エアレジをお店に入れたいけれど
IT導入補助金って、使えるのかな
そこが気になりますよね。
調べてわかったのは、答えがきれいに2つに分かれるということでした。
0円で使えるエアレジ本体そのものは、補助金の対象になりません。
いっぽうで、Airレジ オーダーやAirシフトのような有料のオプションは、補助の対象になります。
そして、ここがいちばん大事なところです。
補助金が使えなくても、エアレジは手持ちのiPadかiPhoneがあれば0円で使いはじめられます。
会計や売上分析といった基本の機能から導入前後のサポートまですべて0円で、初期費用も月額費用もかかりません。
キャッシュレス決済に必要なカードリーダーも、Airペイの0円スタートプログラムを使えば通常20,167円(税込)が0円になります。
補助金は交付が決まるまで待ったうえに後払いですが、この0円は申し込みの流れでそのまま手に入ります。
0円で始めるやり方は、大きく3つです。
- 手持ちのiPadかiPhoneをレジ端末にして、ソフト代を0円にする
- Airペイの0円スタートプログラムで、カードリーダー代を0円にする
- Airレジ オーダーの新規申込み特典で、iPadやプリンターの機器セットまで0円にする
どちらの道を選ぶかは、お店の事情でかんたんに分かれます。
- とにかく早く、安くレジを動かしたい人
→ 0円のエアレジをそのまま使うのがいちばん早い - 飲食店でオーダーシステムまで入れたい人
→ 有料のAirレジ オーダーなら補助金を狙える - レジのソフト代そのものを補助してほしい人
→ 有料プランのあるPOSレジも選択肢になる
カードリーダー代が0円になる条件も、公式サイトなら数分で確かめられます。
0円で使える範囲とカードリーダーの条件をエアレジ公式サイトで確かめる
- エアレジ本体が補助の対象にならない理由と、その公式の根拠
- iPadやレシートプリンターだけを補助金で買えない仕組み
- Airレジ オーダーやAirシフトなど、補助の対象になる有料オプション
- 自分が使うツールが対象かを自分で確かめる4ステップ
- 2026年に名前が変わった制度の、いまの枠と補助率
- 補助金を待つ道と0円で始める道、どちらが早くて確実か
- 最小構成なら実費いくらでレジが動きだすか
エアレジにIT導入補助金が使えない理由と有料オプションで対象になる境界線

エアレジ本体が対象外になるのは0円で費用が発生しないから
IT導入補助金は、ITツールを入れるのにかかったお金の一部を国が負担してくれる制度です。
補助の計算に乗るのは、実際に支払いが発生した費用だけです。
ここでエアレジの料金を見ると、答えがはっきりします。
エアレジはレジ機能を含むすべての機能を0円で使えて、初期費用も月額費用も導入前後のサポート費用もかかりません。
追加費用も一切ないと公式に明記されています。
つまり、補助金で半分に割ってもらうはずの金額が、はじめから存在しません。
半額クーポンを持っていっても、値札が0円のものは値引きできないのと同じ理屈です。
これはエアレジが制度から外されているという話ではありません。
補助金の力を借りる前の段階で、すでにいちばん安い状態にあるということです。
無料で使えるITツールはエアレジにかぎらずすべて同じ扱いになるので、ここは制度の性格として受け止めて大丈夫です。
iPadやレシートプリンターだけを補助金で買えない仕組み
次に浮かぶのが、機器だけでも補助してもらえないのかという疑問です。
これについては、公式サイトに一行で答えが書かれています。
ハードウェアのみの申請は不可である。あわせて、ハードウェアを補助対象として申請する場合は、そのハードウェアがソフトウェアの使用に資するものであること。
言いかえると、補助の対象になるソフトが土台にあって、その上に乗る機器だから機器も見てもらえるという順番です。
エアレジ本体は0円なので、この土台が立ちません。
土台がないところに機器だけを申請することはできないので、エアレジのために買ったiPadやレシートプリンターも対象にならないという結論になります。
「iPadは他のことにも使えるから対象外」という説明を目にすることもありますが、制度の文面に沿って言えば理由はもっとシンプルです。
組み合わせるソフトが有料であれば、機器はきちんと対象の枠を持っています。
実際にインボイス枠では、レジまわりの機器がここまで見てもらえます。
| 補助の対象 | 補助の上限 | 補助率 |
|---|---|---|
| ソフトウェア | 50万円以下 | 3/4以内 (小規模事業者は4/5以内) |
| ソフトウェア | 50万円超〜350万円以下 | 50万円超の部分は2/3以内 |
| PC・タブレット等 | 10万円以下 | 1/2以内 |
| レジ・券売機等 | 20万円以下 | 1/2以内 |
タブレットは10万円まで、レジや券売機は20万円までで、どちらも半分までという枠です。
ハードウェアとして挙げられているのは、PC・タブレット・プリンター・スキャナー・複合機、それにPOSレジやモバイルPOSレジ、券売機です。
レシートプリンターもモバイルPOSレジも、名前としてはちゃんと並んでいます。
足りないのは機器の種類ではなく、いっしょに申請する有料のソフトだけです。
自動つり銭機のことも気になりますよね。
自動つり銭機はレジまわりの機器なので、有料のソフトとセットで申請するなら機器の枠に乗せられます。
ただし単体で買うだけなら、レシートプリンターと同じ理由で対象になりません。
お店の省人化を目的に自動つり銭機を入れたい場合は、レジのソフトを軸にする補助金よりも、設備の省力化を支援する別の制度のほうが向いていることもあります。
どの制度を使うかは目的の置き方で変わるので、エアレジの導入相談で機器の構成を相談しながら決めるのが近道です。
Airレジ オーダーやAirシフトなど有料オプションは補助の対象になる
ここまで来ると、道が見えてきます。
エアレジには有料のオプションサービスがあり、そちらは支払いが発生するので補助の対象になります。
代表的なのが、飲食店の注文業務をデジタル化するAirレジ オーダーと、シフト管理をラクにするAirシフトです。
クラウドで使うサービスの利用料は最大2年分までまとめて補助の対象にできるので、月額のサービスほど効き方が大きくなります。
そして有料のソフトが土台に立てば、さきほどの機器の枠も同時に使えます。
Airレジ オーダーを入れるついでにiPadやプリンターも申請する、という組み立てが成り立つわけです。
対象になるものとならないものを、いちど並べておきます。
| 対象になるか | 費用の発生 | 理由 |
|---|---|---|
| エアレジ本体 | 0円 | 支払いがないので補助する費用がない |
| Airレジ オーダー | 有料 | 利用料が補助の対象経費になる |
| Airシフト | 有料 | 利用料が補助の対象経費になる |
| iPad・タブレット単体 | 有料 | ハードウェアだけの申請ができない |
| 有料ソフトと組むiPad・プリンター | 有料 | ソフトの使用に資する機器として枠がある |
気になる月額ですが、Airレジ オーダーの料金は公式サイトでは公開されていません。
お店の席数やレイアウト、使う機能の組み合わせでプランが変わるため、導入相談で見積もりを出してもらう形になっています。
補助金の話をするなら、この見積もりが出発点です。
ソフトの補助率は50万円以下の部分で3/4以内、小規模事業者なら4/5以内まで上がるので、月額が決まればどこまで軽くなるかもその場で計算できます。
効き方のイメージだけ、先に持っておくと話が早くなります。
仮に月額1万円のサービスを2年分まとめて申請すると、対象になる費用は24万円です。
小規模事業者で4/5まで補助されれば、自分で払うのは19万2千円ではなく4万8千円まで下がります。
月あたりに直すと、1万円が2千円になる計算です。
月額のサービスほど補助が効きやすいのは、この2年分という仕組みがあるからです。
ただし実際の月額はプランで変わるので、この数字はあくまで効き方の目安として置いておいてください。
使いたいツールが対象かどうかを自分で確かめる4ステップ
補助金でいちばん厄介なのは、対象になるツールの一覧が募集の回ごとに入れ替わることです。
去年の情報がそのまま使えるとはかぎらないので、公式で自分の目で見るのがいちばん早くて確実です。
手順は4つだけです。

①公式サイトのITツール検索を開く
補助金のポータルサイトに、登録済みのツールを探す検索窓が用意されています。
ここに載っていないツールは、その回では申請できません。
②入れたいサービス名を打ち込む
Airレジ オーダーのように、入れたいサービスの名前をそのまま入れて探します。
名前が出てきたら、どの申請類型で登録されているかまで見ておくと話が早くなります。
③組む相手になるIT導入支援事業者
補助金の申請は、事業者がひとりでは出せません。
登録されたIT導入支援事業者と組んで出す形になっているので、検索結果に出てくる事業者名を押さえます。
④支援事業者にこの類型で使えるか聞く
最後に、その事業者に「自分の店の規模とこの類型で申請できますか」と聞けば、答えが確定します。
あわせてGビズIDプライムの取得も進めておくと、あとで待ち時間が減ります。
ひとつだけ、まぎらわしい点があります。
中小機構が運営するITツールの情報サイトには、エアレジのページも掲載されています。
名前が載っていることと、補助金の対象になることは別の話です。
掲載を見て使えると思い込まず、申請できる類型があるかどうかまで確認しておくと安心です。
エアレジに補助金が使えるという案内が訂正された例から学べること
この勘違いは、実際に起きています。
ある商工会議所が、エアレジの機器導入費にIT導入補助金が使えるという記事を公開したあと、その案内を取り下げてお詫びを出したことがありました。
リクルート社に確認した結果、Airレジ スターターパックは補助の対象にならないとわかったためです。
公的な支援機関でも、こうした行き違いは起きます。
だからこそ、順番を守ることが自分を守ります。
- 交付決定の通知が届く前に、契約も発注も支払いもしない
- 採択の連絡だけでは動かず、交付決定日を書面で確かめる
- 「使えます」と言われたら、どの類型でどのツール番号かまで聞く
交付が決まる前に契約や支払いをしてしまうと、その費用は補助の対象から外れます。
お店の準備は待ってくれないので、ここがいちばん気を張るところです。
その意味では、0円のエアレジでレジだけ先に動かしておくという進め方が、いちばん事故が起きません。
本体は無料なので、補助金の審査を待っている間に契約してしまう心配がそもそもありません。
2026年から名前が変わった制度のいまの枠と補助率
制度そのものも動いています。
2026年度から、これまでのIT導入補助金はデジタル化・AI導入補助金という名前に変わりました。
正式には中小企業デジタル化・AI導入支援事業と呼ばれ、独立行政法人中小企業基盤整備機構が実施しています。
事務局の業務はTOPPAN株式会社が運営しています。
名前が変わっただけで骨組みはそのままなので、IT導入補助金として調べた知識はほとんどそのまま通じます。
いま用意されている申請の枠は5つです。
- 通常枠
- インボイス枠(インボイス対応類型)
- インボイス枠(電子取引類型)
- セキュリティ対策推進枠
- 複数者連携デジタル化・AI導入枠
レジまわりで使うのは、ほぼインボイス枠のインボイス対応類型です。
この枠は会計・受発注・決済のどれかの機能を持つソフトが対象で、50万円までなら1機能以上、50万円を超える部分は2機能以上が条件になります。
補助の下限が置かれていないので、金額の小さい導入でも申請できます。
対象になる費用は、ソフトウェア購入費・クラウド利用費・ハードウェア関連費・導入関連費です。
クラウド利用費は最大2年分まで見てもらえます。
小規模事業者なら、ソフトの50万円以下の部分は4/5以内まで補助されるのがこの枠の強みです。
使えるのは中小企業と小規模事業者で、個人事業主もここに含まれます。
飲食店や小売店、美容室のような業種でも問題なく対象になります。
申請にはGビズIDプライムが必要で、登録されたIT導入支援事業者との共同申請になります。
GビズIDは印鑑証明書を用意して申し込む公的なアカウントで、手元に届くまで2週間から3週間ほどかかります。
補助金を使うつもりなら、いちばん先に取りかかっておくと待ち時間を短くできます。
締切は年に何度か設けられているので、間に合わなくても次の回を狙えます。
国がスマートレジへの切り替えを後押ししている
ここでひとつ、心強い話があります。
補助金の公式サイトには、スマートレジ導入支援という専用のページが置かれています。
そこでのスマートレジの説明が、そのままエアレジのことを指しています。
スマートレジ(システム)とは、タブレットやスマートフォン等の汎用機器をレジ端末として利用する「モバイルPOSレジ」等を指します。
iPadやiPhoneをレジにするエアレジは、この説明にぴったり当てはまります。
国は昔ながらのガチャレジやメカレジからスマートレジへの切り替えを勧めていて、小規模事業者なら最大4/5の補助、ハードウェアも対象という条件を打ち出しています。
つまり、タブレットのレジが軽く見られているわけではまったくないということです。
エアレジに補助金が使えないのは方式が古いからではなく、ただ0円だからです。
公式が挙げている導入例では、和歌山県和歌山市の杏亭グループがスマートレジで会計ミスを9割減らし、客単価を2割上げています。
レジを変えることで、売上の見え方と現場の負担が同時に変わるという話です。
その効果を、補助金を待たずに0円で取りにいけるのがエアレジの立ち位置になります。
Airレジ オーダーの月額とプランは、導入相談なら席数を伝えるだけで出てきます。
エアレジ公式サイトの導入相談で、有料オプションの費用と補助金の使い方
エアレジはIT導入補助金なしでも0円から始められる!費用を抑える具体的な方法

手持ちのiPadかiPhoneがあればレジのソフト代は0円
エアレジを動かすのに必要なものは、たった2つです。
iPadかiPhone、そしてインターネットの環境だけです。
専用のレジ端末を買う必要がないので、バックヤードで眠っているiPadがそのままレジになります。
iPhoneでも使えるので、まずは自分のスマホで試してから機器をそろえるという順番も取れます。
0円で使える範囲は、想像よりずっと広いです。
- 注文入力と会計
- 点検・精算(レジ締め)
- 商品登録・販売設定・割引設定
- 売上管理と分析
- 在庫管理・棚卸
- 顧客管理・店舗管理
- 導入前後のサポート
ここまで全部が0円で、追加費用も一切ありません。
クラウド会計ソフトとつなげば売上データが自動で流れるので、確定申告前の入力作業もそのぶん軽くなります。
「無料だから機能が足りないのでは」
と身構えなくて大丈夫です。
エアレジはPOSレジアプリの利用率No.1で、グッドデザイン賞も受けています。
利用率の調査はリクルートが2026年1月に1,037人へ聞いたもので、レジの導入を決める立場の人が対象になっています。
いちばん多くのお店が選んでいるレジを、0円で使えるという理解でちょうどよいです。
Airペイの0円スタートプログラムでカードリーダー代も0円
次に費用がかかりそうなのが、キャッシュレス決済の端末です。
Airペイのカードリーダーは通常20,167円(税込)ですが、0円スタートプログラムを使うと0円になります。
条件は2つだけです。
- Airペイを新しく申し込むこと(過去に申し込んだ再申込みは原則として対象外)
- 申込月の6か月後の月末までに審査を通過すること
対象になるのはカードリーダー1台です。
審査は通常3日ほどで終わるので、6か月という期限はかなり余裕があります。
端末代のほかに、初期費用も月額固定費も振込手数料も0円です。
お金がかかるのは、使ったぶんの決済手数料だけという形になります。
その手数料は0.99%から3.24%で、対応する決済ブランドは92種類あります。
決済の種類ごとの目安も押さえておくと、原価の見通しが立てやすくなります。
クレジットカードと電子マネーは3.24%、SuicaやPASMOのような交通系電子マネーは2.95%です。
QRコード決済のCOIN+なら0.99%まで下がるので、常連さんの多いお店ほど効いてきます。
お店の規模や業種で率が変わらないのも、小さなお店にとってはありがたいところです。
クレジットカードから交通系電子マネー、QRコード決済まで1台でさばけるので、お客様に「これ使えますか」と聞かれて困る場面が減ります。
月々の負担をもう一段下げたいなら、決済手数料ディスカウントプログラムという仕組みもあります。
適用の条件を満たすと、クレジットカードの手数料が3.24%から2.48%まで下がります。
月100万円をカード決済で受けているお店なら、単純計算で月に7,600円ほど手元に残る計算です。
補助金は一度きりですが、こちらは使い続けるあいだずっと効きます。
急いでいる場合の逃げ道も用意されています。
Airペイ タッチなら、手持ちのiPhoneだけで最短15分でタッチ決済を受けられるようになります。
カードリーダーの到着を待つ必要がないので、開店日が迫っているときに助かります。
Airレジ オーダーの新規申込み特典なら機器セットまで無償
飲食店なら、機器代がまるごと消える道もあります。
Airレジ オーダーの新規申込み特典です。
導入に必要な機器セットが無償で提供され、対象プランの初年度の月額費用も0円になります。
公式が挙げている機器セットの中身は、こちらです。
- iPad 1台
- iPhone 16e 1台
- キャッシュドロア
- レジ用プリンター
この4点は、エアレジのレジまわりとしてもそのまま使えます。
補助金でタブレットを申請したときの上限が10万円で補助率が1/2だったことを思い出すと、話の大きさがつかめます。
補助金なら半分の負担が残るところを、特典なら機器代そのものがなくなります。
席数の条件は公開されていないので、小さなお店でも門前払いにはなりません。
もらえる機器の台数はお店の状況に応じて決まる形です。
効果のほうも数字で出ています。
お客様が席のスマホから注文するモバイルオーダー店内版を入れた飲食店では、客単価が約110%に増えたという集計があります。
スタッフを呼ばずに追加注文できるので、頼みたかった一杯が実際の注文になるという理屈です。
ホールの人手を1人分減らせた場合の人件費は、月あたり約24万円という試算も公表されています。
ここでひとつ、正直にお伝えしておきたいことがあります。
初年度の月額が0円になると、その1年は支払いが発生しません。
補助金は支払った費用に対して出るものなので、0円の期間は補助の対象経費にならないという関係になります。
特典と補助金を両方まるごと取ろうとすると、かみ合わない部分が出てくるわけです。
欲張るより、どちらが自分のお店にとって得なのかを見積もりの数字で決めるほうが早く着地します。
補助金を待つ道と0円で始める道はどちらが早くて確実か
この2つの道は、金額だけで比べると本当のところが見えません。
お金が動くタイミングと、確実さも並べて比べる必要があります。
| 比べる点 | 補助金を使う道 | 0円で始める道 |
|---|---|---|
| レジのソフト代 | 有料プランが必要 | 0円 |
| 機器代 | タブレットは10万円まで1/2 レジは20万円まで1/2 | カードリーダーは0円 飲食店なら機器セットも無償 |
| お金が動く順番 | 先に全額払って後から戻る | そもそも払わない |
| 始まるまでの期間 | GビズIDに2〜3週間 そこから申請と交付決定を待つ | 審査は通常3日 タッチ決済なら最短15分 |
| 確実さ | 採択されないこともある | 審査を通れば確定 |
| 手続き | 共同申請と実績報告が必要 | 申込みだけ |
数字で見ると差がはっきりします。
たとえば40万円のレジ機器をそろえて補助金を使った場合、戻ってくるのは上限の20万円までです。
手元からはいったん40万円が出ていき、20万円が戻るのは実績報告が通ったあとになります。
この「あとになります」が、想像よりずっと長いのが補助金のいちばんの癖です。
時間の流れを追うと、こうなります。
GビズIDプライムの取得に2週間から3週間、そこから支援事業者と申請書をつくって募集の締切に出します。
締切から交付決定までは、おおむね1か月半ほど見ておく形です。
契約と支払いができるのはここからで、事業が終わったら実績報告を出します。
その審査が通ってから振り込まれるので、お金が戻るのは申し込みから半年以上あとになることも珍しくありません。
そのあいだ、40万円は自分の手元から消えたままです。
開業のタイミングで運転資金が半年ぶん薄くなるのは、正直しんどいところです。
いっぽうエアレジとAirペイなら、レジのソフト代とカードリーダー代が最初から0円です。
飲食店で機器セットの特典まで使えれば、レジまわりの出費がほぼ立ち上がりません。
戻ってくるのを待つ20万円より、はじめから出ていかない20万円のほうが資金繰りには効きます。
開業前や開業直後は、手元の現金がいちばん大事な時期です。
そこを踏まえると、順序はこう組むのがきれいです。
- まず0円のエアレジとAirペイでレジを動かし、お店を開ける状態をつくる
- そのうえで有料オプションを入れたくなったら、そのときに補助金を検討する
- 補助金の審査結果に開店日を左右されない形にしておく
この順番なら、交付決定を待たずに契約してしまう事故も起きません。
最小構成なら実費いくらからレジが動きだすか
実際にいくら用意すればいいのか、公式の価格で並べておきます。
| そろえるもの | 実費 | いる場面 |
|---|---|---|
| エアレジ本体 | 0円 | すべてのお店 |
| iPadまたはiPhone | 手持ちなら0円 | すべてのお店 |
| Airペイのカードリーダー | 0円 (0円スタートプログラム) | キャッシュレスを受けるお店 |
| モバイルプリンター | 26,800円(税込)から | 紙のレシートを出すお店 |
| 据置型レシートプリンター | 45,300円(税込)から | レジ台が決まっているお店 |
| キャッシュドロア | 9,020円(税込)から | 現金を扱うお店 |
手持ちのiPadで会計だけ始めるなら、実費は0円です。
カードも受けたい場合も、0円スタートプログラムがあるので0円のままです。
現金とレシートまで一式そろえるなら、モバイルプリンターとキャッシュドロアで35,820円からという計算になります。
据置型のプリンターを選ぶと54,320円からです。
レジ1台を入れる費用としては、かなり軽いほうです。
レシートを紙で出さない運用にすれば、プリンター代はまるごと省けます。
現金を扱わないお店なら、キャッシュドロアもいりません。
お店のやり方に合わせて、いる機器だけ足していける形です。
機器選びで迷ったら、ビックカメラなどの店頭にあるサービスカウンターで実機を触りながら相談できます。
その場で機器を買って帰ることもできるので、開店準備をまとめて進めたいときに便利です。

それでも補助金を活用したい場合はスマレジという選択肢もある
レジのソフト代そのものを補助してほしい、という考え方もあります。
その場合は、有料プランを持つPOSレジを選ぶことになります。
月額の利用料が発生すれば、そこが補助の対象経費になり、あわせて機器の枠も使えるからです。
候補としてよく挙がるのがスマレジで、無料プランのほかに有料プランが用意されています。
補助の対象になるかどうかは募集の回と登録の内容で変わるので、資料を取り寄せて今の条件を確かめるのが確実です。
判断の軸は、月額を払う前提で長く使うかどうかです。
補助は最大2年分までなので、3年目からは月額がそのまま負担に戻ります。
ソフト代を補助でまかないたいならこちら、手元の現金を減らしたくないならエアレジ、という分かれ方になります。
エアレジとIT導入補助金についてよくある質問
補助金の申請前にAirレジ オーダーを使いはじめても大丈夫ですか
交付決定の通知が届く前に契約や支払いをすると、その費用は補助の対象から外れます。
使いたい気持ちがあっても、ここは交付決定を待つのが確実です。
0円のエアレジ本体だけ先に使いはじめるのは何の問題もないので、レジ業務はそちらで進めておけます。
個人事業主でも申請できますか
できます。
中小企業と小規模事業者を対象にした制度で、個人事業主もここに入ります。
GビズIDプライムの取得と、IT導入支援事業者との共同申請という手順は法人と同じです。
GビズIDは印鑑登録証明書があれば個人事業主でも申し込めます。
補助金が採択されなかったらどうなりますか
交付決定が出ていない段階では契約も支払いもしていないので、お金の損は出ません。
次の募集回に出しなおすこともできます。
エアレジ本体は0円で動かせるため、採択を待つあいだもお店のレジは止まりません。
国の補助金と自治体の補助金は一緒に使えますか
同じ費用に対して両方から受け取ることは原則できません。
対象にする費用が分かれていれば、別々に申請できることもあります。
二重で受け取ると返還を求められるので、申し込む前にそれぞれの窓口で組み合わせ方を確かめておくと安心です。
中古のiPadでもエアレジは使えますか
動作の条件を満たしていれば使えます。
新品である必要はないので、手持ちの端末や中古で買った端末でもレジにできます。
自分の端末が条件に合うかは、公式サイトの対応端末の案内で確かめられます。
まとめ:エアレジはIT導入補助金の対象外でも0円から始めるのが正解
エアレジ本体はIT導入補助金の対象になりませんが、それは0円だからで、補助金を待つよりも早く安く始められます。
要点はこの5つです。
- エアレジ本体が対象外なのは0円で支払いが発生しないから
- ハードウェアだけの申請はできないので、iPadやプリンター単体も対象にならない
- Airレジ オーダーやAirシフトのような有料オプションなら補助の対象になる
- 手持ちのiPadかiPhoneがあれば、レジのソフト代とカードリーダー代は0円
- 現金とレシートまで一式そろえても35,820円から
国もタブレットをレジにするスマートレジへの切り替えを後押ししていて、エアレジはまさにその形です。
いちばん多くのお店が選んでいるレジを0円で始められて、あとから有料オプションで補助金を狙う道も残ります。
補助金が使えないと知ってがっかりした気持ちは、ここで置いていって大丈夫です。
手元のiPadを1台用意すれば、その日のうちにレジは動きます。
手持ちのiPadを1台用意して、エアレジ公式サイトの無料アカウント登録に進む
