる面を並べるとこうなります。

スクロールできます
判断ポイント良い面引っかかる面
費用アプリ利用料・月額・サポートが0円iPadと周辺機器で129,120円(税込)〜の実費
対応端末手持ちのiPad・iPhoneでそのまま始められるAndroidは非対応・iPadは第7世代以降のみ
決済Airペイと連携すると会計金額がそのまま流れる別契約と審査が要り決済手数料0.99〜3.24%
通信通信が止まっても現金の会計は続けられるカード決済とレジ精算は復旧待ちになる
機能レジ・売上分析・在庫管理まで0円飲食店の注文機能は有料のAirレジ オーダー
導入準備Webからアカウント登録するだけ商品登録と初期設定は営業前にやっておく

良い面が効くお店と、引っかかる面が重くのしかかるお店は、はっきり分かれます。

手持ちのApple端末があって、まず現金とレジ締めをラクにしたい小さなお店なら、費用ゼロのまま試せる余地が大きいです。

対応する機種とその価格は、公式サイトに一覧で出ています。

対応するiPadの機種と周辺機器の価格を公式サイトで確かめる

この記事でわかること
  • 0円で使える範囲と、実際にかかる導入費用の内訳
  • 対応するiPad・iPhoneの世代と、Androidしかない場合の追加費用
  • 通信が止まったときにできること・できないこと
  • キャッシュレス決済とオーダーシステムにかかる費用
  • 向いている店舗・向いていない店舗の条件
  • 申し込む前に答えを出しておきたい7つの問い

エアレジのメリットは0円のレジ機能でデメリットは端末と周辺機器の実費

エアレジのアプリ画面と別途必要になるレシートプリンターやキャッシュドロアなどの周辺機器

エアレジの良い面と引っかかる面は、ほとんどが「費用のどこまでが0円か」に集まっています。

お金・端末・決済・通信という4つの軸で、それぞれが自分のお店にどう効いてくるかを見ていきます。

エアレジのアプリ利用料は0円で導入総額は店舗の構成で0円から129,120円

「0円」と聞いたときに気になるのは、どこまでが0円でどこから有料なのかの線引きですよね。

公式の料金ページでは

初期費用・月額費用・サポート全般の利用費用・すべての機能の利用料が0円と示されています。

契約料や月ごとの利用料もかからず、適用条件の制限もありません。

0円に含まれるのは、次の範囲です。

  • 注文入力・会計・レシートや領収書の発行などのレジ機能
  • 売上の自動集計・顧客情報の登録・会計と連動する在庫管理などの管理機能
  • 電話・チャット・メールでのサポート全般
    (導入相談は店頭でも可能)

ここで押さえておきたいのは、0円の対象が「Airレジ アプリ単体の機能」だという点です。

公式の料金ページにも、Airレジ オーダーの機能を除いた単体機能を指す、という注記が付いています。

そして0円の外側にあるのが、iPadと周辺機器の実費です。

スクロールできます
必要なもの市場参考価格(税込)必要になる店舗
iPad74,800円〜対応するApple端末を
持っていない店舗
レシートプリンター
(据え置き型)
45,300円〜レジ位置が固定の
飲食店・小売店
レシートプリンター
(モバイル型)
26,800円〜移動販売・催事
訪問型のサービス
キャッシュドロア9,020円〜現金会計があり
釣り銭を扱う店舗
合計
(iPad+据え置き型プリンター+ドロア)
129,120円〜一式をゼロから揃える店舗

読者が電卓を叩かずに済むよう、よくある3つの構成で導入総額を出しておきます。

スクロールできます
店舗の構成揃えるもの導入総額(税込)
手持ちのiPhoneだけで始める
(キッチンカー・催事・少額物販)
アプリのみ0円
持ち運ぶレジにする
(移動販売・出張サービス)
手持ち端末
+モバイル型プリンター
26,800円〜
店舗に据え置く
(飲食店・小売店)
iPad
+据え置き型プリンター
+ドロア
129,120円〜
エアレジの導入費用が0円から129,120円まで変わる店舗構成別の機器の組み合わせ

従来の据え置き型POSレジが数十万円からになることを考えると、一式を揃えても初期費用は抑えやすい部類に入ります。

ただし「無料だから0円で始められる」と受け取ったまま申し込むと、機器の見積もりで想定が崩れます。

もうひとつ、毎月かかり続けるものとしてインターネット回線があります。

エアレジはインターネットに接続できる環境で使うサービスなので、店舗にWi-Fiがなければ回線の契約と月々の通信費が新しく発生します。

アプリ0円という言葉は正確ですが、お店として毎月出ていくお金がゼロになるわけではない、という理解が実態に近いです。

エアレジは会計するだけで売上が集計されるので閉店後の集計作業が要らなくなる

レジを替えて一番変わるのは、閉店後の時間の使い方です。

エアレジは会計するだけで売上・客数・在庫数が自動で集計されるつくりになっています。

手書きの日報やレポートを作る作業がそのまま消える計算です。

集計した数字は、パソコンのブラウザから開けるバックオフィス画面でも見られます。

店を閉めてから店内で数字を突き合わせる必要がなくなるので、帰宅してから確認する運用にも切り替えられます。

経理側でも効いてきます。

公式サイトでは、クラウド会計ソフトと連携すると日々の売上データを自動で取り込めて、帳簿入力の手間を大きく減らせると示されています。

連携先として案内されているのは、freee会計・弥生シリーズ・マネーフォワードクラウド・TKCなどです。

ここが自分のお店にどう効くかは、いま何で売上を管理しているかで変わります。

  • ノートやExcelで売上を管理してきた店舗は、転記作業がまるごと減るので効果が大きい
  • 会計ソフトをすでに使っている店舗は、月末にまとめて入力していた時間が浮く
  • すでに高機能なPOSレジで分析まで回している店舗は、変化を感じにくい

紙とExcelから移る店舗ほど、0円のまま得られるものが大きいと言えます。

エアレジはiPadとiPhoneで始められるが対応するのは第7世代以降とiPhone XS以降

「家にiPadがあるから、それを使えば0円で始められる」と考えている場合、ここは先に確かめておきたいところです。

エアレジの動作環境には、動作確認済みの機種と対応OSがはっきり決まっていると示されています。

対応OS以外のバージョンは動作環境外という扱いです。

スクロールできます
端末動作確認済みの機種対応OS
iPadiPad(第7世代)以降
iPad Air(第3世代)以降
iPad mini(第5世代)以降
iPad Pro 11インチ・12.9インチ各世代
iPadOS 18
iPadOS 26
iPhoneiPhone XS・XS Max・XR
iPhone SE(第2世代)以降
iPhone 11以降の各シリーズ
iOS 18
iOS 26

この一覧が意味するのは、手元にApple端末があっても年式によっては動かない、ということです。

iPad(第6世代)やiPhone X、iPhone SE(第1世代)といった一世代前の機種は、動作確認済みの一覧に入っていません。

費用を抑えようとして中古のiPadを選ぶときも、同じ落とし穴があります。

安く出回っている型は対応OSに上げられない世代であることが多く、買ってから動かないと気づくと、そのまま無駄な出費になります。

画面の使い方にも決まりがあります。

iPadの縦向き、Split View、Slide Over、Stage Manager、フローティングキーボードでの利用は、いずれも動作環境外とされています。

「レジ画面を出しながら別のアプリも並べて表示したい」

という運用は想定されていない、と考えておくのが安全です。

動作確認済みの機種と対応OSは随時更新されるので、手元の端末を使う予定なら、申し込む前に公式の動作環境ページで型番を照らし合わせておくと安心です。

エアレジの操作はタッチ中心でシンプルだが商品登録と初期設定は営業前に必要

操作面は、エアレジが評価されてきた部分です。

商品ボタンをタッチして金額を確定するだけで会計が進むので、打ち間違いや計算ミスが起きにくくなっています。

グッドデザイン賞を受けた画面設計でもあり、使いやすさが第三者の目でも評価された形です。

ただ、ここで「誰でもすぐ使える」とまでは言い切れません。

公式が案内している導入の流れでは、アカウント登録とアプリのダウンロードのあとに、お店の基本情報・メニューや商品・レシートなどの初期設定という工程が入ります。

登録した日からそのまま営業で使えるわけではない、ということです。

店舗のタイプ別に、この準備の重さはかなり変わります。

スクロールできます
店舗のタイプ準備の重さやっておくこと
商品が10〜30品目
(カフェ・小さな物販)
軽い商品登録とレシート設定
メニューが100品目前後
(居酒屋・レストラン)
中くらいカテゴリ分け・軽減税率の設定・原価の登録
品目数が数百以上
(アパレル・雑貨・書店)
重いバリエーション設定・在庫数の登録
バーコード運用の準備

スタッフ側でも差が出ます。

タブレットの操作に慣れているスタッフなら短時間で覚えられますが、電子機器の扱いに不慣れなスタッフには研修の時間が要ると言われています。

開店日から逆算して、商品登録と操作の練習に数日ぶんの余裕を取っておくと、慌てずに済みます。

エアレジはAndroid端末では利用できないのでApple端末がない店舗は機器代が増える

これはデメリットとして一番よく挙がる点です。

Airレジ アプリはiPadまたはiPhone向けに提供されていて、Android端末には対応していません。

あわせて使うことになるAirペイ、Airペイ QRも同じくAndroid端末には対応していないと明記されています。

お店の端末をAndroidで揃えている場合、影響はそのまま金額に出ます。

  • レジ用にiPadを新しく買うと74,800円(税込)から、複数レジなら台数分そのままかかる
  • すでに使っているAndroidタブレットは、他の用途に回すか遊ばせるかになる
  • 端末が2つのOSに分かれるので、管理や充電まわりの手間も増える

ふだん使っているiPhoneがすでにある個人店なら、この項目は費用ゼロで通過します。

キッチンカーや催事のように、レジを持ち歩きたい業態ではiPhoneがそのままレジになるので、Androidとの相性の悪さがほとんど問題になりません。

Androidで店舗の端末を統一する方針が固まっている場合は、この一点だけでエアレジが選択肢から外れます。

エアレジのキャッシュレス決済はAirペイの別契約になり審査と決済手数料がかかる

ここはエアレジとAirペイが混同されやすいところです。

エアレジはレジのアプリで、カード決済や電子マネーを受け付ける機能は持っていません。

キャッシュレスに対応するには

Airペイという別サービスを申し込んで審査を通すという段取りになります。

Airペイ側の条件は公式サイトに整理されています。

スクロールできます
項目条件
初期費用・月額固定費0円
決済手数料0.99%〜3.24%
(決済手段で変わる)
振込手数料すべての銀行で0円
※ゆうちょ銀行は利用不可
入金回数みずほ・三菱UFJ・三井住友は月6回
その他の金融機関は月3回
審査通常3日程度
カードリーダー無償で貸与
※電源アダプタは別途用意

手数料は率で言われてもピンと来にくいので、金額にしておきます。

スクロールできます
月商キャッシュレス比率手数料3.24%の場合の月額
100万円50%約16,200円
100万円80%約25,900円
300万円50%約48,600円
300万円80%約77,700円

客単価が低くて利益率も薄い業態だと、この負担が重く感じられます。

実際、飲食店の経営者からは、客単価を考えると3%を超える手数料は積極的に使いたくない、という声も出ています。

一方で、キャッシュレスを受け付けないことで取り逃す売上もあるので、手数料と機会損失を並べて考える場面になります。

資金繰りの面では、入金のタイミングも見ておきたいところです。

メインバンクがみずほ・三菱UFJ・三井住友なら月6回ですが、それ以外の金融機関だと月3回に減ります。

仕入れの支払いが月末に集中している小さなお店ほど、入金の間隔が空くことの影響が出やすくなります。

お客様から聞かれやすい支払い方法についても、ひとつ決まりがあります。

Airペイでは、お店側で分割払いやリボ払いを指定することはできず、店頭での会計は一括払いになります。

お客様があとから分割やリボに変えられるかどうかは、カード会社が提供しているサービス次第です。

単価の高い商品を扱っていて分割払いのニーズが強いお店は、この点を先に押さえておくと、店頭でのやり取りがスムーズになります。

エアレジの飲食店向け注文機能は有料のAirレジ オーダーで月額13,200円から

飲食店で検討している場合、ここが総額を一番大きく動かします。

ハンディでの注文入力、お客様のスマホからのモバイルオーダー、キッチンへの注文伝達といった機能は、エアレジ本体ではなくAirレジ オーダーという有料のサービスにあたります。

公式の料金ページでも、0円の対象はAirレジ オーダーの機能を除いた単体機能だと注記されています。

料金は、注文の受け方と厨房への伝え方の組み合わせで決まります。

スクロールできます
プラン月額費用(税込)向く使い方
キッチンモニターのみ6,600円注文を厨房の画面で受けたい
ハンディ13,200円〜スタッフが席で注文を取る
モバイルオーダー 店内版17,600円〜お客様のスマホから注文してもらう
モバイルオーダー 店外版0円
+注文手数料3%
+決済手数料3.24%
テイクアウトの事前注文を受ける

初期の導入サポート費用も、厨房への伝え方で変わると案内されています。

キッチンモニターを使うプランは0円、キッチンプリンターを使うプランは110,000円(税込)という設定です。

つまり、レジ締めと売上管理だけをラクにしたい飲食店は0円のまま運用できますが、ホールの注文業務まで効率化したいなら月額の固定費が乗る、という構図です。

なお飲食店向けには、Airレジ オーダーを新しく申し込んだ店舗に、Airレジでも使える機器セットを無償で提供する特典が用意されています。

数に限りがあり内容も変わることがあるので、対象になりそうな場合は導入相談で最新の条件を聞くのが確実です。

エアレジは通信が止まると現金会計を続けられてカード決済とレジ精算は復旧待ちになる

クラウド型のレジで一番怖いのが、営業中に通信が落ちる場面です。

エアレジにはオフラインモードがあり、インターネットやWi-Fiにつながっていない状態でも注文入力と会計は行えます。

ただし、できることとできないことがはっきり分かれています。

スクロールできます
通信が
止まったとき
できることできないこと
会計注文入力と会計
現金と店舗独自の支払い方法
Airペイ・Airペイ QR
Squareなど決済アプリでの決済
レシートレシート・領収書の印刷
※事前にプリンターを接続している場合
売上報告レシートの印刷
締め作業入出金の登録
レジ締め前伝票の表示
レジ点検・精算
取引履歴の表示
伝票の削除・訂正
顧客顧客の検索と会計への紐付け
ログインアプリへのログイン
※事前にオンラインでログインが必要

この表でとくに効いてくるのが、いちばん下の行です。

オフラインモードではアプリにログインできないので、通信が落ちてからログアウトしてしまうと、復旧するまで会計そのものができなくなります。

営業前にオンラインの状態でログインしておくことが、そのまま備えになります。

そしてもうひとつ、見落とされやすい仕組みがあります。

オフラインで会計したデータは端末のアプリ内に「未送信データ」として一時保存されるだけで、そのままでは売上に反映されません。

インターネットにつなぎ直したあと、未送信データを自分でサーバーに送信する操作が要ります。

送信のタイミングにも決まりがあります。

  • 未送信データは、会計した当日中(営業日の変更時刻前)に送信する
  • 営業日の変更時刻を過ぎてから送ると、日別売上と取引履歴の金額に差が出る
  • 数日分をまとめて送ると、すべて同じ日時(送信した日時)の売上として計上される

通信トラブルのあとに未送信データを放置すると、売上の数字が合わなくなる、というのが実際に起きることです。

接続する回線にも条件があります。

公共のWi-Fiや、速度制限のある4Gなどのキャリア通信、ポケットWi-Fiでは利用できない場合があると案内されています。

屋外イベントや移動販売で、その場のフリーWi-Fiだけを頼りにする運用は避けたほうが安全です。

ここまでを踏まえると、通信が不安定な立地でカード決済を主力にしているお店ほど、影響が大きくなります。

逆に、現金中心の小さなお店なら、通信が落ちてもその場の会計は止まらず、あとで未送信データを送るだけで運用が回ります。

エアレジにつなげる周辺機器はメーカーと機種が決まっている

すでにレジ用のプリンターやドロアを持っている場合、そのまま流用できるとは限りません。

公式サイトでは、手持ちの周辺機器がエアレジに対応しているかどうかを、対応プリンター一覧と対応ドロア一覧で確かめるよう案内されています。

バーコードリーダーも、エアレジと直接つなげる機種が決まっています。

公式のFAQで接続方法が案内されているのは、Socket Mobile社のバーコードリーダーです。

手持ちの機器が対象外だった場合、その分の買い替え費用が導入総額に上乗せされます。

  • いま使っているレシートプリンターの型番を控えて、対応プリンター一覧と照らす
  • キャッシュドロアは、つなぐプリンター側との組み合わせも一緒に見ておく
  • バーコードで会計するなら、リーダーが直接つなげる機種かどうかを先に確かめる

特殊な機器を長く使い続けたい店舗ほど、この工程で引っかかりやすくなります。

型番の照らし合わせは自分でもできますが、機器の組み合わせまで含めて聞きたいときは、オンラインの導入相談で店舗の状況を伝えると早く片づきます。

自分の店舗に必要な機器構成をオンライン導入相談で聞いてみる

エアレジのメリットが活きる店舗とデメリットが響く店舗

エアレジが向いている小規模店舗のレジ周りと向いていない多店舗運営のバックヤードの対比

ここまでの費用・端末・決済・通信の条件は、お店の規模と運用によって重さがまるで変わります。

自分のお店がどの側に立つのかは、次の条件と照らすとはっきりします。

エアレジが合うのは対応端末があり固定費を抑えたい小規模店舗

0円の設計がそのまま利益に効くのは、レジにかけられる予算が限られているお店です。

次の条件に多く当てはまるほど、エアレジの良い面が大きく出ます。

  • 動作確認済みのiPadまたはiPhoneをすでに持っている
  • 毎月の固定費を増やさずにPOSレジを入れたい
  • レジ1台から2台程度の小規模な店舗で始めたい
  • 自社仕様に合わせた細かいカスタマイズを求めていない
  • キャッシュレスもAirペイでまとめて揃えたい
  • 売上・商品・在庫の基本的な管理ができれば足りる

これまでノートやExcelで売上をつけてきた店舗は、0円のまま集計作業がなくなるので、変化がそのまま時間の余裕になります。

開業準備中のお店にも向いています。

アカウント登録はWebから完結するので、レジの契約を待たずに商品登録から進められます。

移動販売やキッチンカー、催事のような業態も相性がいいほうです。

手持ちのiPhoneがそのままレジになり、必要ならモバイル型のプリンターを26,800円(税込)から足すだけで形になります。

エアレジが合わないのはAndroid統一と高度な在庫管理を求める店舗

逆に、次の条件に当てはまるお店は、無理に合わせると運用がきつくなります。

スクロールできます
当てはまる条件実際に困ること
店舗の端末をAndroidで統一しているアプリが動かないため
レジの台数分だけApple端末を買い足す
倉庫と店舗をまたぐ在庫の移動や
細かい発注管理をしたい
会計と連動する在庫管理はあるが
仕入れ・移動まで含めた運用は別のしくみが要る
本部で権限を細かく分けて
多店舗を統制したい
本部システムとの連携はあるが
権限設計の自由度を前提にすると物足りない
いま使っている特殊な周辺機器を
使い続けたい
対応機種の一覧から外れていると
機器ごと入れ替えになる
通信環境が不安定な場所で
常時運用したい
カード決済とレジ精算が止まり
未送信データの送信作業も毎回発生する
Airシリーズ以外の
特定システムとの連携が必須
連携先はAir系と会計ソフトが中心で
個別のシステムは対象を確かめる必要がある

とくに引っかかりやすいのが、在庫管理の深さです。

公式サイトで案内されているのは「会計と連動する在庫管理」なので、売れた分が減っていく形の管理にはしっかり対応しています。

一方で、複数拠点をまたいだ在庫の付け替えや、発注から入荷までを一気通貫で回したい規模になると、専用の在庫システムを別に持つ判断になりやすいです。

サポート面も見ておきたいところです。

電話・チャット・メールのサポートは0円で使えますが、利用者からは混み合う時間帯につながりにくいことがあると言われています。

営業中のトラブルにその場で人が駆けつける体制を求めるなら、訪問サポートを含むPOSレジのほうが期待に合います。

他のPOSレジも並べたほうがよいのは本部管理と特殊機器を使い続けたい場合

「合わない」とまでは言えないけれど、他社と見比べてから決めたほうがいいケースもあります。

判断が分かれるのは、次のような場面です。

  • 3店舗以上を本部でまとめて見ていて、店舗ごとの権限や価格改定の運用が複雑になっている
  • すでに導入済みの周辺機器やハンディが対応一覧に入っておらず、入れ替え費用が大きくなる
  • 補助金の枠を使ってレジ周りをまとめて刷新したい
  • 飲食店でハンディとモバイルオーダーが前提になり、月額の固定費が他社と近づく

4つ目は見落とされがちです。

レジ機能だけならエアレジは0円ですが、ハンディやモバイルオーダーまで使うと月額13,200円(税込)からの固定費が乗るので、有料のPOSレジと総額が並ぶ場面が出てきます。

その段階まで来たら、レジ単体の値段ではなく「注文から会計、分析までを合わせた月額の合計」で比べるほうが、判断を誤りません。

エアレジの申し込み前に答えを出しておきたい7つの問い

エアレジを導入する前に店舗の条件を確かめるチェックシートと記入する店主の手元

ここまでの内容を、Yes・Noで答えられる形にしておきます。

  • レジに使えるiPadまたはiPhoneがあり、動作確認済みの機種に入っている
  • 店舗にインターネット回線があり、なければ月々の通信費を見込んでいる
  • レシートプリンターとキャッシュドロアにかかる金額を見積もった
  • 手持ちの周辺機器が対応一覧に載っているかを照らし合わせた
  • カード決済を受けるなら、決済手数料と入金回数を把握した
  • ハンディやモバイルオーダーが必要かどうかを決めた
  • 開店日までに商品登録と初期設定をする時間を取ってある

7つすべてがYesなら、そのまま無料アカウント登録に進んで問題ありません。

5つから6つがYesなら、残りを埋めてから申し込むと、あとから追加費用に驚かずに済みます。

Yesが4つ以下、とくに1つ目と4つ目がNoなら、他のPOSレジも並べて総額で比べる段階です。

よくある質問

Airペイを申し込まずにエアレジだけ使えますか?

Airペイの利用は必須ではありません。

現金と店舗独自の支払い方法だけでレジを運用する使い方もできます。

あとからキャッシュレスが必要になったタイミングで、Airペイを申し込んで連携させる進め方も可能です。

エアレジの利用をやめるときに費用はかかりますか?

Airレジ アプリは月額費用がかからないので、使うのをやめても毎月の固定費は残りません。

ただしAirペイやAirレジ オーダーなどの有料サービスを一緒に申し込んでいる場合は、それぞれ別に解約の手続きが必要です。

アプリ単体の利用終了にかかる費用については、念のためヘルプデスクに確かめておくと確実です。

1つのアカウントで複数の店舗を管理できますか?

1つのAirIDで複数の店舗を管理する使い方は公式サイトで案内されています。

複数店舗のデータをまとめて見られるので、2店舗目を出すときにアカウントを分ける必要はありません。

別々の法人で運営している店舗も1つにまとめられるかは条件があるので、その場合は申し込む前にヘルプデスクに聞いておくのが確実です。

エアレジの導入に補助金は使えますか?

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)は、その年度に登録されたITツールが対象になる制度です。

登録の状況は年度ごとに変わるため、補助金を前提に考えている場合は、補助金の公式サイトで対象ツールの一覧を開き、Airレジやオプションサービスが載っているかを直接確かめるのが確実です。

なおAirレジ アプリ自体は0円なので、補助の対象になるのは有料のオプションや周辺機器のほうという整理になります。

使い方で困ったときの問い合わせ先はどこですか?

Airレジの操作や機能については、電話・チャット・メールで問い合わせできます。

導入前の相談はオンラインのほか、ビックカメラなどにあるサービスカウンターの店頭でも受けられます。

気をつけたいのは、Airレジ・Airペイ・iPadなどの端末・周辺機器で窓口が分かれている点です。

どこに聞けばよいか迷ったときは、まずAirレジの窓口に状況を伝えると案内してもらえます。

現金しか扱わない店舗でも導入する意味はありますか?

現金だけの店舗でも効果は出ます。

会計するだけで売上・客数・商品別の数字が自動でたまるので、閉店後に電卓で集計する作業がなくなります。

カード決済を受けない分、決済手数料もかからず、費用はiPadと周辺機器だけで済みます。

むしろキャッシュレスを使わない店舗のほうが、0円の範囲だけで運用が完結しやすい形です。

まとめ:エアレジのメリットとデメリットは費用の内訳と対応端末で判断が分かれる

0円なのはレジのアプリだけで、判断を分けるのは対応するiPadやiPhoneを持っているかどうかです。

判断ポイントを整理すると、こうなります。

  • アプリ利用料・月額費用・サポート費用は0円で、機能の利用制限もない
  • iPadと周辺機器を一式揃えると129,120円(税込)から、手持ちの端末があれば0円
  • 動くのはiPad(第7世代)以降とiPhone XS以降で、Androidと古い機種は対象外
  • カード決済はAirペイの別契約になり、審査と0.99〜3.24%の決済手数料がかかる
  • 通信が止まっても現金の会計は続くが、カード決済とレジ精算は復旧待ちになる
  • 飲食店のハンディやモバイルオーダーは、月額13,200円(税込)からの別サービス

この条件で、お店は3つに分かれます。

スクロールできます
お店の状況次の一歩
対応端末があり
固定費を増やさず
レジを入れたい小規模店舗
そのまま無料アカウント登録に進める
端末や周辺機器、決済手数料に
確かめたい点が残っている
導入相談で
自分の店舗の総額を出してから決める
Android統一・高度な在庫管理
本部での権限管理が前提
他のPOSレジも並べて総額で比べる

1つ目に当てはまるお店にとって、エアレジは費用の面でかなり有利な選択肢です。

アカウント登録はWebからメールアドレスと店舗情報を入力するだけで、レジ機能・売上分析・在庫管理・サポートまでが0円のまま使えます。

7つの問いにYesが並んだなら、あとは手元の端末にアプリを入れて商品を登録するところから始められます。

条件が合っていたらエアレジに無料でアカウント登録する