「エアペイをレジ2台で同時に使いたい」
「2店舗目にも同じアカウントで入れたい」
複数端末にしたときの費用と手続きが、どうなるのか気になりますよね。
エアペイは同じ店舗でも複数の店舗でも複数端末で使えて、端末を何台に増やしても月額固定費は0円のままです。
月額固定費と振込手数料が0円という料金のかたちは、端末が1台でも5台でも変わりません。
お会計のたびにかかる決済手数料も、どの端末で決済しても同じ料率です。
つまり増えるのは端末そのものの用意だけで、毎月の支払いは増えません。
決済できる場所を増やす方法は、大きく3つあります。
- Airペイ アプリを使うiPadやiPhoneを追加申請して増やす
- Airペイ タッチを使い、カードリーダーなしでiPhoneをそのまま決済端末にする
- Airペイ QR アプリを複数の端末に入れて、コード決済の受付口を増やす
同じ店舗で決済カウンターを増やすなら1番、別の店舗で使うなら店舗ごとの申込みが加わります。
ここでうれしいのが、2番と3番はカードリーダーを買い足さずに決済ポイントを増やせるという点です。
手持ちのiPhoneがあれば、それ自体が2台目のレジになります。
カードリーダー代がかからない申込み条件も公式サイトに載っています。
カードリーダー代がかからない申込み条件をエアペイ公式サイトで確かめる
- 1つのAirIDで使えるiPadとiPhoneの台数と、1回の申請で頼める上限
- 端末追加の申請場所と、手続きにかかる期間の目安
- カードリーダーを買い足さずに決済ポイントを増やす方法
- 同じAirIDに店舗を足す手順と、店舗ごとに必要になる申込み
- 別々に作ったAirIDを後からまとめる方法
- 店舗の切り替えとスタッフの権限設定
エアペイを複数端末で使う仕組みと同時決済の作り方

エアペイは、同じ店舗の中で複数のiPadやiPhoneを決済端末として登録できます。
ただし端末を買ってアプリを入れるだけでは決済できず、事前の申請という一段階が入ります。
この仕組みと、同時に決済したい箇所の数から必要な機材を逆算する考え方を押さえておけば、迷いません。
1つのAirIDで使えるiPadとiPhoneの台数
エアペイでは、初期設定を終えて認証された端末だけがAirペイ アプリで決済できます。
この認証は加盟店側で自由に付け外しできるものではなく、リクルートへの依頼で登録されます。
そのうえで、台数についてはこう決まっています。
1回の依頼で追加できるのは10台まで、11台以上を希望するときはヘルプデスクへ問い合わせる
つまり「合計で何台まで」という上限は公式に示されておらず、区切られているのは1回の依頼で受け付けられる台数です。
10台を超える規模でも、依頼を分けるか問い合わせれば道が用意されています。
小さなカフェで2台、フロアが分かれた飲食店で4台といった現実的な台数なら、まず足りなくなることはありません。
使える端末の種類は、アプリごとに違います。
| アプリ | iPad | iPhone | Android |
|---|---|---|---|
| Airペイ | 使える | 使える | 対象外 |
| Airペイ タッチ | 使えない | 使える | 対象外 |
| Airペイ QR | 使える | 使える | 対象外 |
Android端末はサポート対象外なので、増やす端末はiPadかiPhoneから選びます。
Wi-Fi環境があれば、セルラー機能のないWi-FiモデルのiPadでも使えます。
同時に決済したい箇所の数から決まる端末とカードリーダーの組み合わせ

クレジットカードを2箇所で同時に受け付けたいときの原則は、とてもシンプルです。
カードリーダー1台に同時接続できるiPadまたはiPhoneは1台だけ
操作する端末とカードリーダーは1対1のペアなので、同時に決済したい箇所の数だけペアを用意します。
1台のカードリーダーを2台の端末で共有して同時に使うことはできません。
ただし、同時でなくてよいなら別の道もあります。
使うたびにカードリーダーとのペアリングをいったん解除し、次の端末とつなぎ直せば、1台のカードリーダーを複数の端末で使い回せます。
朝はカウンターのiPad、夜はスタッフのiPhone、といった時間帯での使い分けならこの方法で足ります。
必要なものを、決済したい箇所の数ごとに並べるとこうなります。
| やりたいこと | iPad・iPhone | カードリーダー | 端末追加の申請 |
|---|---|---|---|
| カード決済を1箇所で受ける | 1台 | 1台 | 不要 |
| カード決済を2箇所で同時に受ける | 2台 | 2台 | 必要 |
| カード決済を時間帯で使い分ける | 2台 | 1台 | 必要 |
| タッチ決済をiPhoneだけで受ける | iPhone1台 | 不要 | 必要 (アプリ内) |
| コード決済を複数箇所で受ける | 必要な台数 | 不要 | 不要 |
2台目のカードリーダーの料金や追加購入の手順は、カードリーダー2台目の記事で詳しくまとめています。
端末を増やしても月額固定費は0円のまま
エアペイの決済用の端末を何台に増やしても、追加の月額利用料はかかりません。
台数に応じて料金プランが上がるという仕組みそのものがないので、増設のたびに毎月の負担を計算し直す必要がありません。
お会計ごとにかかる決済手数料も、1台目と2台目でまったく同じ料率です。
売上金の振込にかかる手数料も、端末の数では変わりません。
端末の数で何が変わって何が変わらないのかを、並べてみます。
| 費用の種類 | 端末1台 | 端末2台 | 端末3台以上 |
|---|---|---|---|
| 月額固定費 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 振込手数料 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 決済手数料 | 同じ料率 | 同じ料率 | 同じ料率 |
| 端末とカードリーダーの用意 | 1組 | 2組 | 台数分 |
増えるのは最初に機材を用意するときの一度きりの負担で、毎月出ていくお金は増えません。
だからこそ、混雑する曜日だけ予備の端末で会計を受けるといった、ゆるやかな増やし方ができます。
使わない月があっても固定費がかからないので、イベント用に1台だけ増やしておく、という持ち方もできます。
iPad・iPhoneを追加するときの申請と2〜3週間という目安

2台目以降の端末でAirペイ アプリを使うには、先に追加の依頼を出しておく必要があります。
依頼の入口は、Airペイ管理画面の「契約情報」画面の上部にある「iPad/iPhoneの追加・変更」です。
この依頼ができるのは、エアペイ契約時のAirIDだけです。
スタッフ用に後から作ったAirIDでログインしていると依頼できないので、契約したときのAirIDでログインし直してくださいね。
手続きの流れはこうなります。
①追加したい端末を用意する
動作環境に載っているiPadまたはiPhoneを先に手元に揃えます。
②管理画面から追加を依頼する
契約情報の画面から、追加したい台数を選んで依頼します。
③手続き完了のメールを待つ
公式では、完了メールが届くまで2〜3週間程度と案内されています。
メールはAirIDに登録したアドレス宛に届くので、連絡の取れるアドレスになっているか先に見ておくと安心です。
④追加した端末で初期設定をする
メールが届いたら、新しい端末にAirペイ アプリを入れて初期設定を終わらせます。
⑤テスト決済をする
お客さまを迎える前に、自分のカードで1回テスト決済をしておくと本番で慌てません。
ここでいちばん大事なのが、③にある2〜3週間という期間です。
2店舗目の開店日やイベントの出店日が決まっているなら、その3週間以上前には依頼を出しておくと、当日に間に合わないという事態を避けられます。
すでに使っている端末を別の端末に入れ替える変更の依頼なら、完了メールは最長でも翌営業日に届きます。
追加と変更で待ち時間がまったく違うので、機種変更のつもりで待っていると計算が狂います。
端末追加の申請がスムーズに通る順番とタイミング
申請そのものは数分で終わりますが、出すタイミングを間違えると受け付けてもらえません。
気をつけたいのは3つです。
- クレジットカードと電子マネーの決済ブランドが審査中のあいだは、追加も変更もできない
- QRコード決済のブランドについては、審査中でも追加や変更ができる
- 端末の変更と初期設定を終えてから、追加の依頼を出す
1つ目は、申し込んだばかりの店舗でよくあるつまずきです。
クレジットカードと電子マネーの審査がすべて終わり、利用開始のメールが届いてから依頼すれば問題ありません。
3つ目は、変更と追加を同時に進めてしまったときに起きます。
変更の依頼中に追加を頼むと、どちらも正しく反映されないことがあるので、1つずつ片づけるのが結局いちばん早い進め方です。
カードリーダーなしで決済ポイントを増やすAirペイ タッチとAirペイ QR
決済できる場所を増やす方法は、カードリーダーを買い足すだけではありません。
手持ちのiPhoneがあるなら、それ自体を決済端末にできます。
Airペイ タッチは、iPhoneのタッチ決済を使って対面のカード決済を受け付けるアプリです。
カードリーダーなどの追加の機器はいりません。
対応しているのはVisa、Mastercard、JCB、American Expressで、クレジットカードやデビットカードのほか、Apple Payなどのデジタルウォレットの支払いも受け付けられます。
エアペイをすでに使っているなら、新しく申し込み直す必要はありません。
複数のiPhoneでAirペイ タッチを使う場合も申請は必要ですが、こちらはアプリの中で完結します。
アプリ左上のメニューから「デバイスの追加・解除」に進み、「台数追加」で必要な台数を選ぶだけです。
1回の申請で最大10台まで追加でき、手続きにかかるのは1〜2週間程度です。
しかもAirペイ タッチは、登録したiPhoneを自分で登録解除できます。
Airペイ アプリの端末登録は加盟店側で解除できないので、ここは大きな違いです。
機種変更でiPhoneを買い替えたときも、古い端末を自分で外して新しい端末を登録できます。
PayPayなどのコード決済を扱うAirペイ QR は、もっと身軽です。
複数のiPadやiPhoneにアプリを入れて、そのまま決済できます。
Airペイ とAirペイ QR は別々のアプリで、動作環境ではどちらも同じiPadとiPhoneに対応しているので、1台の端末に両方を入れて同時に使い分けることもできます。
行列ができた日に、スタッフのiPhoneを臨時の会計係にするといった使い方ができます。
ひとつ知っておきたいのが、履歴の見え方です。
Airペイ QR アプリの決済履歴は端末ごとに保存されるので、その日の全部の決済をまとめて見たいときは店舗管理画面から確認します。
決済の取り消しも、決済したその端末か、店舗管理画面からできます。
複数の端末で受け付けた日は、店舗管理画面を売上の集合場所として使うと数字が合います。
3つの方法を並べると、選びやすくなります。
| 項目 | Airペイ | Airペイ タッチ | Airペイ QR |
|---|---|---|---|
| 使える端末 | iPad・iPhone | iPhoneのみ | iPad・iPhone |
| カードリーダー | 台数分が必要 | 不要 | 不要 |
| 複数端末の申請 | 管理画面から依頼 | アプリ内で申請 | 不要 |
| 1回の申請上限 | 10台 | 10台 | ー |
| 手続きの目安 | 2〜3週間程度 | 1〜2週間程度 | ー |
| 自分で登録解除 | できない | できる | ー |
いちばん早く決済ポイントを増やせるのは、手持ちのiPhoneを使うAirペイ タッチとAirペイ QRです。
カード決済のすべてのブランドと電子マネーまで受けたい場所には、iPadとカードリーダーの組を置く、という分け方が現実的です。
月額固定費は何台に増やしても0円のままなので、まず1組から始めて足りなければ増やす、で間に合います。
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エアペイの複数端末運用を複数店舗へ広げるAirIDの決め方

店舗が増えたときに最初に決めるのが、AirIDをまとめるか分けるかという設計です。
売上をまとめて見たいのか、店舗ごとに完全に切り離したいのかで答えが変わります。
そして、いったん別々に作ってしまっても、後からまとめる道はきちんと用意されています。
同じAirIDに店舗を足す方法と400店舗という上限
1つのAirIDに店舗を足していく機能が「複数店舗管理」です。
管理者権限を持つAirIDでマイページにログインし、「複数店舗管理」の画面から新しい店舗を作成します。
入力するのは店舗名と業種、電話番号、住所といった基本の情報だけです。
登録した店舗名は、受付画面や領収書、番号券などに反映されます。
ここで押さえておきたい前提が3つあります。
- 追加できるのは、すでに運営している店舗と同一の法人の店舗に限られる
- 店舗は最大400店舗まで追加できる
- 一度作成した店舗は削除できない
400店舗という数字は、チェーン展開を考えていても現実的に困る場面はまずない広さです。
いっぽうで、作った店舗を消せないのは覚えておきたいところです。
試しに作ってみる、という使い方は向かないので、店舗名の入力は落ち着いて確認してから作成に進んでくださいね。
店舗追加そのものは数分で終わり、そのあとに、その店舗で使うサービスをそれぞれ追加していきます。
店舗を追加したあとに必要になる店舗ごとのエアペイ申込み
ここが複数店舗でいちばん誤解されやすいところです。
複数店舗管理で店舗を追加しただけでは、その店舗でエアペイの決済はできません。
エアペイは加盟時に申し込んだ店舗でのみ決済できる仕組みなので、決済する店舗を増やすには別途の申込みが必要です。
公式では、店舗名、利用場所、利用口座のいずれかが異なる場合は、その店舗分の申込みと書類提出が必要と案内されています。
同一法人でも、系列店で申込み内容が同じでも、住所が違えば店舗ごとの契約と審査になります。
つまり2店舗目の流れは、店舗を追加して、その店舗でエアペイを申し込み、審査を通す、という3段になります。
ただし申込みに使うAirIDは、1店舗目と同じものを使えます。
事業者としての情報を一から入れ直す手間がないぶん、2店舗目からの申込みは1店舗目より軽く感じるはずです。
2店舗目で使うiPadやiPhoneも、その店舗のぶんとして用意します。
1店舗目で使っているiPadは1店舗目のカードリーダーとペアになっているので、そのまま2店舗目に持っていくかたちにはなりません。
2店舗目の開店日が決まっているなら、店舗の追加とエアペイの申込みを早めに進めておくと、審査と端末の準備が同時に走らせられます。
同じAirIDと別AirIDの向き不向き
複数店舗でエアペイを使うとき、AirIDのかたちは2通りあります。
どちらが正解というものではなく、誰が数字を見るのかで選び分けます。
| 項目 | 同じAirIDにまとめる | 店舗ごとに別のAirID |
|---|---|---|
| ログイン | 1回で全店舗を切り替え | 店舗ごとにログイン |
| 売上の見え方 | 切り替えて横並びで見られる | 完全に分かれる |
| 向いている体制 | オーナーが全店の数字を見る | 店舗の責任者に任せる |
| 管理者権限 | 全管理店舗に及ぶ | その店舗だけ |
| 後からの変更 | 店舗を足していける | 管理店舗の追加でまとめられる |
オーナーが全店の売上や入金をひとつの画面で追いたいなら、同じAirIDにまとめるかたちが早いです。
店舗ごとに独立して採算を見たい、責任者にその店の数字だけを見せたいなら、別のAirIDで分けるかたちが向いています。
迷ったときの目安は、経理を誰がやるかです。
自分ひとりで全店の帳簿を見るならまとめる、店舗ごとに任せるなら分ける、で大きく外しません。
別々に作ったAirIDを後からまとめる管理店舗の追加

「先に別々のAirIDで申し込んでしまった」という場合でも、あきらめる必要はありません。
「管理店舗の追加」を使えば、別のAirIDの店舗グループを自分の店舗グループに合流させられます。
追加が完了すると、管理者は双方の店舗の情報を操作したり見たりできるようになります。
手続きは、追加したい側と追加される側の管理者どうしで進めます。
①依頼する側が承認を依頼する
相手の管理者のAirIDかメールアドレスを入力し、数字4桁の合言葉を決めて依頼を出します。
合言葉は依頼したあとに見返せないので、決めた数字は必ず控えておいてください。
②承認する側が合言葉を入れて承認する
依頼を受けた管理者が、電話や口頭で伝えられた合言葉を入力して内容を確認し、承認します。
③依頼した側が追加を確定する
承認完了のメールが届いたら、複数店舗管理の画面から追加を確定します。
反映までは最大15分ほどで、終わるとAirIDのメールアドレスに完了の連絡が届きます。
気をつけたいのが、それぞれのステップに時間の区切りがあることです。
依頼してから24時間以内に承認されないと自動でキャンセルになり、承認から24時間以内に確定しない場合も同じく取り消されます。
相手とタイミングを合わせられる時間に始めるのがコツです。
もうひとつ、承認の重みも知っておきたいところです。
この依頼が承認されると、追加される側の管理者は取引履歴や振込履歴の閲覧とダウンロード、契約情報の閲覧と変更までできるようになります。
振込口座の金融機関名や口座番号も含まれるので、信頼できる相手とのあいだだけで進める手続きです。
すでに新しい店舗のAirIDを作っていて、既存の店舗グループにまとめて一括管理したい場合は、ヘルプデスクに相談する道も用意されています。
複数店舗の売上を見るときの店舗切り替え
同じAirIDに複数の店舗を登録していると、画面の中で店舗を行き来できます。
Airペイ管理画面とオンライン決済の管理画面では、ログアウトせずに別の店舗へ切り替えられます。
手順は、管理画面の左上にある店舗名をクリックして「店舗切り替え」を選ぶだけです。
この「店舗切り替え」は、切り替えられる店舗があるときだけ表示されます。
いっぽうで、アプリの側は事情が違います。
Airペイ アプリには、店舗を切り替える機能がない
アプリで別の店舗に移りたいときは、一度ログアウトしてから入り直します。
Airペイ QR アプリと店舗管理画面にも切り替えの機能はないので、同じくログアウトしてから再度ログインします。
整理すると、こうなります。
| 画面 | 店舗の切り替え | やり方 |
|---|---|---|
| Airペイ管理画面 | できる | 左上の店舗名から「店舗切り替え」 |
| オンライン決済 管理画面 | できる | ログアウトせずに切り替え |
| Airペイ アプリ | 機能なし | ログアウトして入り直す |
| Airペイ QR アプリ | 機能なし | ログアウトして入り直す |
売上の確認や入金の照合はパソコンの管理画面で、決済そのものは店舗ごとの端末で、と役割を分けておくと切り替えの手間がほとんど発生しません。
スタッフに端末を任せるときのユーザー管理と権限
複数の端末をスタッフに預けるなら、AirIDを人数分そろえておくと運用がすっきりします。
これを扱うのが「ユーザー管理」で、管理者のAirIDから店舗に必要なユーザーを追加したり、権限を付けたりできます。
入口は管理者権限のあるAirIDでログインしたマイページの「ユーザー管理」です。
ここで知っておきたいのが、エアペイ契約時のAirIDだけができることがある、という点です。
- 振込通知など、エアペイから送られる各種メールの受信
- 契約情報にある契約者や代表者氏名など、個人を特定できる情報の閲覧
- 決済方法の追加申込み
この3つは契約時のAirIDに紐づいているので、スタッフ用に作ったAirIDでは扱えません。
逆に言えば、店の根っこにあたる情報とお金の連絡はオーナーの手元に残る、ということです。
スタッフにはお会計に必要な範囲でAirIDを渡し、契約まわりはオーナーが握る、という分け方が自然にできます。
なお、エアペイ契約時のAirIDを後から一般ユーザーに変えることはできません。
複数店舗管理を使っている場合は、権限の広がり方にも気をつけたいところです。
ユーザーを管理者にすると、その店舗だけでなくすべての管理店舗とユーザーを管理できる立場になります。
1店舗の店長さんに管理者を付けたつもりが全店の管理者になってしまう、という取り違えを防げます。
エアレジ連携で複数端末と複数店舗を回すときに揃えるもの
無料のPOSレジであるエアレジと組み合わせると、会計から決済までがひと続きになります。
ただし、連携には条件がひとつあります。
エアレジとエアペイは、同じAirIDでログインしている必要がある
先にエアペイを使い始めているなら、そのAirIDでエアレジにログインすれば連携できます。
先にエアレジを使っていて、エアペイを別のAirIDで申し込んでしまった場合は、エアペイ側のAirIDを利用停止してエアレジと同じAirIDで登録し直すことになります。
この場合はエアペイのヘルプデスクに相談する流れになるので、申し込みの前にAirIDを揃えておくのがいちばん楽です。
複数店舗で使っているときに出やすいのが、ログイン先の食い違いです。
エアレジとエアペイで違う店舗にログインしたまま会計すると、店舗が異なるというエラーが出て会計できません。
複数店舗管理を使っていて、朝いちばんに片方だけ店舗を切り替えたときに起きやすいので、両方のアプリで同じ店舗にログインしているかを見ておくと防げます。
もうひとつ知っておくと得なのが、レシートプリンターの共用です。
対応プリンターの一覧で「Airレジ接続」が〇になっている機種なら、1台でエアレジとエアペイ、Airペイ QR を共通で使えます。
端末を増やしてもプリンターを台数分そろえなくてよいので、カウンターの上も財布も助かります。
よくある質問
振込通知のメールを店舗ごとに別の担当者へ届けられますか
同じAirIDにまとめている場合、振込通知などのメールはエアペイ契約時に申し込んだAirIDのメールアドレスに届きます。
店舗ごとに通知の宛先を分けたいときは、店舗ごとに別のAirIDで申し込む設計にすると希望どおりになります。
閉店した店舗を複数店舗管理から消せますか
一度作成した店舗は削除できない仕様です。
閉店や移転の予定がある場合も店舗の枠は残るので、新しく店舗を作るときは名称の入力を確認してから作成に進むと、後で見分けやすくなります。
2台目にAndroidのタブレットやスマホを使えますか
Android端末はサポート対象外です。
増やす端末はiPadかiPhoneから選びます。
Airペイ タッチだけはiPadでも使えず、iPhone専用になります。
使わなくなったiPadの登録は自分で外せますか
Airペイ アプリに登録した端末は、加盟店側で解除できません。
別の端末に入れ替えたいときは、管理画面から変更の依頼を出します。
Airペイ タッチについては、アプリのメニューにある「デバイスの追加・解除」から自分で登録解除できます。
1台のiPadで画面を分割して、レジと決済を並べて使えますか
Split ViewやSlide Overなどのマルチタスク機能と、iPadの縦向きは動作環境の外になります。
決済用のiPadは横向きの全画面で使い、並行して別の作業をしたい場合はもう1台を追加する形が安全です。
1日に何台までAirペイ タッチの追加を申請できますか
1回の申請で最大10台まで、1日では100台までが上限です。
11台以上を使いたいときは、申請を複数回に分けます。
申請したあとの取り消しはできないので、必要な台数を決めてから進めてください。
まとめ:エアペイは複数端末でも複数店舗でも1つのAirIDから増やせます
エアペイは同じ店舗でも複数の店舗でも複数端末で使えて、端末を何台に増やしても月額固定費は0円のままです。
要点はこの5つです。
- Airペイ アプリの端末追加は1回の依頼で10台まで、完了まで2〜3週間程度
- カード決済を同時に受ける箇所の数だけ、端末とカードリーダーの組が必要
- Airペイ タッチとAirペイ QR なら、カードリーダーなしで決済ポイントを増やせる
- 店舗は同じAirIDに最大400店舗まで追加でき、決済は店舗ごとの申込みが必要
- 別々に作ったAirIDは「管理店舗の追加」で後からまとめられる
増やすときにかかるのは機材の用意と申請の待ち時間だけで、毎月の固定費は増えません。
AirIDの設計を間違えたと思っても、店舗グループは後からまとめられます。
だから最初から完璧な設計を考え込まなくても、まず1店舗目を通してしまって大丈夫です。
1店舗目の審査が終わっていれば、2店舗目も端末追加も、そこから伸ばしていくだけになります。
2店舗目の追加がスムーズになる1店舗目の申込みを、エアペイ公式サイトで済ませておく
