「予約のやりとり、ぜんぶLINEで済ませたい」
「支払いの案内も、そのままLINEで送れたら楽なのに」
お客さまとの連絡がLINE中心のお店だと、こんな気持ちになりますよね。
SquareとLINEの連携は、LINE公式アカウントにリンクを1本貼るだけでできます。
しかも、つなぐこと自体に追加の費用は1円もかかりません。
Squareの予約ページも支払いページも、コピーできるURLの形で手に入るからです。
LINE公式アカウントのリッチメニューは外部のリンクを設定できるので、そのURLをそのまま置けば、お客さまから見た入口ができあがります。
夜23時に届いた「今週って空いてますか」に、朝あわてて返信する時間がまるごとなくなります。
SquareとLINEをつなぐ入口は、大きく4つあります。
- 予約
Square 予約の予約フローURLをリッチメニューに置く - 支払い
Square リンク決済で作った支払いページのURLをトークで送る - 販売
Square オンラインビジネスのネットショップをLINEから開いてもらう - 会計
LINEを見て来店したお客さまを、店頭でカードやQRコード決済で受ける
- サロンや教室など予約が中心のお店
→リッチメニューにSquare 予約のURL - 物販や月謝が中心のお店
→トークにSquare リンク決済のURL - 予約も販売もあるお店
→どちらも同じリッチメニューに並べられる
Squareのアカウント作成も、予約サイトの利用も、月額固定費はかかりません。
- SquareとLINEをつなぐ4つの入口と、それぞれの向き不向き
- リッチメニューにSquare 予約を置くまでの操作順
- LINEのトークで支払いまで終わらせるSquare リンク決済の作り方
- 予約確認とリマインダーが届く仕組み
- LINEで案内した売上の手数料と、入金されるタイミング
Square(スクエア)とLINEの連携はリンクを貼るだけでつながる

SquareとLINEをつなぐ4つの入口
SquareとLINEのつなぎ方は、お店のスタイルによって選べます。
4つの入口を並べると、自分の店にどれが必要かがはっきりします。
| 入口 | LINE側でやること | お客さまができること | 向いているお店 |
|---|---|---|---|
| Square 予約 | リッチメニューにURLを設定 | 24時間いつでも予約 | サロン・教室・整体 |
| Square リンク決済 | トークやメニューにURLを貼る | その場でカード払い | 月謝・受注販売・チケット |
| Square オンラインビジネス | ネットショップのURLを貼る | 商品を選んで購入 | 物販・テイクアウト |
| 店頭のキャッシュレス決済 | 来店のお知らせを配信 | カードやQRコードで支払い | 実店舗のあるお店すべて |
4つとも、Squareのアカウントを1つ持っていれば使えます。
売上も予約もSquare側に集まるので、LINEを増やしても管理する場所は増えません。
まずは予約だけ、から始めても大丈夫です。
LINE公式アカウントのリッチメニューにSquare 予約を置く手順
リッチメニューは、トーク画面の下にいつも表示されるボタンの並びです。
ここに予約のURLを置くと、お客さまはトークを開いた流れのまま予約画面に進めます。
①Square データで予約フローのURLを取り出す
Square データにログインし、「予約」(表示されない場合は「支払い」>「予約」)>「オンライン予約」>「チャネル」の順に進みます。
「予約フローを既存のサイトに追加する」の「はじめる」をクリックし、「URLを入手」に進みます。
店舗が複数ある場合は対象の店舗を選び、予約の種類を選ぶと、貼り付け用のURLが表示されます。
予約サイトそのものをまだ作っていない場合は、同じ「チャネル」画面で「オンライン予約を有効にする」をオンにし、「プレビューと編集」からサイトを作って公開します。
②LINE Official Account Managerでリッチメニューを作る
LINE Official Account Managerを開き、「トークルーム管理」>「リッチメニュー」>「作成」の順に進みます。
メニューの画像は、無料のデザインツールで作ったものでも問題なく使えます。
③アクションで「リンク」を選んでURLを入れる
ボタンごとのアクション設定で「リンク」を選び、①でコピーした予約フローURLを貼り付けます。
この一手間で、LINEとSquare 予約の連携は完成です。
④自分のスマートフォンで動きを見る
公開したら、自分のLINEで友だち追加をして、ボタンから予約画面が開くところまで進んでみてください。
お客さまと同じ順番でさわっておくと、当日の問い合わせがぐっと減ります。

LINEのトークで支払いまで終わるSquare リンク決済
Square リンク決済は、商品名と価格を入力するだけで支払いページを作れる機能です。
できあがったURLをLINEのトークに貼れば、お客さまはその場でカード払いまで進めます。
作成の順番はシンプルです。
- Square データで「支払いと注文」(表示によっては「支払いと請求書」または「支払い」)に進む
- 「リンク決済」から「リンクを作成」を選ぶ
- 「支払いを受け付ける」「商品を販売」「イベントまたはクラスを販売」から用途を選んで続行する
- できたURLをLINEのトークやリッチメニューに貼る
ネットショップを作り込む時間がなくても、売りたいものが1つあればその日から販売できます。
月謝や会費のように毎月同じ金額をもらう場合は、継続課金の形でも受け取れます。
毎月「今月分お願いします」とトークを打つ手間がなくなり、集金の言い出しにくさからも解放されます。
LINEとSquareをつないでも追加費用は0円
Squareは初期費用も月額固定費もかからず、かかるのは決済が発生したときの決済手数料だけです。
LINE公式アカウントも無料のプランから始められます。
つまり、リンクを貼る作業に対して請求されるものは何もありません。
予約が1件も入らなかった月でも、固定の出費が増えない形で置いておけます。
売上が立ったときだけ手数料を払う仕組みなので、はじめの一歩をとても軽くできます。
予約もリンク決済も、Squareのアカウントを作ればその日から手元で試せます。
月額0円でSquareのアカウントを作ってLINEにつないでみる
Square(スクエア)とLINE連携で予約と決済を毎日回すコツ

予約の確認とリマインダーはSMSとメールで自動送信
Square 予約では、予約完了後の確認通知と来店前のリマインダーをSMSまたはメールで自動送信できます。
送信方法やタイミングは、Square データの「予約」>「設定」>「コミュニケーション」>「確認とリマインダー」から決められます。
メッセージの文面も自分の言葉に書き換えられます。
お客さまへの連絡がSMSとメールで完結するので、店側が1件ずつ返信する作業はなくなります。
予約が入ったことは、Square 予約のカレンダーとSquareからの通知でその場でつかめます。
どうしてもLINEのトーク側に決済や予約の情報を流したい場合は、SquareとLINE公式アカウントをつなぐノーコードの自動化ツールが案内されています。
LINEミニアプリの予約システムとSquare 予約の使い分け
LINEの中で予約が完結するミニアプリ型のシステムと、Square 予約は得意なところが違います。
| 見るところ | LINEミニアプリ型 | Square 予約 |
|---|---|---|
| 予約の入口 | LINEの中 | LINE・Googleマップ Instagram・自社サイト |
| 友だち追加 | 必要になることが多い | なしでも予約できる |
| お知らせの届き方 | LINEのトーク | SMSとメール |
| 会計との連動 | 別のレジが必要 | そのままSquareで会計 |
| 月額の固定費 | プランによる | 0円から使える |
リピーターとの距離を縮めたいならミニアプリ型が向いています。
はじめてのお客さまを取りこぼしたくないなら、友だち追加なしで予約できるSquare 予約が働きます。
Square 予約はLINE以外の入口にも同じ予約カレンダーを置けるので、どこから来ても予約はひとつの画面にまとまります。
ダブルブッキングの心配がいちばん減るのは、カレンダーが1つになったときです。
LINEで案内した支払いの手数料と入金のタイミング
気になるのは、実際に手元にいくら残るかですよね。
対面のクレジットカード決済は、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満なら主要ブランドで2.5%です。
QRコード決済の対面手数料は3.25%です。
金額をあてはめると、こうなります。
| 売上 | カード決済2.5%の手数料 | 手元に残る金額 | QRコード決済3.25%の手数料 | 手元に残る金額 |
|---|---|---|---|---|
| 5,000円 | 125円 | 4,875円 | 約162円 | 約4,838円 |
| 10,000円 | 250円 | 9,750円 | 325円 | 9,675円 |
| 30,000円 | 750円 | 29,250円 | 975円 | 29,025円 |
1万円の施術なら、カード決済で手元に残るのは9,750円という計算です。
入金は、三井住友銀行またはみずほ銀行の口座を登録していれば最短翌営業日です。
それ以外の金融機関の口座では、毎週水曜日締めで同じ週の金曜日にまとめて入金されます。
振込手数料は、事業の規模や業種にかかわらずかかりません。
入金を待たずに今日受け取りたいときは、入金額の1.5%の利用手数料で使える即時入金サービスもあります。
仕入れの支払いが先に来る月でも、資金のやりくりに逃げ道があるのは心強いところです。

LINE PayのかわりにSquareで受けられるQRコード決済は7種類
LINE Payは日本国内でのサービスを2025年4月に終えています。
そのぶん、いま使われているQRコード決済はSquareでまとめて受けられます。
Squareが対応しているのは、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、WeChat Pay、Alipay+の7つです。
お店の端末に出したQRコードをお客さまが読み取るだけなので、金額を打ち込んでもらう手間もありません。
QRコード決済を使うには、アカウントの審査が通ったあとにSquare データで申し込みます。
申し込みの審査は通常30日以内に終わるので、LINEで来店を呼びかける前に出しておくと安心です。

よくある質問
友だち追加していないお客さまでも予約できますか
できます。
Square 予約はブラウザで動く予約ページなので、LINEのトーク画面からリンクを開けば、友だち追加をしていない人でもそのまま予約に進めます。
はじめてのお客さまに「まず友だち追加を」とお願いせずに済むので、途中で離脱される場面が減ります。
連携にプログラミングの知識は必要ですか
必要ありません。
やることはSquareでURLをコピーして、LINEのリッチメニューに貼り付けるところまでです。
ホームページに予約フォームを埋め込みたい場合だけHTMLコードを貼る場面がありますが、コードの中身を書き換える必要はありません。
リッチメニューを使わずにLINEから予約してもらう方法はありますか
あります。
友だち追加のあいさつメッセージに予約URLを入れておく方法と、「予約」という言葉に反応して自動でURLを返す応答メッセージを設定する方法です。
どちらもLINE公式アカウントの標準機能なので、画像を用意する時間がない時期でも先に導線だけ作れます。
お客さまの情報はSquare側に残りますか
残ります。
Square 予約から予約が入ると、名前や連絡先が顧客リストにたまっていきます。
来店の履歴と売上が同じ場所につながるので、次回の提案やお礼の連絡がしやすくなります。
スタッフが複数いても、LINEからの予約を振り分けられますか
振り分けられます。
Square 予約はスタッフごとに予約枠を持てるので、お客さまが指名する形で選べます。
店舗が複数ある場合は、予約フローのURLを店舗ごとに取り出して、リッチメニューのボタンを分けておくと迷わせずに済みます。
今使っているLINEのやり方を変えずに始められますか
始められます。
今の配信やトーク対応はそのままで、リッチメニューにボタンを1つ足すだけの形から入れます。
うまくいかなければボタンを外せば元どおりなので、試すこと自体のリスクはほとんどありません。
まとめ:SquareとLINEの連携はリンクを貼るだけで予約も決済もつながる
SquareとLINEの連携は
LINE公式アカウントにリンクを1本貼るだけで完成します。
- 予約はSquare 予約のURLをリッチメニューに置くだけ
- 支払いはSquare リンク決済のURLをトークに貼るだけ
- 予約確認とリマインダーはSMSとメールで自動送信
- つなぐこと自体に追加費用は0円
- 売上は最短翌営業日に入金、振込手数料は無料
友だち追加をしていないお客さまでも予約できるので、はじめての人を取りこぼす心配もありません。
月額の固定費がかからないぶん、合わなければボタンを外して戻せます。
LINEをすでに使っているなら、あとはSquare側のURLを手に入れるところからです。

